従来の西武鉄道のイメージをすっかり替えた6000系が登場してから既に21年が経っています。つい最近のような記憶でしたが…
西武線内での活躍から、営団有楽町線との相互乗り入れ、そしてこの3月からは副都心線を経由して東急東横・みなとみらい線へ直通となり活躍の場も広がりました。
そんなことで、最近は他の方のBlogなどでも話題になることが多いです。
登場からこれまでを少しよみがえってみたいと思います。
6000系が登場したのは、1992年1月のことでした。
登場間もない頃のクハ6101他 1992年1月30日 小手指車両管理所
4月になると早くも第2編成が東急車輛にて落成、甲種輸送されてきます。
これに先立ち、第1編成は各種試運転が開始されます。秩父線での踏切障害などを含めた試運転も行われた為、クハ6001-モハ6601-モハ6201-クハ6101 に一時短縮されました。その間、珍しく編成をばらされて残った6両が留置されていました。手前の台車は、解体中の701系のものです。
モハ6301 1992年4月4日 小手指車両管理所
そして6000系は営業運転が開始されました。私が初めて乗車したのは6月6日のことでした。当時、VVVF車と言えば独特な唸り音が特徴でしたが、山口線8500系にも似た意外と静かな音にも驚いた覚えがあります。
その後6000系は順調に増備され、約6年の内に25編成が竣工いたしました。
第17編成までは、東急車輛製のステンレス車ですが、6151F~は日立製作所笠戸工場(下松)製のアルミ(塗装)車体となり、更に6156F~は戸袋窓が省略されました。
クハ6003 1993年8月29日 武蔵丘車両管理所
クハ6005他 1993年9月14日 所沢駅
順調に増備され、新宿線でも運用されます。
クハ6107他 1995年3月2日 所沢駅
クハ6112他 1996年3月26日 所沢駅
営団7101Fと6156F 1998年3月26日 所沢駅
こうして、飯能⇔新木場(一部和光市まで)を順調に直通運転を開始しましたが、一部の編成は地下鉄乗入れ機器を搭載していなかった為、その編成は正面運行番号表示部を黄色の板で塞ぎ、スカート部に大きく"S"の表示をしていました。(練馬駅近くの列車監視カメラでの確認用とのことでした。)
クハ6004 地下鉄非乗入車 1998年5月13日 飯能駅
こちらは今は無き、所沢車輌工場を出場出場する6114F
後編に続きます。
西武線内での活躍から、営団有楽町線との相互乗り入れ、そしてこの3月からは副都心線を経由して東急東横・みなとみらい線へ直通となり活躍の場も広がりました。
そんなことで、最近は他の方のBlogなどでも話題になることが多いです。
登場からこれまでを少しよみがえってみたいと思います。
6000系が登場したのは、1992年1月のことでした。
登場間もない頃のクハ6101他 1992年1月30日 小手指車両管理所
4月になると早くも第2編成が東急車輛にて落成、甲種輸送されてきます。
これに先立ち、第1編成は各種試運転が開始されます。秩父線での踏切障害などを含めた試運転も行われた為、クハ6001-モハ6601-モハ6201-クハ6101 に一時短縮されました。その間、珍しく編成をばらされて残った6両が留置されていました。手前の台車は、解体中の701系のものです。
モハ6301 1992年4月4日 小手指車両管理所
そして6000系は営業運転が開始されました。私が初めて乗車したのは6月6日のことでした。当時、VVVF車と言えば独特な唸り音が特徴でしたが、山口線8500系にも似た意外と静かな音にも驚いた覚えがあります。
その後6000系は順調に増備され、約6年の内に25編成が竣工いたしました。
第17編成までは、東急車輛製のステンレス車ですが、6151F~は日立製作所笠戸工場(下松)製のアルミ(塗装)車体となり、更に6156F~は戸袋窓が省略されました。
クハ6003 1993年8月29日 武蔵丘車両管理所
クハ6005他 1993年9月14日 所沢駅
順調に増備され、新宿線でも運用されます。
クハ6107他 1995年3月2日 所沢駅
クハ6112他 1996年3月26日 所沢駅
営団7101Fと6156F 1998年3月26日 所沢駅
こうして、飯能⇔新木場(一部和光市まで)を順調に直通運転を開始しましたが、一部の編成は地下鉄乗入れ機器を搭載していなかった為、その編成は正面運行番号表示部を黄色の板で塞ぎ、スカート部に大きく"S"の表示をしていました。(練馬駅近くの列車監視カメラでの確認用とのことでした。)
クハ6004 地下鉄非乗入車 1998年5月13日 飯能駅
こちらは今は無き、所沢車輌工場を出場出場する6114F
後編に続きます。