ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

☆☆☆犬に関わること全て、生半可は許されない...

2020年10月26日 | ブリーディング


唐突ですが...

過日、

体重が増えすぎた若犬の飼い主さんより

深刻な相談があった。

あれやこれや言うのも気が引けたので、具体的な給餌量

ダイエット(減量)時の注意点などをかいつまんでメールに書いたが、

反応はイマイチだった。 良くないことが起こらなければ良いのだが。

コロナ禍と言えばそうなんだろうが、此処に来て飼育の間違いで重篤な

病気の発症や怪我(手術を要する重傷)を負った犬の相談を受けることになる。

飼い主さんは押し並べて原因は何処にあるんだろうなどと惚けたことを言っ

ている。

あなたの飼い方に問題が有るんですよ、と、ハッキリ言ってあげても、

そんな飼い主はへそを曲げるだけで反省の色も見えないのが日常茶飯事。

他力本願にならざろう得ないラブラドールは、実に哀れで気の毒に思う。

怪我の犬は、

運動不足で筋力が弱っている処へもってきて過体重が追い打ちとなって、

膝靱帯を完全断裂させた。

病気の犬は、

肥満=体重過多を獣医師から指摘され、

獣医師のアドバイスに従って、オカラやキャベツのみじん切りなどを

フードに混ぜて長い期間 日常的に与えていた。

結果は、栄養不足と著しい免疫力低下によって複数の内臓を壊してしまった。

馬鹿馬鹿しい我々犬を作り育てあげる立場の人間はそんなもの(オカラや

生のキャベツ/野菜)を餌をふかすために与えたりすることは絶対に行わない。

若しそういうことを平気でやっているブリーダーがいたとしたら、

今も昔もまともな犬は作れていまい。


ラブラドールの繁殖に求められるもの

色素の弱い個体は排除する(繁殖に使わない)

欠歯の多い個体は排除する(繁殖に使わない)

指間皮膚炎などの個体は排除する(繁殖に使わない)

涙点に問題を抱える個体は排除する(繁殖に使わない)

少しの運動量で息の上がる個体は排除する(繁殖に使わない)

気質の良くない個体は排除する(繁殖に使わない)

数え上げれば切りが無いが、上記の症状を抱える犬を繁殖に使う限り

犬種の発展(進化)は望めず繁殖する人間は恥を掻く結果を招く。

過日 フェイスブックに ラブラドール種の被毛についてコメントしたら、

反応(質問)があって、

ラブの毛足の長いのは良くないと言うブリーダーがいたらしい。

まあ、犬種の先進国のブリーダーはそう言う犬(良くない被毛)が自分の傍に

いてくれないことを願い、

手っ取り早く後進国である日本に輸出(売る)ので、何も知らない日本人は、

ラブラドールは短毛でなくてはいけないものだと思い込むのであろう。

私の友人達(英米)も、そう言う犬をいままでに随分と日本に送っている。


さて、話題を変えて

今回の繁殖は、結果として上手く行った。

今、うちの犬達に欠けているもの

今回の繁殖で良い形で得ることが出来たと思っている。

具体的には言えないが、見る人間が見れば判るであろう。

恐らくこの子犬らで、更に高見が望めるのでは無いかと、

今のところ自己満足を覚えている。

気の早い Kko さんは、早くも離乳食を与え始めた。

未だ目も明いていないというのに。

お陰で、手伝わされる側の私は、更に睡眠時間を削ることになり、

ふらふらした毎日を送らざろう得なくなっている。

 

コロナの影響で、東日本で行われる犬のイヴェントは暫く無い。

過日、愛犬をドッグショーに出している方がひょっこり来られ、

ドッグショーの話になった。

その方が言うには、噛み合わせの良くない犬を平気で出陳している人が

いたらしく、あるとき外国人のジャッジの時に失格になったらしい。

然しシカシである、その次の週のショーか或いは別の時期のショーであったかは

判然としないが、日本人のジャッジからカードを貰っていたらしい。

どういうことなの???と聞かれても、、、お答えするのに困るわ。

その出陳者の取り巻き達は、アンダーショットを肯定的に捉えていたらしいが、

おいおい...


このラブラドールは 私たちが最初に飼い始めたラブラドールです。

今では名称が変わった「東日本盲導犬協会」から25万円で購入した雄のラブラドール。

その頃務めていた会社の同僚が、どうしても飼えなくなってしまい、無理矢理私に頼んで

きたのであったが、何も知らないで引き取りに同行したKko さんは驚いていた。

血統はロチェビーであり、後日マリオンにその話をしたら、なんだか辻褄の合わない話を

していたけど。犬の世界は色々あるんだと....幼心に思った次第でした。

余談ですが、

実はこの犬を自己流でトレーニングして、ドッグショーや訓練競技会に出してみたのです。

どちらでも結果は出しましたが、エラい時間と浪費を余儀なくされ、犬を飼うのは金が掛か

るのだな~と、勉強したのでした。

その頃近しくしていて、私に訓練方法を教えてくれた人は今、審査員を遣っているのだから

判らないものですね~この世界は。

ワタシは、自分の育むラビラドールに、この子達のように強靱な体幹を持ち、バランスに優れ、
素晴らしいリズム感を持っことを望んでいる。

 

お知らせ 子犬をご希望の方は、メールにてお問い合せ下さい。

@ブラック⇒男の子 
@イエロー⇒女の子が お譲りできる対象の子犬です。

Triplestar Labradors Calendar
トリプルスターの予定表です。
  

A happy 10th birthday to JAKE !!! DOB 2010/09/26

   

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