読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

マンガ 皇妃エリザベート 名香智子 講談社α文庫

2005-08-11 23:14:43 | 読んだ
久々の「ガッカリ」作品

皇妃エリザベートについては「ゼンゼン知らない」ので、まあこれで少しくらい知ることができたら、という気持と、ドーンと面白いのではないかという期待から購入したのであったが・・・

文庫の帯には「マンガで教養!!」とあったが、なんだかよくわからないのであった。その原因は、皇妃エリザベートの時代背景がわからないことにある。そして、西洋のお話にはつき物なのだが「同じ名前」が多いことにある。

この辺の説明をどうするか?
が、このような物語の、しかも「教養」をウリにするものならもう少し工夫が欲しかったなあ。

人の一生を描くのは難しいが、あれもこれも、といれるとぼんやりしてしまう。
何かに絞ったほうが、際立った、かもしれない。

これでますますエリザベートが気になってしまった。

ン!もしかしてこれがこの本のネライ?



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2005-08-10 22:16:27 | 日々雑感
本日は一日中「雨」で、気温も上がらず、それはそれでいいのだが。
こうなると、なんだかすごく眠くなる。

暑いと眠れないのだが、こう落ち着くと眠いのである。
せっかく、涼しい時に読もうかと本を横に積んでいるのであるが、本を持ち上げると眠くなる。

というわけで、本日は「文芸春秋9月号」と講談社α文庫「マンガ皇妃エリザベート」を買ってしまった。まだ読んでいないけど・・・
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虫の声

2005-08-09 23:02:50 | 日々雑感
さっき、「続・男はつらいよ」を観ていたら、庭で虫が鳴いた。
暑い暑い、といっている日々はもう終わり。普通にお茶を飲んでいる。

ここでは、猛暑が続くのはせいぜい一週間である。
風ももう冷たいものになってくる。

まあまだ残暑は続くだろうが、寝苦しい夜、はそうそう続かない。

というわけで、そろそろ卒業確定に向けた勉強を開始しなくては・・・
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男はつらいよ

2005-08-08 22:43:33 | 日々雑感
NHKのBSで「男はつらいよ」を全部放映するという。
ので、この際、ビデオにとろうと思う。
今夜は第二話である。

が、郵政三事業の改革に関する法律案が否決され、衆議院が解散されたことにより、寅さんは明日へ延期となってしまいました。

なんていうか、ジャマな政局である。
そもそも自民党内の意見不一致が原因で、そのうち郵政改革に反対か構造改革に反対か、と問題がすりかわっていき、あとはウジャウジャ・ムジャムジャになってしまった。

国会も国会なら、マスコミもマスコミ、そして国民も国民だ。
なんてったって、郵政改革や構造改革よりも、衆議院解散よりも、寅さん、なのだから。

追伸
 「梅安」シリーズ第2作を読んでいる。
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仕掛人・藤枝梅安1 殺しの4人 池波正太郎 講談社文庫

2005-08-07 21:36:13 | 読んだ
暑い暑い日々、なんだか落ち着いたモノを読みたい、と思って本棚を探ったら、これが目に付いた。

池波正太郎のシリーズ物、といえば「鬼平犯科帳」「剣客商売」とこの「仕掛人・藤枝梅安」である。
そのなかで、この仕掛人シリーズは、あとの二つと比べて異質である。
主役が通常で言えば「悪人」なのである。

だから、暗く重い部分が多い。結末もからっとしているようだが湿っぽい。
ということで、私はあまり好まないでいた。

池波正太郎はあとがきでこの物語の主題を

人間はよいことをしながら悪いことをし、悪いことをしながらよいことをしている

としている。

藤枝梅安はこのようなことをしている。
カネで人殺しを請負い、ながら、カネだけではないことをしている。

それは藤枝梅安がそれまで背負ってきた人生を、これからの人生に生かそうとしているからだ。人生とはつながっているものなのであって、そのときだけではないのだ。

続いて2巻以降を読んでいこうと思っている。
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読めない・・暑くて・・何もしたくない

