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今秋はちょこちょこやってる水栓関係の作業です。浴室のシャワー混合栓の、シャワーとパイプの切り替えができなくなったようで、切替部品の交換をしてました。外してみると、その切替部品が、中でバラバラになってました。写真は、交換部品が来るまで、古い切替部品も暫定的に再度組み直した状態です。バラバラになった部品を取り出すため、水栓本体はシャワーもパイプも外した状態です。
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新品の部品と並べてみると、右の古い方は、先の留め具の引っ掛かり部分が、長年の強い回転摩擦ですり減って外れてしまったようです。水栓も古くからあるタイプなので、メインの想定はパイプ側で、今どき主に使うシャワー側にすると、この切替部品に負荷がかかる設計のようです。
加えて、かなりの力で目一杯まで回されていたようです。パッキンタイプの水栓のハンドル類は、軽い力でスウーッと操作するイメージがいいです。ギュウギュウするほどゴムパッキンが変形して傷むので、水が漏れやすくなりますので…。
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自宅トイレの、立水栓のカートリッジ(流量調整部品)交換もしてました。狭く作業性が悪い場所なので、今回はプラグレンチを導入して、交換が楽になりました。
こちらは、通常のパッキンでなく、カートリッジ式を試す目的で付けてみた、SANEIの「ミニセラ」です。しかし、11.5年で2回目の交換となりました…。
取付けのOリング部でなく、ハンドルの回転軸部から水漏れするので、弱点なのか…水栓との相性が悪いか…のようです。立水栓はパイプを100mm延長しており、吐水口の高さが、ハンドル部よりかなり高くなっているのが、多少なりとも影響ありそうです。水栓は、なるべく単純な構造のモノがいいですね…。
SANEI
https://www.sanei.ltd/
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さらに、キッチン水栓のシャワーが、口の脇の方からも吹き出して、周りが濡れてしまうことがありました。シャワーが少し目詰まりしたようです。シャワー口を外して、穴を爪楊枝で突ついて、ついでにキレイに掃除して、スムーズなシャワーの流れが復活です。シャワー内のパーツの、2種類のシャワーをつくる穴の形状のノウハウが、とても面白いです。
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くらしデザインスタジオ@考(^^;)へ
https://kurade.net/