◆予想はしていたものの １０時を過ぎてから物凄い熱波の襲来でありました。
お預かり犬の多い我が家では、全てのＷａｎが少しでもコンディションを崩すことなく過ごせるように
万全の態勢で臨んでいますが、ここ数日間は緊張の連続です。
幸い長年の経験が役に立ってくれて、計画に沿ってコンディションを上げているＷａｎはいても、暑さ
のせいでコンディションを下げている（崩している）Ｗａｎは皆無です。
しかしＷａｎの身体には、恐らく目に見えない形で何らかのダメージが与えられているものと想像して
、考えられる限りの対策を施している日々といえます。
特に今朝は、未明より冷房機器の点検やら起床前のＷａｎ達の観察に余念がありませんでした。
早朝の運動場はそれでも日陰では過ごし易く、効率良くＷａｎ達を運動させることが出来ました。
日中の気温は軽く４０℃を超えました！
熊谷の気象台の計測で３９．１℃との事、運動場の温度計は三か所共に４０℃超えを続けていました、、。
仲良くなったリボンちゃんとジュリア
午後五時の時点でも殆ど気温は下がらず、さすがに鍛えられたＷａｎ達でも「堪らない暑さ」を訴えている
ように見えました。
少し遊んでは刈りあげた芝に寝転ぶリボンちゃんとジュリア。くれぐれも呼吸を荒げさせないように遊ばせる
のが大事なことです。
大型の扇風機は二台を稼働させて、ランには程良く風の流れが出来ていました。
ショートステイにやって来たばかりのリボンちゃんは暑さに慣れていないこともあり、特に注意の眼を向
けていなくてはなりません。
すっかり換毛を終えて、グッドコンディションが保たれているピッピ。暑さには強い体質です。
既往症があって泊まりに来てすぐに病院へ行ったカヤちゃんは、すっかり元気を取り戻しています。
しかしこういうＷａｎは要注意、絶対に直射日光に当てないように心掛けています。
これだけ暑くて、しかもこれだけ湿度が高いと「外耳炎」などの感染疾患はどうしても治りが遅くなります。
外耳炎や皮膚炎の場合、油断は絶対に禁物です。毎日朝と夜、点検と必要な治療は怠れません。
外耳炎等を抱えてやって来るＷａｎの場合「被毛や水かきの部分」などに、感染の影響や時間経過の影響
などが見てとれるものです。
このＬａＢの場合は、被毛が短くシャンプー後なのにも拘わらず被脂が浮き出ていました。
背中の真ん中から腰の部分にかけての被毛が、ぼこぼこと小さく盛り上がっているように見えます。
本来ならば、肝機能などにも影響が出ていないかを調べてみたいところの状態といえます。
幸い水かきには炎症などのダメージは見られず、ステイＯＫとの判断をしました。
一件健康そうに見えて、実は健康上に問題を抱えているＷａｎは少なくありません。
通常の夏ならば見過ごしても良いような（影響ない）ことであっても、今年の夏は要注意。 警戒を怠ると
大変なことにもなりかねません。
大なり小なり問題を抱えたＷａｎは、既に猛暑の影響を受けてきている証拠と言えるのではないかと総則
しています。
多くのＷａｎは、被毛の状態を見ることによって健康状態のあらましを判断することが出来ます。
この写真のＷａｎちゃんの場合は、毛の長さが通常の半分の長さであろうと推測できます。
◇健康上の問題とは異なりますが、ステイ中こんな風に鼻の頭を擦ってしまうタイプのＷａｎが時々います。
きっと「せっかちな性格」だったり、普段から「僕が僕が・・・」「私が先よ・・・」などと生活してきたＷａｎちゃん
なのかもしれません。一頭だけの生活とは異なり、団体生活（群れとして）の中では我が強く出てしまうこと
も考えられます。普段の生活から、落ち着いて行動させるルーティンを行なっておくと良いと思います。
山の陰に陽が落ちて、１９時を過ぎても気温は３４℃を超えていました。
冷房は当然の如く２４時間稼働なのですが、それ以上にＷａｎ達の観察は怠ることなく続けられます。
３０分前には元気だった子が、突然不調になるなどと言うことも起こる可能性が無いわけではありません。
お預かりのＷａｎを抱える立場としては、２４時間、細かくＷａｎの観察を続けられなければなりませんね。
と言うわけで、今夜は殆ど徹夜覚悟。車を運転する事態も想定して、アルコールはご法度です。
気休めは、音楽を聴くことぐらいでしょうか。こんな緊張した夜が、たまにはあっても悪くないですね。
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◇カレンダーにご注意 Triplestar Labradors Calendar トリプルスターの予定表です。
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