ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

☆☆☆ 建国記念日 若犬のトレーニングと障害犬のリハビリなど~水曜日・・・

2015年02月11日 | トリプルスターの日常

      

今週一番の上天気となりました...。
早朝から気温も高く、風もまったくありませんでした。
二月には、時々ある最高のお日和です。
今日は祭日とあって、行楽地ではさぞかし賑わったことでしょう。
ご当地吉見町では「イチゴ摘み」の家族連れであっちこっちの観光農園に、人と車が溢れかえっていました...

九時 足として使っている車が車検を終えて届けられました。
基本として洗車やワックスがけなどを一切しないジジババ、くすんだ車は乗っていて肩身が狭くなるほどでした。
処がところが、二年分の汚れを落として貰った愛車はピッカピカ!見違えるようになっていて、それはそれは大満足なのでした





◇若犬達のトレーニング・・・
お天気とはいえ冬の朝はやはり空気が冷たく感じられます。
十分に身体のほぐれていない若犬達を、テンションを上げるように心掛けてトレーニングしました。
先々ショーに出る計画のあるクラウス君は、一連のトレーニングの他に棒の取っことレバーキャッチを行いました。





◇お昼ご飯・・・ 家飯...
予定では広場のストーブで羊の肉を焼いて(ジンギスカン風に)食べる筈でしたが、わけあって計画変更..。
家の台所で、ありあわせの野菜を刻んで「チンジャオロース」を作って食べました。舌が麻痺していたのか、味が濃すぎ..。


 祭日なので?軽く一杯(ひと缶)....。

今日思い付きで作った料理は、少々味が濃かったのでした..。 汗を掻かない冬場の料理は薄味に限りますね。
 口直しに食べたシュトーレン。 とっても甘く感じられました...(^^)/



◇障害犬(膝の故障)のリハビリ。
更に午後は温かくなって、障害犬のリハには最適なお天気でした。

丁度一月前に膝を痛めた子のリハビリは順調に進み、今日の様子見次第ではランへの開放(単独)も出来るかな?と言った
状況でありました。

膝を痛めた子の特徴は、「軽い跛行」としきりに痛めた個所を「気にする素振り」を繰り返すことなどが見受けられます。
※多くの飼い主さんが、この二点を見落とすことが非情に多く(アレ~と思っても、大丈夫と言う方向に思い込み易い)時間が
経ってからの完全跛行若しくは挙上に、動転する傾向があります。
 ほんの一瞬の動作です。(下の写真は、遊びの最中に痛めた脚を気にする犬の代表的な素振りの一つの例です。)
立ったままで気にする素振りの子が多く、見落とす原因となっています。恐らくチクリとする位の違和感を感じているのでしょう。
しかし、時間が経つにつれて痛みが増し患部が腫れてくると跛行が酷くなり、場合によっては挙上に至る経緯をとります。
※初期手当の遅れは、遅れた分だけ快方を遅らせます。見落としの多くは重篤化する傾向にあり、極めて注意が必要です。 


 人が傍に近寄りすぎているので犬が立ち上がっていますそんな時に他の犬等を気にして身体をひねり、軸足となった
足の先が固定されたような瞬間に膝に無理な負荷が加わります...。
しかしその時に痛みを感じることは希で(弱い痛みは無視されてしまいがち)、何回も同じ動作を繰り返したり、痛めた腱を使い
続けた時点で強い痛みを感じて、「跛行」と言う動作を行う様になります。
※一発で酷い状態になった時(腱の異常な伸びや部分断裂等)は、その時点で跛行若しくは挙上を見せます。残念乍ら
腱が完全に切れてしまった時の犬の多くは、キャンと一声啼いて直ぐに挙上を示し、その後跛行に至ることはありません。
  
※観察の重要性。特に育ち盛りの犬を遊ばせている時や、何らかの病後で特に身体の弱りが長引いている犬を遊ばせる時、
また産後の回復期にある弱った身体の牝犬を遊ばせている時など、特に注意が必要であると言えます。関節の中にある十字
靭帯断裂の原因は(犬の場合)腱・靭帯の変性にあると言われています。何度も繰り返す障害・怪我を見落とし続けた結果が招
く怪我であると言えます。活発過ぎる個体や特徴的な動きをする個体は出来るだけ体重を落とし、関節にかかる負担を少なくす
る工夫も必要ですね。

◇保護犬のリハビリ・・・
毎日泥んこになるまで遊んであげて、毎日楽しい思いをさせて、毎日美味しいものを食べさせる...そして訓練(或る種の矯正)。


※ぼろぼろになって入って来る子でも、すぐにシャンプーなどを行う事はありません。どんな犬にも、個体に備わった自己
回復力を後押ししてあげる様にした方が、その後の結果(健康回復⇒健康維持)は良く出ます。
四年前に入って来た子、一度もシャンプーなどは行っていませんが、耳の汚れも無くなり歯も真っ白になりました。
モチロン家の中でゴロゴロしていても匂うこと等全くないですよ...hahaha
※秘訣は、運動場や広場、そして裏山の土にまぶし続けること。此処の土には優秀な微生物(バクテリアなど)が沢山いて、
犬の身体を内外から(犬達は好んで土を食べます)健康にしてくれるんですね
※この子も他の子たちと同じように、初め(入舎時)は満足に歩けなかった子です。今ではお婆ちゃんにまで走りよって行って、
マウンティングしてしまうくらいの悪者(元気者)になりましたこの顔は、早く帰ろう(めし)と言っている顔付です。


 今日も、陽の陰った空に飛行機雲が...(^^)/



※犬の抱える障害には色々ありますが、関節の障害を考えてみると、腰(股関節など)の障害は手術を行わなくても
必ず治ります。(満足度を考えた場合、QOLに対しての考え方にも拠りますが)
治り難い、又は手術を行わなくては治らない障害は、肩や肘、膝や背中に多く見られます。
※初期手当(治療)の重要性は言わずもがなで、飼い主さんには愛犬の僅かな動作の異変を見逃す事の無いように、
願うばかりです。
※跛行などが見られる子に対して、自己流のマッサージや指圧と称する行為は絶対に行わない様にして下さい。
お知らせ
2月15日の入場者(勉強会参加者)は、必ず昼食(お弁当)をご持参下さい。 

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業務連絡=さしあげます 近々 コンパクトデジカメ(ユースド)の掲載が予定されています。

※掲載を希望される「使用可能な不用品」などがありましたらご連絡ください。但し、無償譲渡に限ります。
※「使役犬団体」や「公益財団法人どうぶつ基金」等への寄付金が「1000円/年」以上有る方を優先します。
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 成犬二頭(牝) お譲り(有償譲渡)いたします。 
     

チョコレート(16ヶ月齢)イエロー(24ヶ月齢)   いずれも優秀な美犬です

譲渡に関しての詳細及び見学などのご希望は、電話又はメールでお問い合わせください。

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コメント (2)
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