読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

クール ジャズ コレクション1 マイルス・デイヴィス DeAGOSTINI

2007-11-29 22:35:39 | 読んだ
このクール・ジャズ・コレクションを買うことには非常に迷っていたのである。

聞きたい・読みたい、という気持ちはあるのだが、これをはじめるとまたまた大変なことになるのではないか、という逡巡する気持ちも大きい。

こういうシリーズものを買うと、どうしたって全部揃えたくなる性分なのである。
それが、途中1巻でも抜けてしまうと、非常にがっくりして、とてつもない「やり残し感」に包まれて、遂には「嗚呼、もう俺はだめだ」とか「人間のクズだ」というような考えが頭の中に広がり「こういう駄目な人間は生きているべきではない」というようになって、思わず知らず高いところから下を眺めていたりするのである。(どこまで話を大きくするのだろうか?)

というわけで、長くつきあっていけるのか、ということ本屋に行って確かめ確かめ、とうという本日買ってしまったのである。
もう第3巻まで刊行されているので、これから追いつくまでチョイト時間がかかるが、まあ「買い続ける」という方向に進むことになったのである。

3巻まとめて買えばいいのに、という思いもあるのだが、こういうものは1巻づつ聞いたり読んだりしないといけない、見たいな思いも強いのである。

と、ここまで書いてきて「ずいぶんとこだわりの人だなあ」と我ながら思ってしまったのであるが、そんなに「固執」の人ではないはずなのであった、多分『老人力』というやつがついてきているのではないかと思うのである。

今夜は「陸上自衛隊東北方面音楽隊」のコンサートに行ってきて「吹奏楽」のすばらしさに触れてきたことも
「この際ジャズでも聴いてみっか」
という気分にさせた原因ではないかと思うのである。

ジャズというのはクラシックと並んで、なんだか『勉強』をしないとならないような、そんな音楽というように思ってきたのだが、クラシックもそうなのだが、いい音楽はいい、合わないものはあわない、でかまわないのではないか、という気持ちになってから素直に聞けるようになってきた。

とはいえ、ジャズにまつわる話というのも面白そうなので、聞くという楽しみと読むという楽しみをこの本で得られたらなあ、と、まったく「デアゴスティーニ・ジャパン」の目論見どうりの行動をとっている私なのであった。

「ブログ村」というところにこのブログを登録しています。読書日記を探しているかた、下のバナーをクリックするとリンクされていますので、どうぞご覧ください。またクリックしてもらうと私の人気度が上がるということにもなります。そのへんもご考慮いただき、ひとつよろしくお願いします。
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする