誰も書かない「ハリウッド・ハワイ・米国」の本音トーク

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ドリス・デイ / Doris Day & ケ・セラ・セラ / Que Sera, Sera

2019-05-14 | 音楽
またしても偉大な米歌手が亡くなった。

ドリス・デイ(Doris Day 1922~2019)は歌手・女優を引退後、彼女が創設したドリス・デイ動物基金(The Doris Day Animal Foundation) を最期までサポートをしていた。筆者も定期的にこの団体から案内メールをもらい、彼女が住んでいたカリフォルニア州カーメル市 (City of "Carmel-by-the-Sea," California) での彼女が経営する Cypress Inn での誕生日パーテイの案内を毎年もらっていた。一度はこのホテルに泊まろうと考えていた矢先だった。残念である。先月、97歳の誕生日を迎えたところだった。

1960年代前半、中学生だった頃に好きだった歌手、映画俳優にファンレターを書き、サイン入りブロマイドをもらった内の一人だった。【参考ブログ:『映画・テレビスタジオと公開番組』(2009・8・26)】 

ここで特筆したいのが、彼女の米英語は非常に鮮明で美しいので語学を学ぶ人にとっては "bible" である。【グループ「カーペンターズ(The Carpenters) 」のカレン・カーペンター(Karen Carpenter 1950~1983) も美しい英語の発音とチャーミングな歌声の持ち主の一人。】もっと付け加えて言うならイメージとして、1940年代・1950年代の良きアメリカ (good old days 1940's & 1950's) の家庭的で典型的な金髪(blond) のヤンキー・ガールであった。

数多くのヒット曲があるが、その中でも好きなのが:

★1956年、ジェームズ・スチュアート(James Stewart)との共演映画 『知りすぎていた男 (The Man Who Knew Too Much) 』 の中で歌われた 「ケ・セラ・セラ ("Que Sera, Sera" = "Whatever Will Be, Will Be)」〔●日本ではこの曲は大ヒットし、今でも超有名。当時、「なるようになるさ」という意味で誰もが使っていた〕

★1958年、クラーク・ゲーブル(Clark Gable) との共演映画 『先生のお気に入り(Teacher's Pet) 』 の 主題歌「ティチャーズ・ペット "Teacher's Pet"」

★1959年、ロック・ハドソン(Rock Hudson) との共演映画 『夜を楽しく (Pillow Talk) 』 の主題歌「ピロウ・トーク "Pillow Talk"」


映画『ピロウ・トーク』


の3曲である。今一度、発音が素晴らしい、心地好い曲を聴いて楽しむつもりだ。■YS



◎PS・追伸: 先ほど、カーメル市の「動物基金」の CFO T. Robert Bashara からドリス死亡のメールが届いた。






[Autographed picture sent by Ms. Doris Day]  Fondly = 愛情をこめて
ドリス・ディ女史から送られてきたブロマイド




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