2005-08-06 21:01:25 | 日々雑感
今日は、朝早く起きて、ソフトボールの練習をして・・・
それからは、ウダウダグダグダしていた。

テレビで甲子園、開会式を見て、グダグダ・・・
楽天はせっかくソフトバンク杉内から4点を取っても逆転で、ウダウダ・・・

というわけで、その合間に、池波正太郎の梅安シリーズをペラペラと、くらいです。
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本を読みたい

2005-08-04 22:47:33 | 日々雑感
暑い・・・
我が家のリビング(茶の間?)と我が部屋にはエアコンがない。
というかエアコンは身体にあわない。

だから暑い日は本を読めない。

冷房のきいた部屋で熱いコーヒーを飲みながら、というのは、多分寒くてダメだし、だからといって炎天下、冷たい飲み物を片手に、というのは本を読む環境にはあらず・・・

木陰で、心地よい風に吹かれ、ハンモックにゆられて、読書。
しかも、読み終わった頃
「次はこれがいいんじゃないですか」
と、美女(でなくてもいいか)が本を配達して、ついでに何か飲み物も・・・

こんなところがあったら、ぜひ行きたい。

もうひとつ言えば、読書に飽きると、露天風呂に・・・というのがいいな。
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二十四の瞳

2005-08-03 00:06:10 | 観た、聴いた
黒木瞳の主演のテレビを観た。
いろいろ文句を言いながら観た。でないと、すぐ涙が出るのである。

黒木瞳はいい。が、今回はチョット色気を抑えて欲しかった。それからCMにヤタラでてくるので、なんだかこんがらがってしまう。

さて、二十四の瞳は小さいとき(といっても小学生)に本を読み、テレビでも見たような気がする。
そのころは、なんだか悲しい物語で、すごく好き、というものではなかった。

長じて(といっても30をすぎてだが)高峰秀子主演の映画を観た。
泣けた泣けた、泣かされた。

この物語は、そのままで反戦映画である。何も強くいう必要はない。
人が死んでいく。それは直接・間接「戦争」のせいだ。
そして、普通の人たちは、戦争に大きく反対もできず、死んだ人を思い泣くだけなのだ。

昔は「生きている」というだけですごいことだったのだ。
だから「生きる」ことが重要だった。何しろ「死」は身近なものだったのだ。
今は「生きる」というより「生かされている」という人が多いのではないか。それは何も病院や施設でというだけでなく、普通に生きているような人でさえも「生かされている」ような人がいるではないか。

二十四の瞳は、反戦だけではなく、「生きる」とはなんなのか、ということも併せて言っているのではないか。

追伸
 本日は「つて」により「生うに(殻つき)」を約30個格安で購入。自分で殻をむき「うに丼」を食った。満足満足からちょっとアキタ。
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拝啓天皇陛下 BS2 渥美清主演

2005-08-01 23:51:40 | 観た、聴いた
BS2で久々に映画を見た。
1時間45分。テンポよく進む「喜劇」である。

喜劇といったって、そこにある笑いは作られたものではなく、実直生きようとする人々の生き様が、見方によっては喜劇に見えるものである。

日常は、ある方向から見れば悲劇であろうし、別の方向からは喜劇である。
どのように日常を見るかは、その人の立っている位置、若しくは立とうとしている位置であろう。

というわけで、戦中戦後、ともかく生きてきた主人公が最後に幸せをつかむ・・・と思えたのだが・・・というお話である。

渥美清、長門裕之(ホント二枚目だ)、藤山寛美、加藤嘉などなど、女優では左幸枝、中村メイ子、高千穂ひずる・・・

こう書いてきて、私も年のわりには古い俳優を知っているなあ、と、なんだか複雑な気分になってきた。

追伸
 昨日と今日、サッカーは2日続けて北朝鮮に敗れた。チョイトガッカリムードである。
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