モハ1005ーモハ1006ークハ2003 が 好き

大好きな伊豆箱根鉄道を中心に、思い出の電車のことや、「小さな旅」のことなどを書き綴りたいと思っています。

N101系の思い出

2013-01-07 18:28:00 | 西武電車
西武鉄道、N101・301系のさよならイベントから間もなく一箇月となります。

N101系が誕生したのは1979年7月のことでした。
赤電が好きだった私にとっては、その後の501系などを急激に廃車に追い込んでしまったように感じられ、101系の増備には複雑な心境でした。
2回に分けて8両づつ計16両が、東急車輛製造より回送されてきました。特急車以外では初の外注となりました。

1979年7月9日 クモハ281他 小手指車両管理所






そんなN101系は、正面の形状がこれまでの551系以来の細いガラス押さえから太い柱となり、どこと無く501系の姿を感じたのは私だけでしょうか?

当時、池袋⇔西武秩父間を朝晩直通運転され、夕方ラッシュ時間帯には小手指で2両を切り離す列車が2本設定されていました。従来赤電でしか組成できないため、701系に合わせ、501系の釣り掛けモーターのサウンドも良く聞かれました。
間もなくこの運用も、101系に変わってしまったのはとても残念でした。

日中の飯能⇔西武秩父間は、多くが101系4連で運転されていましたが、4000系の登場前は閑散期などは、N101系の2連による運転もありました。
下の画像の2連は誕生から2年後、重要部検査で正面窓周りが若干濃くなりました。

1981年7月18日 クモハ284-クモハ283 高麗駅


休日朝に飯能⇔吾野間の一往復には、当時としては珍しい2連×2のこともありました。
飯能駅はまだ駅ビル化される前です。

1983年2月19日 飯能駅 クモハ270他


小手指車両管理所では、こんな珍編成が…
廃車後長らく放置されていた、クハ1446がクモハ270と繋がれていました。

1985年5月27日 小手指車両管理所 クハ1446+クモハ270-クモハ269






N101系を中心に、一部の電気連結器を701系などの改造車に合わせ、"黄電連"となったものも誕生しました。確か当初は701系などの改造車の不足分を補う新形式の計画があったような記憶があります。実際にはN101・301系で増備されましたが。
そんな新宿線系統ではこんな編成も…

1994年9月19日 東村山駅附近 クモハ295-クモハ296+クモハ421-クモハ422


他の掲示板などに公開していた画像もありますので、新鮮味の無いものになってしまいました。

意外にも… この間のさよならイベントには行く予定は無かったのですが…
用事で所沢に出かけ、改札を入ると4番線ホームに"臨時"の表示が…
ホームには2連×3のイベント列車が留まっていました。

2012年12月9日 所沢駅 クモハ272