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トランプ大統領の訪日/ President Trump Visits Japan

2017-11-04 | 政治




<明日の5日、第45代アメリカ大統領ドナルド・トランプ氏(The 45th US President Donald Trump) が来日する。

以前のブログ『アメリカ大統領選挙とTV討論会&大統領の訪日』 (2012/10/24) にも書いたが、第二次世界大戦 (World War II 1939~1945)・太平洋戦争 (Pacific War 1941~1945) 後に現職大統領が日本を訪問するのは1974年のフォード氏 (Gerald Ford) が初めてであり、その後、カーター氏 (Jimmy Carter)、レーガン氏 (Ronald Reagan)、ブッシュ氏 (George H.W. Bush)、クリントン氏 (Bill Clinton)、ブッシュ氏(息子) (George W. Bush)、オバマ氏 (Barack Obama) と続き、今度のトランプ氏だ。オバマ氏以外のすべての大統領訪日にたずさわった(計12回)が、勿論、メインは東京だが滞在日数が多い場合は京都、あるいはG7・G8のサミットの場合は地方都市がスケジュールの中に組み込まれる。

大統領・側近たちが乗った防弾仕様車の車列 motorcade (通常が7~8台)が、警察の白バイ・覆面パトカーにガード・先導され、一般道路を猛スピードで走行する光景はちょっと恐怖を感じる。防弾車両 shellproof vehicle は市販された普通車を一端すべて解体し、外まわりの鉄板の厚さを機銃・ロケット砲弾炸裂に耐えるものに変え、防弾ガラスは同じ個所に数発撃たれても貫通しない強固なものを窓枠にはめ込み固定して開かない様になっている。勿論、タイヤもパンクしない特殊なゴムを使用している。異なった状況下でこのような車を数回、運転したことがあるが何せ車両重量が通常の2倍以上あるので、あたかも古いトラックに乗っているような違和感がある。そして困ったことは、日本に多い高速道路・有料道路の料金所である。左側運転席の重いドアをわざわざ開け、車の外に出てぐるっと廻って料金を支払わなければならない。将来、このようなテロ対策の車が日本国内で使われない環境になれば良いのだが。

警官・機動隊の数もはんぱではない。米大統領訪日の際は全国から1~2万人動員される。検問点でのセキュリティ・チェックは厳しすぎるほどで、その点、日本の対策は大変素晴らしいものがある。ただ、日本は昔から世界でも1・2を争う「各国のスパイ天国」であり、比較的自由に国内外のテロリスト予備軍が動き回れる。そしてまた、この時期の北朝鮮の動向が気になる。何事もない訪日・訪アジア諸国を願う。■YS

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