読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

世直し大明神-おんな飛脚人- 出久根達郎 講談社文庫

2007-06-23 23:53:49 | 読んだ
女飛脚人の第2弾である。
この本は、テレビドラマが最初で、その後に原作を読んだ関係上、主人公の女飛脚人「まどか」はどうしても本上まなみのイメージなのである。

ちなみにまどかの恋人というかついには結ばれそうな清太郎の役は小沢○○である。
もうひとつ、ついでに言えば、そのテレビをみて本上まなみのファンになった私は「ホンジョ」のエッセイ集を買って読んだりしたのであった。

さて、今回の「世直し大明神」は全12話である。

まどかをみて女飛脚人になりたいという娘がやってきたり、不幸の手紙の江戸版があったりと何かと事件がおこる、飛脚問屋「十六屋」であったが、当主・茂左衛門・ふさ夫婦は引退を決意し、清太郎とまどかを結びつけて店を譲ろうとする。
また、まどかは父の友人である五郎右衛門をたずね、なぜ父は浪人となったのかを聞こうとしたりする。

そういった事柄が進む中で安政の大地震が江戸を襲う。
そして、その地震によってまたまた事件が巻き起こる。

さわやかで明るく、読んでいて気持ちがよくなる物語である。

どうも清太郎とまどかは夫婦になりそうなのだが、夫婦になってどのように飛脚問屋を切り盛りして、どんな事件がおきるのか、どうしても続きを読んでみたいのである。


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