モハ1005ーモハ1006ークハ2003 が 好き

大好きな伊豆箱根鉄道を中心に、思い出の電車のことや、「小さな旅」のことなどを書き綴りたいと思っています。

『Hikarie』と遭遇 ! !

2013-06-10 19:33:00 | 鉄道(その他)
昨日のことです。
『西武・電車フェスタ2013 in 武蔵丘車両検修場』のイベントをさっと廻り、仕事へ向かうことに。
いつもの昼前に飯能駅を発車する『快速急行 元町・中華街』行に乗ります。
この時間、平日は営団車が運用に就きますが、休日は"K"運用の東急車となります。
いつものつもりでステンレス車体に赤帯の車両と思っていたら…light
意外にも『Shibuya Hikarie』がやってきましたexclamation2
ひょっとしたら今日のイベントに便乗したのかもしれませんね。



黄色とブラックフェースの姿は、意外と違和感ないですね。
むしろ西武線のイメージカラーのようで、なんか本当に似合っている感じでした。



側面に描かれた渋谷の高層建築物群、車体裾の赤帯、窓の下部の『TOKYU LINE』の文字…

今までも途中ですれ違ったり、所沢で見かけたりしてはいましたが、じっくり見るのは初めてです。



サハ4710の優先席附近、この車両は黒を基調としています。
座席の形状もちょっと面白いです。座り心地も良いです。

西武・電車フェスタ2013 in 武蔵丘車両検修場

2013-06-09 23:37:00 | 西武電車
今日はこの時期毎年恒例の『西武・電車フェスタ2013 in 武蔵丘車両検修場』が行われました。
11時過ぎには仕事に出かけなければならない為、ほとんど時間がありませんでしたが、家から3分と言う異常な? 近さで、ざっと見てきました。



例年あまり変化はありませんが、天候にも恵まれ開場前から大勢の列でした。それでも開場30分後、臨時電車がまだ到着していないこともあり、会場内は黄色い帽子のスタッフの方のほうが目立つ状態でした。
展示車両、乗務員室見学はクハ10710、クハ10110、電車屋根上見学はモハ10510、モハ2639でした。



リニューアル工事車展示はクハ2058、クハ2057でした。
リニューアル工事の内容は昨年のクハ2464-クモハ2463とほぼ同等です。



トラバーサー乗車体験コーナーはクモハ2539が使用されていました。



『100年展示コーナー』には、懐かしい写真や、各種新型車両竣工時のパンフレットなどの展示が行われていました。
本当はここを少しゆっくり見たかったのですが、時間が無く残念でした。



物販コーナーの各ブースでは、オリジナル商品やグッズが販売されていましたが、やはりお気に入りの伊豆箱根鉄道が気になるところ。
今年は『大雄山線』イベントの時にもあった『駒ケ岳ロープウェー50周年記念』関連商品がありました。驚いたことにこの間は無かった『伊豆箱根鉄道駿豆線 懐かしの1000系電車 2002編成仕様(いちご味)』オリジナルロングバームクーヘンが売られていました。もちろん購入いたしました。
こちらについてはまた後日書きたいと思います。

6000系誕生から<後>

2013-06-08 07:18:00 | 西武電車
前編からの続きです。

6000系はモハ6200、モハ6500、モハ6800番台にパンタグラフがユニットごとに1基設けられていますが、当初はモハ6600番台車にもパンタグラフが設けられていました。
その後、新宿線のモハ6600番台車のパンタグラフを降下させ試験の後に、モハ6600番台車のパンタグラフは撤去されました。

パンタグラフ降下中のモハ6603 2000年2月7日 所沢駅


2003年秋、6000系にとって最も不運な出来事が…
踏切事故により4両が破損してしまいました。

事故後留置中の6152F 2003年11月7日 小手指車両管理所


普段ではあり得ない、6000系先頭車同士の連結


修繕か、廃車かいろいろ噂はありましたが、約半年後、製造メーカー 日立製作所(下松)へ送られることになり、甲種輸送前に一旦武蔵丘車両検修場に入りました。

E31型に牽引される6152Fの4両 2000年5月28日 武蔵丘車両検修場


車体カラー帯部分には厳重にラッピング? されている


こうして、6152Fも無事復帰できました。

今度は副都心線との乗入れ準備改造が行われます。
副都心線はワンマン運転の為、運転台の改造や乗務員室扉の交換も行われ、合わせて行先・種別表示器、運行番号表示器の一体LED化が行われ、顔の整形? 化粧? が行われました。
この改造はなぜか、武蔵丘では無く、玉川上水にて行われました。

