くまぐー日記

くまさんの電脳室リポート

訃報

2020年02月25日 | Weblog
■一昨日中学時代の親友のK君が亡くなったという連絡をブラジルの息子さんからいただいた。同じ柔道部の仲というよりいつも一緒に行動していた間柄。建築士、技術士、有名大学講師で確率過程の問題を微積で研究するという地震研究者。毎年発表する論文執筆がなによりの生甲斐。
そのアクの強さで人から嫌われることを自慢していた風がある独立孤高の一言居士、、。彼がアメリカの特許取得のために渡米した際40年ぶりにニューヨークで再会した時のことを思い出す。グランドセントラル駅の構内を歩くだけで地下の柱や桁の位置が分かると言って驚かせたり、ツインタワーの柱の細さに驚いたり、、。その時は9.11の前だったから、、。
   すぐにお悔やみのメールをすると日本の娘さんから今日お礼のメールがあって、彼が元気だったら旅が好きだったからきっとベトナムに行ったでしょう、と書いてあった。
 本当に一度見に来て欲しかったなぁ、と思う。建築家の視点でここには面白いものがたくさんある。彼がいなくても僕はこれからも時には彼の視線で面白いものを見てみようと思う。彼ならどんなことを言うだろうか、、って考えながら。
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お別れ会

2020年02月22日 | Weblog
昨晩SNSにC2クラスの皆が明日チャン先生と食事をする約束をしていることに気づいた。みんなも参加表明している。このままだとほおっておかれるな、と思って初めてザロに投稿した。どうも記載欄をまちがえたようだ。ソンの韓国からの投稿とまざってしまったようだ。朝、先生のリアクションがあったので「私も参加します」と書いたのは僕だと言うコメントを入れた。
日本食レストラン「紀伊」にはキム、チョウ、トンと先生夫妻がいて、すぐマイク、しばらくしてヒロキも来た。秋刀魚定食に生卵、納豆と久しぶりに、、。先生は初めてのソバ天婦羅、、やっぱり、、。食後、近くのカフェで団欒。このカフェ雰囲気、、というよりインテリアがいい。
別れて僕はヨガに行く。コロナウイルスの影響で学校の休暇は2月末までとなった。それまでは週日イェン先生との勉強は続けるつもり。


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日本語指導、、のつもりが

2020年02月16日 | Weblog
■5時になってタンの家に行くと彼女たちはいない。
 昨晩から当方は相当に興奮してよく眠れなかったほど、、。
 なにしろ、相当長い間教えていない。念願の6時間で日本語をすっかり教えてしまうという実験的挑戦をしているので日本語のことしか考えられない。引っかかっていた文法問題、語幹識別による強変化、弱変化動詞とNHKテキストの識別法が同じだということがやっとわかった。やはり10くらいの例外はあるのだ。でも、こんな文法の議論は聞いたことがない。実際先生方はどうしているんだろう?しっかりひらがなカタカナさえ覚えて読むことができれば6時間日本語も可能だという気がする。中心は助詞「がにをでと」の使い方。自分の中で日本語の指導体系が見えてきた。
 ところがである。彼女たちは今日は来ない、という。一人は帰省、もう一人はお寺参り。せっかく6時間かけて3分の2終え、あと応用で「あげもらい」と敬語で完了というのに、、、。どうなってるの、これ!ベトナム人やっぱりこうなんだ、、、。
「先生、食事してかえってください」「いいよ!おれ、することあるから、、!」
 俺は別にお金もらって働いているわけでもなく、たのまれて、いわれるままやっているわけではない。勝手に教えたことが彼女たちの将来役に立つと良いと思っているだけだ。俺のことを彼ら何とおもっているんだろう?
 きっと、彼らこのことについて誰も何の挨拶もないと思う。日本人じゃあないんだから、、。おれも別に怒りがこみ上げることもない。なんか道草したけどおもしろかったかな、、、という感じかな。
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日本語指導

2020年02月15日 | Weblog
■昨日、タンに頼まれて、まだひらがなしか覚えていない実習生に2週間後の面接のために日本語の指導をすことになった。行ってみると「み日」のテキストではなくベトナム語版の翻訳1冊だけでCDもない。いそがしいからタンはできないので発音だけでいいから教えてくれという。5課まででいいという。あきれたが、タンの言うことは「現実」だ。日本の企業は実習生に日本語能力を求めていない。安く働いてくれればいい。ベトナムの送り出しはそれをよく知っているから、まともに日本語を教えない。最低自己紹介ができればいい、ということで送り出すが日本では働くのだから実際に日本語を勉強する機会はない。何かあったときに本人が一番困るのだ。5課から動詞文が出てくるが、名詞と形容詞の文では、あれは何ですか?私は○○です、みたいな説明ぐらいしかできず自分で何か行動する言葉は出てこない。それでいいんだ、ということだろう。
 以前から考えていた指導法でやってみようと考えた。NHKテキストの岩崎,飯間先生の6か月分を持ってきていたので2人分コピーした。毎週1回15分なので、全部で6時間でN3レベルを教えることができる。土曜と日曜の2日で6時間。金曜は3時間で翻訳版を5課までざっと終えた。発音も矯正した。彼女たちは20歳くらいだろうか?1人はセンスがあってよくついてくる。もう一人はまだひらがなも十分に覚えていないようで難しそうだが、よく理解してくれた。
 金曜は5時から8時まで名詞文、形容詞文をひととおり教える。相当に疲れたようだが私的にはけっこう盛り上がって詰め込むことができたと思う。
 土曜は復習と動詞文。しかし6時間では後半3分の1を残した。 試験を心配するから心配は無用、丸暗記ではなく応用がきくから十分対応できるよと話す。何人か仲間や少し話せる子が一緒に聞いていて終了後にみんなで10人くらいが食事した。ナム君が作ったそうだ。明日の日曜もやってほしいと言われた。
 

