中さん

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日記(11.23)コラム「泣き売り」

2018-11-23 08:13:13 | 日常
11月23日 (金曜日) 勤労感謝の日

コラム筆洗"泣き売り”の話が・・

 路上で子どもがしくしく泣いている。
 通りがかった男が声を掛ける。
 「どうした、えっ、おとっつあんが病気なのにお金がなくて
  故郷に帰ることができないんだって…」

▼気の毒な話に人が集まってくる。
 男が子どもの持つ大量のカミソリに気がつく。
 聞けば売り物をつい持ち出してしまったという。
 男が集まった人に提案する。
 「かわいそうだよ。みんなでこれを買って汽車賃をこさえてやろうよ。
  いい品だよ」


▼これが実は真っ赤なウソ
 かつての「泣き売」というやつである。
 人情に付け込んで、商品を売るとは悲しいではないか。
~~~~~~~~~~~~~~~^
▼今なら誰も買うまいが、小欄、「泣き売」に一杯食った。
 米国でのこんな話である。

 車のガソリン切れで立ち往生した女性。
 現金がなくて困っているとホームレスの男性が
 なけなしの二十ドルをはたき、ガソリンを買ってくれた。
 感激した女性がネットで話を広め、
 男性への寄付を呼びかけると短期間に約四千万円集まった…。


▼これがウソだった。
 女性とホームレス役の男性は知り合いで、
 ガソリン切れも二十ドルも全部作り話。
 二人は最近、逮捕されたが、
 手の込んだ現代版「泣き売」とは油断ができぬ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼ 谷川俊太郎さんの詩の一節が浮かぶ。

 「美談は泣きながら疑うことを誓う」
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日記(11.22)コラム「機長の飲酒」

2018-11-22 16:02:10 | 日常
11月22日  (木曜日)  

筆洗にあった。

 酔った藩士の刃傷事件を反省し、ある藩が禁酒を宣言した。
 門の前には番屋を置き、酒の出入りを固く見張る。
 古典落語の「禁酒番屋」である。
 五代目柳家小さんが酒を実にうまそうに口にする場面が懐かしい。

~~~~~~~~~~~~~~~
▼無論、禁を破る不届き者もでてくる。
 ある藩士に頼まれた酒屋が菓子屋になりすまし、
 カステラの箱にとっくりを忍ばせ、持ち込もうとするが、
 番屋で箱を開けろと迫られる。

 「なんだ、このとっくりは。かようなカステラがあるか」
 「へい、今度、手前どもの店でできた水カステラでございます」。
  作戦は失敗する。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼見抜けぬ「水カステラ」ではなかったはずだ。
 日本航空の男性副操縦士が乗務前の過剰飲酒で
 英警察当局に逮捕された問題である。
 副操縦士はアルコール感知器に呼気をちゃんと
 吹きかけない方法で社内検査をすり抜けていた。

▼安全を売る航空会社の検査である。
 こんな子どもだましの「水カステラ」が通用したとは情けない。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼同社ばかりではなく、他の航空会社でも、
 機長の飲酒による運航の遅れが相次いでいる。
 緊張や不安を強いられる職場であることは想像できる。
 検査の厳格化はもちろんだが、
 そのカステラに手を伸ばしたくなる原因と心の対策も急がねばなるまい。


「オイ、ちゃんと操縦しろよ」
 「なに、操縦しているのはおまえだろう」。


 酒にまつわるジョーク集で見つけた。今は笑えない。
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★笑らって済ませればいいジョークであればいいが・・・!
一例を
  かどの家は誰のもの?