副都心線乗入れ改造後のクハ6007 2007年2月12日 武蔵丘車両基地


改造は長期に亘るため当分の間、銀のフェースと白のフェースが活躍します。
こうして営団7000系と並ぶと、やはり"兄弟"を感じますね。

クハ6157と営団7007 2007年7月14日 飯能駅


未改造で副都心線に乗入れ出来ない車両には、正面と一部の側面に"Y"ステッカーが貼られました。(有楽町線限定の意味)この"Y"ステッカーは西武6000系以外にも、東上線9000系未改造車にも貼られていました。

副都心線乗入れ未改造"Y"のクハ6013 2009年11月28日 武蔵丘車両基地


こうして今日の乗入れの準備が行われる訳ですが、初期製造の6101F、6102Fの2編成のみは機器の違いから乗入れに適合できず、新宿線に残りました。

クハ6102 拝島快速 2010年9月17日 小平駅


クハ6102他 2012年1月8日 新井薬師前駅附近


非乗入車は運転台機器もほぼ登場時のまま。ワンハンドル化も行われていません。
『加速度変更車』のシールが貼られています。

クハ6002(非乗入車)の運転台 2009年7月26日 西武新宿駅


以上、6000系の登場から今日までをざっと振り返ってみました。
2回に亘り、Blogを見ていただきありがとうございました。


6000系誕生から<前>

2013-06-07 07:17:00 | 西武電車
従来の西武鉄道のイメージをすっかり替えた6000系が登場してから既に21年が経っています。つい最近のような記憶でしたが…
西武線内での活躍から、営団有楽町線との相互乗り入れ、そしてこの3月からは副都心線を経由して東急東横・みなとみらい線へ直通となり活躍の場も広がりました。
そんなことで、最近は他の方のBlogなどでも話題になることが多いです。
登場からこれまでを少しよみがえってみたいと思います。

6000系が登場したのは、1992年1月のことでした。
登場間もない頃のクハ6101他 1992年1月30日 小手指車両管理所


4月になると早くも第2編成が東急車輛にて落成、甲種輸送されてきます。
これに先立ち、第1編成は各種試運転が開始されます。秩父線での踏切障害などを含めた試運転も行われた為、クハ6001-モハ6601-モハ6201-クハ6101 に一時短縮されました。その間、珍しく編成をばらされて残った6両が留置されていました。手前の台車は、解体中の701系のものです。

モハ6301 1992年4月4日 小手指車両管理所


そして6000系は営業運転が開始されました。私が初めて乗車したのは6月6日のことでした。当時、VVVF車と言えば独特な唸り音が特徴でしたが、山口線8500系にも似た意外と静かな音にも驚いた覚えがあります。
その後6000系は順調に増備され、約6年の内に25編成が竣工いたしました。
第17編成までは、東急車輛製のステンレス車ですが、6151F~は日立製作所笠戸工場(下松)製のアルミ(塗装)車体となり、更に6156F~は戸袋窓が省略されました。

クハ6003 1993年8月29日 武蔵丘車両管理所


クハ6005他 1993年9月14日 所沢駅


順調に増備され、新宿線でも運用されます。

クハ6107他 1995年3月2日 所沢駅


クハ6112他 1996年3月26日 所沢駅


営団7101Fと6156F 1998年3月26日 所沢駅


こうして、飯能⇔新木場(一部和光市まで)を順調に直通運転を開始しましたが、一部の編成は地下鉄乗入れ機器を搭載していなかった為、その編成は正面運行番号表示部を黄色の板で塞ぎ、スカート部に大きく"S"の表示をしていました。(練馬駅近くの列車監視カメラでの確認用とのことでした。)

クハ6004 地下鉄非乗入車 1998年5月13日 飯能駅


こちらは今は無き、所沢車輌工場を出場出場する6114F




後編に続きます。

武蔵丘信号所

2013-06-01 16:35:00 | 西武電車
西武線の東飯能・高麗間には、武蔵丘信号所があります。
東飯能駅を出て暫くすると複線となり、この武蔵丘信号所から先は西武秩父まで単線となります。
また、武蔵丘には車両基地があり、車両の回送や分割・併合組成も行われ、乗務所への乗務員の送り込みの為、営業列車への乗務員の便乗乗車が行われます。
この為、上下線の間には乗務員乗降用のステップも設けられています。



便乗乗務員が営業列車(ワンマン)の到着を待ち、先頭車両より乗車いたします。



ここ武蔵丘、本来は駅ができる予定でした。しかしバブルの崩壊・天覧山の自然保護による反対運動により住宅建設が中止となった為、駅の計画は無くなりました。駅ができていれば、かつての小手指のような住宅開発に合わせての開業になっていたはずです。

上り線の側線には留置車両が留められています。休日には2000系2連、3本が塀結されずに留められています。



上の画像は、ベンチレーターが撤去されたクハ2466他。
ゴールデンウィーク中には、芝桜臨に2000系8連が使用された為、その間2000系2連5本が留置されていました。
たいがいは2000系ですが、ここに30000系が留置されている時もあります。