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サイン証明

2020年02月13日 | Weblog
■昨日ようやくSMBCから銀行の変更届が届いた。新しい印鑑を印鑑紙に押して今日はイエン先生のプライベートクラスの後に大使館へ行ってサイン証明をもらってすぐ中央郵便局で発送するつもりだったがサイン証明は明日取りに来てくださいと言われた。
 サイン証明は印鑑証明に相当する個人認証手続きである。僕は署名した後で申請したが、本来は係官の面前で署名しないといけないようだ。今度からそうしてください、と言われた。印鑑を紛失したばかりに日越間の書類交換で非常に面倒、カードの再発行手続きの遅れること尋常ではない。
 タンから連絡あって話があるからというので帰宅後彼の家へ行った。要するに実習生の女子2人が引き受け会社の試験を10日後に控え、まだひらがなしか書けない状態。み日テキストの5課迄教えてくれ、とのこと。ベトナム語版解説だけでテキスト、CDがないことに後で気づく。あきれた話だ。でも2人はよく勉強するので、週末の2日は付き合ってあげようと思うが、これで送り出そうというタンにはあきれた。
 YERSINは読む時間がないので明日はVPNIのテキストをクラスで使おう。
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コロナウイルスにより授業開始延期

2020年02月06日 | Weblog
■コロナウイルス騒ぎでハノイも大気汚染マスク状態がさらにウイルスマスクが加わり、昨日のバスの中は全員マスクをしていたくらい、、。夕方、ヨガに行こうかという時、イェン先生から休みが1週間伸びたが勉強時間どうしようか?との連絡が入る。先生の都合に合わせて、、というと、オンラインでやらないか?と言ってきたので断った。
 何人か生徒をオンラインで教えているらしい。しかし、僕サイドはベトナムのPC環境に不安があるし、僕ペースで授業内容を決めたいと思っている。2月になってから「YERSIN」を読みはじめたのでこの疑問点を聞きたい。難しい。
 この休み中にレベルBの本文の総まとめというか、聞き取り練習で16課復習してみよう。休みが伸びたのでできそう。ライティングは先生のくれた3テーマを30分で書き終える練習を毎日、、。若い時と比べるとやはり集中力も落ちている。今日もだらだら終わってしまった。ヨガに行ったが遅れたので久しぶりに水泳。今日のプールはすいていた。お風呂につかってサウナで汗を流す。
 旅の後体重が62kを切った。やった!と思ったが2,3日で63k台に戻ってがっくり。アパート階下の家族は戻らないみたいで部屋の内装が変わっていた。なので夜はあひる食堂の20kのチヤウが定番になりそう。イーオンで寿司セットを買うのもくせになりそうだが、なるべく食べないようにしている。

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涼子ちゃんと会見

2020年02月05日 | Weblog
■彼女とは日本で働いていた時に連絡をして帰ったら会おうね、と話していて、先日旅から帰ったときFBの旅の写真に帰国した旨のコメントがあったので連絡して会うことになった。キムマーのBRTバス駅で待ち合わせて新しいイーオンへ行こうと思った。彼女はフォンドン大在学中に実習生として3年、帰国後卒業して実習生管理者として各地の管理組合に1年半在日して働き先日帰国。涼子ちゃんという名は彼女が遊びで付けた名前で、普通ティンと呼ばれている。
 日本は嫌で早く帰りたいと言っていたことが僕の興味をひいていた。帰って仕事を探していると言っていたが僕のユニクロ情報は給料が安すぎる、といっていたので何を考えているのかな、と思ったら実習生管理畑と聞いて納得。イーオンの中をぶらついていた時彼女の携帯に採用通知が届いた。株式会社グロップというのは人材派遣会社でベトナムに送り出しを持っている日本にこんな大きな会社があるとは知らなかった。ベトナムの送り出し会社よりいい。月7万で安いと言っているが、ここじゃあサムソンでも5万。公務員なら5万でトップ。仕事は市場開拓、つまり営業。日本のお客を紹介してなんぼ、の仕事だ。さっそく元の組合上司に挨拶のメールを入れる。早くてしっかりした文章なので感心。安心。はやく成果をあげないと首になっちゃう。
なんて言っているのでやはり彼女はベトナム型だ。送り出しを自分で作ることも視野にいれて3年後は家を建てたい、、、。なんだ皆ベトナム人は自分の家を持つのが夢か!たしかに実習生を使っているような日本の会社で彼女のような人材を育てることができる日本の中小企業はないかもしれない。彼女は来月結婚する。
 彼女にとってはすっかり変わったハノイのようで、初めてのモールに関心することしきり。丸亀うどんを食べた。彼女、丸亀で働いていたという。本場と比べてどうと聞くと、まあまあ、、とのこと。キムマー駅で別れ、僕はロンビエンのイーオンへ。ヨガ教室には間に合った。
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