 バーで酔っ払いが飲んでいるところに、もうひとり酔っ払いが入ってきた。
 1人が話しかけます。
 「どこに住んでいるんだい?」
 「あそこの角の家だよ。」
 「ちょっと待ってよ。あそこはオレの家だよ?」
 「そんなわけないよ。見せるから付いてこいよ!」
  家に着いた2人。
  1人が言う。
「ここがオレの住んでいる家だ。」
「ちょっと待ってよ。ここは間違いなくオレの家だって!」
 もうひとりが言う。

 討論していると、
 1人の女性がウンザリした顔で出てきて言った。
~~~~~~~~~~~~
「これで何回目?なんであなた達は、
 酔っ払うとわからなくなっちゃうのかしら。
 父と息子でしょ?」
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日記(11.22)

2018-11-22 13:08:24 | 日常
11月22日  (木曜日)    

日付の語呂合わせである。今日は”いい夫婦の日”であるという。
では今日は静かにしていよう。
~~~~~~~~~~~
通院先のロビーにかけられている大きな油絵。
絵のサイズについてはよく知らないが
多分、100号というのか。かなり大きくて迫力がある。
聖騎士団が作った城塞の絵らしい。

マルタ島の絵だ。

  マルタは地中海の中央部、シチリア島の南約93kmに位置する。
  主要な島はマルタ島とゴゾ島、コミノ島の三つである。
  海岸線が変化に富むため、良港が多い。
  地形は低い丘陵や台地からなり、最高地点はマルタ島内の標高253mの丘陵である。
  気候は地中海性気候のため、冬は温暖で雨が多く、夏は暑く乾燥している。

このマルタに行ったことのある仲間に聞くと歴史好きにはたまらなく良いという。
機会があれば行ってみたい島である。
~~~~~~~~~~~~~~~~
コラム「内部通報」のことが・・

 内輪の不正を告発する“内部通報”は江戸時代にもあった。

 その最大級の事件が、福岡藩主・黒田忠之の謀反の企てを
 家老が幕府に訴え出た「黒田騒動」だろう。

 誰が考えても、これがただですむわけがない。

▲だが幕府の調べの結果、忠之の謀反は否定され、
 所領は一旦没収の後に再安堵された。
 一方、家老・栗山大膳(だいぜん)も虚偽の告発で断罪されることもなく、
 盛岡藩預かりとなって幕府から扶持(ふち)までもらった。
 いかにも臆測を呼ぶ決着である。

▲忠之の失政による藩取りつぶしを恐れた大膳が先手をとって幕府に訴え、
 改易を未然に防いだ--こんな大膳忠臣説が後世に広がるが、
 もちろん異論もあって真相は謎だ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 で、内部通報から始まったこちらの事件も臆測の渦中にある。

▲先日、カルロス・ゴーン日産自動車会長の電撃逮捕に驚いていたら、
 すぐに日産社長が会長の不正を糾弾したのにも仰天した。

 聞けば同社内では内部通報から検察との司法取引を経て、
 ゴーン容疑者への包囲が固められていたようだ。

▲いきおい「クーデターか」の声が飛び交い、
 会長と日産経営陣との確執が取りざたされる。

 会長がルノーとの経営統合を計画し、
 日産経営陣に猛反発されていたと報じたのは英経済紙で、
 事件の背後に暗闘があったのをほのめかした。

▲陰謀論めいた臆測が交わされるのも、事件の地球規模の衝撃ゆえだろう。
 捜査や司法手続きの公正さも全世界が見つめるところとなる。
 後世に異論を残さない真相の解明が求められるカリスマの失墜である。
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日記(11.21)コラム

2018-11-21 10:17:05 | 日常
11月21日  (水曜日)  晴れ

テレビ映像作家の今野勉さんが旅番組遠くへ行きたいを作っていた当時である。


長野県の山村を撮影の下調べに訪れ、
土地に伝わる婚礼の祝い歌を撮る話になり、
当日は歌える人の出演をお願いした。
~~~~~~~~~~~
▲さて撮影隊が着いた日、何と村は住民総出で婚礼の準備中だった。
 花嫁はイメージ撮影用に連れてきたモデルがつとめたが、
 花婿や仲人、親類一同も住民が扮(ふん)し、
 料理も酒も本物と同じ婚礼を村人たちが自主的に再現してくれたのだ。

▲おかげで迫真の撮影ができたが、これをどう番組にするか。
 旅人役の伊丹十三さんと相談して、
 初めは偶然に婚礼に出合ったことにして祝宴の模様を紹介し、
 終わったところで「実は」と撮影の経緯をありのままに明かしたのである。


