お正月 ゆうちゃまをみていて思い出した文があります。
ずっと以前に書いてそのままにしてあった記事です。
「時を重ねて親子になる」
NPO法人花の森子供園代表 葭田あき子 さんが
埼玉新聞に書かれていた文があります。
女性は心と体に別の命を感じた時から、木の実が赤く色づくように
甘く熟れるように,親になって行くのだと思う。
それは、その命を終えるまで続く。
昼夜を問わず時間を奪われ,10秒に一回「ママ、ママ、マ~マ」とお声がかかり
トイレに入れば、この世の終わりのように泣かれる。
あられもない姿で追いかけ回してお風呂に入れ、寝顔をみてようやく可愛いと思える日も多い。
しかし、こんな日々はあっという間に遠くに行ってしまう。
高校生になると「夕飯何?」等と用件だけのメールしか届かない。
一転して、まとわりつかれていたあの頃がなんとも愛おしく思い返されるのだ。
子供はほんの短い間に、親の一生分を支えるだけの温ったかいやりとりを残して離れて行く。
かつて私たちもそうだったように。
一部分抜粋させていただきました。
これを読んだとき、息子達の子供のころの事が,走馬灯のように流れていきました。
それと同時に、3年前に亡くなった父の姿が、最後の言葉が思い出されました。
涙がジーンとにじんできました。
『親の一生分を支えるだけの温ったかいやりとりを残して』
ほんとにそうだと思う。
親にとって 子供とのやりとり、思い出は一生を支えてくれる宝物
子育て中は,長く感じられる時間も,過ぎてしまえば短い短い時間
気がつけば、ある日突然親離れしていたっけね
あのとき感じた、ちょっぴりさみしいような 嬉しい様な,複雑なき・も・ち
どんなに大きくなっても、子供は子供・・なんだよね。
いつしか自分もそれを忘れていた気がします•••
親業一生 と言いますが、いつも子供の事を思い、心配し、
時には疎ましがられつつ、命つきる最後の日まで父親、母親、なんですよね。
『かつて私たちがそうだったように』
巡り巡って・・・・
そんな子を思う親の気持ちを、国は 政府はどう考えているのか
福島の親達は必死で文科省に訴えているが門前払い
皆 人の親であり人の子のはず、お金にはかえられない大切なもの(者)がある。
大切な大切な、私たちの、そして国の宝が 先の見えない恐怖にさらされている現実
安倍政権になって 原発再稼働とも伝えられているが・・。