こんなリードでは、
ラブラドールの躾は
出来ません...。
一年のうちに
訓練士などの専門家について
躾などのトレーニングを始めた
何人かの飼い主さんが訴える。
トレーナー(若しくは訓練士)が、
「このリードでは訓練が出来ないから、
こちらの勧めるリードにかえて下さい。
犬の訓練には、昔からこれが適しています。
かえられないのなら、訓練はお受け出来ません」
...と言われたが、どうしましょうか?
ワタシ、
なら 別の専門家に頼んでみては如何でしょうか?
とは なかなか言えません。
極めて、気が小さいものですから。。。
過日、リラクシングの集まりがあって、
遠方いわき市からやって来た姫子嬢や
何頭かのWanのオーナーさん達が、
英国から送られてきたばかりのリードを、
愛犬のために新調していました。
新しいリードをかけられて、嬉しそうな姫子嬢
遊びに来る全てのワンコが、
このリードをかけられると、途端に目の色がかわります。
「なんだか知らないけど、お母さんの温かさがじかに伝わるの。」
とでも、言いたげに。
このリードの呼び名は...
イギリスではガンドッグリードとも
スリップリードとも呼ばれています。
機能性に優れ、ラブラドールを扱うのに
非常に理に叶ったリードなので、
実猟やトライアル、レスキューの場等において、
好んで使われています。
この光景は、
スコットランドのドッグレスキュー団体
Labrador Retriever Rescue Scotland から
お借りした写真ですが、
レスキューしたラブラドールを
優しく扱っているところを写したものです。
英国や米国の動物病院では、必ずこれに似たリードが用いられ、
最近は特に、
日本の使役犬団体でも、このリードを使うプロを多く見掛ける様になりました。
何故、そういう特殊な犬を扱う場所に於いて、このリードが好んで使われるのか
を、
考えてみても良いかも知れませんね。
生まれた子犬から、
年老いて亡くなっていく犬を見続けている
我々ブリーダーは、
この優れたリードの真の役目を、よく理解しています。
最近は、敢えてカラフルな色のリードを
希望するようにしています。
そのことは、ワンコへの優しさと
飼い主さん達のモチベーションを意識し、
尊重したいという願いから来ていると言って
良いと思います。
僅かながら、長さも太さも微妙に調整されています。
特に女性に使う易くなるように、しなやかな素材が使われています。
嬉しそうですね~!!!
家の近くを散歩するベッキーちゃんです。
ベッキーちゃんは、
黄色に赤いアクセントの入ったリードが
大好きなんです。
このリードを見ただけで、
その日一日が、
幸せな気分でいっぱいになるんですぅ~
だって
※ 寝たきりになった愛犬が、
このリードを見せると、必死に起き上がろうとするんです。
おかげで、排泄などの介護をするにあたって、とてもとても
ありがたかったです、、、。
と言う飼い主さん達の言葉を、聞くことも多くなりました。
このリードは、犬の気持ちはもとより、何より飼い主さんの
優しい気持ちを、より一層
温かくする効果があることだけは、確実に判っています。
カレンダー
Triplestar Labradors Calendar
トリプルスターの予定表です。
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