▲つまりは、テレビが来た!と
 村民総出で演技を楽しんだ村のもうひとつの事実も伝えられたわけである。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
さて、こちらは「実は」がどうにもはっきりしない。
人気バラエティー世界の果てまでイッテQ!のやらせ疑惑である。

▲番組で扱ったラオスとタイの祭りを週刊文春に「でっち上げ」と報じられたが、
 日本テレビは当初これを否定した。
 その後、現地のコーディネーターが祭りを事実上主催していた例があったのを認めたが、
 やらせの意図はないという。

▲過去のやらせ事件での下請け制作会社への責任転嫁が頭をよぎるのも仕方ない。
 番組は先日も高視聴率だったが、
 高い数字は真相を解明して視聴者に説明する
 責任の大きさをも示しているのを忘れてはいけない。
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★孫たちもよく見る番組で、ただただ、面白くつくっているのか!
 その裏側がやっぱり気になる。

  ”天網恢恢疎にして漏らさず”が脳裏をかすめていく。
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日記(11.20)カルロス・ゴーン

2018-11-20 16:41:34 | 日常
11月20日 (火曜日)

昨夕から
衝撃的なニュースがTVなどでで報じられた


 今までの・・この人のイメージにふさわしい言葉だ。

 「ビジョンは退屈ではいけない。
  船を建造する時には人々に個々の作業を割り当てるのではなく、
  大海原を目指すという目標をみんなで共有するのです」


▲経営破綻寸前の日産自動車をV字回復に導いたカルロス・ゴーン日産会長、
 いや今は容疑者と呼ばねばならないのか。
 世を仰天させた東京地検による逮捕であった。
 
容疑は有価証券報告書への虚偽記載で、金融商品取引法違反という。

▲両親はレバノン系でブラジル生まれ、
 フランスのエリート校を卒業後ミシュランでビジネスの頭角をあらわした。
 これだけ聞いても多文化を生きてきた人と知れよう。

 今ではルノー・日産・三菱自動車の企業連合を率いる総帥だった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▲「国際的に活躍する人の共通点は
  自分と違う人に興味を持ち、
  共感し、敬意を払う姿勢があるところだ」
 とはそんな当人の言葉だった。

 その自らが築き上げた自動車世界販売首位の企業集団の頂点でもんどりうっての高転びである。

▲文化の異なる世界を往来する人と企業には相応のリスクがあろう。
 だからこそそれぞれの国が明示する法を順守することはその活動の大前提となる。
 多国籍ビジネスでコンプライアンス(法令順守)がないがしろにされてはならない。


▲日産は社内調査で分かった資金の私的支出などの不正を理由に会長職解任の方針を示した。
 容疑が事実なら、カリスマ経営者のまなざしの先から大海原は消えていた。
 国際的注目を浴びる地検の捜査である。
~~~~~~~~~~~~~~~~
いくらお金があっても。まだ欲しいのかな?
人間の欲にはきりがない!んだなあ~! 


===============
本日は通院。
MRI検査を2年ぶりに受ける。
前回の頭の中と変化はないと医者は言うが血管もきれいに写っていて
確実に動脈硬化や弱い梗塞などはおこっていると思うが・・なあ~!

MRI検査
磁気共鳴画像診断の意味で、強力な磁場と電波を利用して体内の状態を撮影する検査です。
姿勢を変えることなく、あらゆる角度から体のいろいろな部分の断面 像を得ることができます。

放射線を使わないので、被爆の心配もありません。
PET検査用語集
画像診断
体の内部を目に見える画像として映しだして見る検査。
一般的なレントゲン(X線検査)をはじめ、マンモグラフィ(乳房専用X線撮影)、
 CT検査(コン ピュータ断層撮影)、MRI検査(磁気共鳴画像撮影法)、
 RI検査(シンチグラフィー)、超音波検査

おおよそ15分叩くような音が続く。
この検査でのことなど忘れていた。
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