モハ1005ーモハ1006ークハ2003 が 好き

大好きな伊豆箱根鉄道を中心に、思い出の電車のことや、「小さな旅」のことなどを書き綴りたいと思っています。

101系の思い出 Ⅱ

2014-08-22 06:47:00 | 国電 101系
今の233系などと比べるととってもシンプルな車両でしたが、車両ごとに変化があったり、編成もバラエティに富んでいて、101系は懐かしいものです。

101系と言うと、大抵の方は中央線や総武線を連想されると思いますが、当時、私は京浜東北線の浦和電車区にたいへんお世話になっていて、しばしば訪れていたものでした。
その為、ここの写真は当然すべて許可を取って(と言うか、電車区の運転事務室の方の案内にて)撮影したものです。

ここから6枚目までは、1976年1月22日 浦和電車区にて



この画像は以前にもアップいたしましたが、クモハ100-18です。京浜東北線配属時は唯一のPS-13パンタ付でしたが、撮影時は残念ながら PS-16に交換されてしまいました。
101系になる前の90形として登場したもので、各所に初期車の特徴がありました。外観では尾灯が内側から交換するタイプの小型です。



車内では、運転室仕切り窓が大窓タイプです。



ちょっと判り難いですが、つり革が少ないです。



運転台は103系と比べると、ややシンプルに感じますが、ゴチャゴチャに感じた103系より個人的に好きでした。



こちらは運転台後の放送装置です。



DT-21台車は乗り心地も良くって好ましいものでした。


ここからの画像は、1976年11月2日 浦和電車区にて



クハ100-56です。先頭のクモハ101-70・モハ100-68は入場中だったのでしょう。
このクハ100-56はその後南武線に転属になり、冷房改造されています。



こちらは中間になってしまっていますが、クモハ101-18です。
クモハ100-18とは一緒に製造されながらも、別ユニットになってしまいました。



クモハ101-18の運転台です。こちらだと、機械式の速度計が少しは判るのではないかと…
この機械式、電気式と違ってカチッ、カチッと針を刻んで行くもの、また進行方向の逆になると針が振れないものでした。



手ブレーキも、旧型のようなものでした。



こちらは連結面貫通ドア横、3人掛けの座席横の機器箱です。
スイッチ類が並んでいました。