ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

☆☆☆ 愛犬育成のためのバックアップを行なう... 金曜日

2018年11月23日 | トリプルスターの日常

 

昨日の木曜日はどんよりと曇って、

気温の上がらない寒い一日でした。

早朝の業務を終えた10時から前々からのご予約で、

コンペティション(訓練競技会)に頑張る若犬二頭と、

一般家庭に飼われるパートナードッグ一頭の「飼育指導」を行ないました。

三頭の目的は、何れもラブラドールらしい身体作りを目指していて、

そのノウハウを確り学ぼうというご希望のもとで行なわれた”リラクシング”

という内容でした。

 

13ヶ月になろうとしているジョルジュ嬢...

我が家のテスやララと姉妹関係にあるお嬢さんです。 

30分づつの解放を三回ほど行なって、

広いランではどんな行動を見せるか等の観察主体のリラクシングに終始しました。

飼主さんは初めての経験で、この子の持っている特質などについて理解が深まった様にも

見えました。

※想像していた通り、訓練などに向いている子のように思えましたが...飼い主さんの感想

は如何に?

探し物ゲームなどを、ご愛敬(遊び半分)でやってみましたが...

意外や意外... 人の考えていることが良く判っていると思える結果に、飼い主さんは大喜び。

さて、お兄さん格のベーゼンは、どんな結果を出してくれるでしょうか...興味津々でしたが。(^^♪


お話しする時間に余裕があって...

多岐にわたるお話ができた様に感じています。

犬のハンドリングには、スキルは兎も角フィジカル面において”弱い部分”があると、

技術的な向上が阻害されてしまいます。(理想手になハンドリングには至らない...)

簡単な例として、”物を掴む能力”に欠けた人には「マズルコントロール」などの スキルを

望むことは出来ません。

また、体幹が弱い人や下肢の筋力に欠けた人にはハンドリングに適した理想とする身体の

バランスを求めることが難しくなってきます。

今回の対象となる飼主さんは全て女性でしたので、女性向きの体幹トレーニングの方法や、

器具を使わずに「ものを掴む能力」(握力だけではない要素)を向上させる方法などをレクチャー

させていただきました。

※毎日数回、数分間の運動を行なう事により、大型犬のハンドリングに求められるフィジカル

な部分の向上が飛躍的に見込めますので、参加者はたいへん勉強になったものと思われます 


座学で学んだ内容は...

@タンパク質の有用性と、プロティーンの効果的な使用法について。

@ドッグフードに含まれる栄養素と、豚肉などから摂れるタンパク質について。

@身体の出来上がらない運動と、筋力の付く運動の違いについて。

@身体のバランスを整え、簡単に身体を大きくする運動方法とは...。

@病気や怪我をしない身体は、どんな風にして作ったら良いのか。

 犬は、精魂込めて育ててはじめて犬になれる生き物なのです。

ですので、犬育成の心掛けとしては、

玉琢かざれば光なし/瑠璃の光も磨きから...

という諺を どんな人でも ゆめゆめ忘れてはいけない事なのではないかと

思っています。

 

 

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11月22日(木)のつぶやき

2018年11月23日 | トリプルスターの日常
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