■交流センターの基礎クラス前半が終わったところで「打ち上げ」をした。段取りをしきったのは職業訓練でVPI能力判定プログラムを担当されているTさん。会場の居酒屋は彼が最上階に住んでいる同じビルの中の店だ。、先生方に花束を準備して、最後のクラスで全員の集合写真を撮って現像後、会場にいるメンバーに渡すところまでやった。さらに2次会は最上階の彼の部屋でするということなので、ちょっとびっくりだ。このTさんはどうしてそれほどだれかとのコミュニケーションを渇望しているのかといぶかったぐらいだが、彼の話によると奥さんをなくされてから傷心のあまり自殺しようと東尋坊にきてボランティアの人に救われたというような経緯で東京から福井に移り住んでいるとか、、、
この会にはいろんな人がいる。
「語り部」をされている悠々自適風のメンバーOさんは僕より1回り高齢で。中国語やタイ語の他いろいろできるらしく、海外生活経験も豊富で世界中を回っておられるので特に僕とも話が合って、タイミャンマー国境の麻薬で有名なゴールデントライアングルに密入国した話など面白い話をいろいろ聞かせていただいた。同じメンバーの中国人のHさん(このクラスには何人か中国人の方が勉強されている)と蘇州では寄寓にも同じビルだかで働いていたことを今日知ったそうだ。
仕事上いろんなことを経験されているようなので、僕も若かったらそんなお仕事してみたかったですね、、などと話していたら、なんと彼はタイS社の元社長だったと知ってびっくり。S社といえばカーシートを生産する福井のトップ企業だ。彼は半生を海外の日本の自動車産業の最前線で活躍していたのだ、、、、なるほど、、、。
Tさんが連れてきた飛び入りのIさんはスペイン語が勉強してみたいので、、という話だったが聞いてみると失業中でCADの職業訓練中でTさんに連れてこられたらしい。50歳を過ぎてどこかペルーなど南米の国で就職先を夢見ている、、といった感じだ。
K先生は日本語教育が専門だけれどご自身も台湾に留学されていたそうで、留学生として学ぶ側の経験もされているそうだ。クラスでは聞けない話がいろいろ聞けた。
先日イギリスフランスから帰国したばかりのSさんはいろんな人脈を持つハイソサエティの奥様風でもあるし、、、このグループは地位、人種、年齢、職業、経歴など関係なく単に外国語に関連する(日本語なのに?)興味だけで繋がっているので、、なんというか百貨繚乱、百鬼夜行、、、まあ、いろんな人がいるもんだわ。
今回、FACEBOOKでこのグループをネットに載せたのでFACEBOOKのくまさんということになったが、FACEBOOKの初挑戦としては随分おもしろかった。次のクラスは10月スタートになるのでそれまではまた中国語のクラスに戻ろうかな?