くらしデザインスタジオ@楽(^^)

住まいや街など、様々な暮らしの提案やサポートをする中で、なんとなく気になったこと…!?イロイロです。

150年のきりかぶ

2011-11-05 | お店,食べ物など

はあとねっと輪っふるに行ってたのですが、
ハンズオン!埼玉http://www.hands-on-s.org/ の方が、
「コープフェスタ2011」の東北の復興支援の中で、
新聞エコバック作りをやっているというのをきいて、
午後、ちょっとメンバーと中抜けして、スーパーアリーナへ行ってみました。

イベントは、他に「国際フェア2011」「埼玉物産観光フェア」「健康フェスタ」
が同時開催で、スーパーアリーナとけやき広場を使って、
なんと出店ブース数が、240くらいもある大規模なイベントでした。
http://www.sainokuni-kanko.jp/?page_id=535 などにあります。
その半分ぐらいが食べ物関係という魅力的な?集積です。
明日6日(日)もやっているようなので、行ってみると面白いかもですよ。

で「コープフェスタ2011」へ行って、エコバックの方と話しそこそこに、
結局、食べ物ブースを物色してまわることになります。
その中で見つけて買った中の1つが、
写真の「150年のきりかぶ」という、宮古のバームクーヘンです。
http://www.iwate-np.co.jp/school/school/201103/s201103113.htmlなどにあります。
「がんばろう、宮古」「宮古善宝丸物語」など色々書かれたパッケージです。

この「150年のきりかぶ」、色々な話しがあるようで、
 県立宮古商業高校流通経済科の当時3年生の方々が商品企画。
 地元宮古の塩と、多良間村の黒糖が使われている。
 約150年前、宮古の商船「善宝丸」が沖縄多良間島に漂着、島民のおかげで帰還。
 以来、宮古市と多良間村は姉妹都市として交流がある。
 宮古の海岸沿いにあった、海の駅+道の駅「シートピアなあど」の名物に。
 高校生の企画に宮古地区産業振興公社さんが感謝状を送ったのが、震災前日!
 震災で製造できず、「シートピアなあど」も津波で壊滅、再開できず。
 製造は、被災者支援ケーキを提供している(株)日進堂さんhttp://www.dounel.co.jp/
 5月から、ようやく製造再開、別な場所での販売を再開。
 今回イベント用のビニルパッケージは、被災した方々の仕事機会を作るもの。

これほどの思いが詰まってるバームクーヘン、なかなかないですよ。
味は、...もったいなくなって、まだ食べてないです...。