少し前に上尾市内で寄った、セブンイレブン入口のスロープです。上尾本町6丁目店というようです。店内のフロアレベルが、駐車場の地盤面より30cmほど高くなっており、その段差を直線のスロープで解消しています。スロープが、かっちりとした形状で造られ、さらに両側に手すりがあるので、珍しい形になっているようです。以前はスーパーだった店舗を、セブンイレブンに改装したということもあるようです。
コンビニ店舗は、床下配管等でフロアレベルを上げているのかなと思います。そのフロアレベルに合わせて、エントランスと店舗前のポーチ的な部分を造り、そこに向けて駐車場部分も広く使った緩やかな勾配で、敷地外と店舗フロアレベルをつないでいます。これで、雨水の排水勾配とバリアフリーの両方を充たしているようです。
その関係で最近は、敷地内の雨水を道路へ流入させないように、道路境界でのコンビニ敷地レベルを道路より低くして、敷地内の道路近くに雨水の排水口を設けていますね。このコンビニ敷地と道路とのレベル差のため、コンビニ敷地側に縁石が入っていることに、以前は違和感があったのですが、理由が推測できるとなるほどと思ったりです。