錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

切るならば切れ!

2019年05月30日 | 昆虫・植物
ミドリシジミがホストとするハンノキ。
湿った土地を好むことから双方の環境は比較的に保たれてきた。
が!
最近の自生地は観光化が進み、それらの木々は直ぐに切り倒されて埋め立てられている。
まぁ、地権者からするとミドリシジミが育つハンノキなんていっても他に利用価値は無いもんねぇ・・・・
ならば切れ!俺は挿す。


“挿し穂”として使えそうな枝先を切って帰り、それを発根剤を希釈した水に暫く挿しておく。


そして、その枝から“挿し穂”を切り出しすと・・・・


ここで発根を促進するルートンが登場。


で、そのルートンを“挿し穂”となるハンノキの切り口に塗布していく。


後は挿し床に穴をあけ・・・・


そこへ塗布したルートンが落ちないようにハンノキの“挿し穂”を挿し、上から軽く散水して“挿し穂”と床の隙間を埋める。


その後は水を切らさないようにして日陰で管理するのですが、一ヶ月から2ヶ月ほどして“挿し穂”から新しい葉が展開してくれば挿し木は成功。
※ちなみに、この青いバットは仔ガメ用なので横に穴が開けられています。
で、これで得られた苗木を条件の良さそうに場所に移植するのですが残るのは良くて1割程度。
たけど、ここで何もしないよりはマシ。
ただ、これらのハンノキが大きく育ったら再び切り倒されるとは思うけど、これは Cherry の Daydream Believer ってやつですよ。

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空を見あげりゃ、星もネェ🎵

2019年05月30日 | 昆虫・植物

吉幾三の『俺ら東京さ行ぐだ』じゃないけれど・・・

あー、 街もネェ
灯りもネェ
空を見あげりゃ、星もネェ

そんな中で、このCherryは林さんの幼虫を求めて深夜の山中ぐーるぐる。
しかーし、昔に比べると林さんも随分と少なくなりました。
が!
ここで数を求めるがあまり深追いすると年甲斐もなく迷子の仲間入り。
いや、これは迷子ではなく巷で言うところの遭難ってやつですな。


ところが午前の2時を過ぎると東から上った月が薄雲を通して見えるようになった。
いやぁ・・・
こうなると、こっちのもの。
自身の位置が把握できるようになったCherryは普段は人が足を踏み入れないような山の奥まで突き進む。
そして、その先に待っているのは・・・・ 
そう、パラダイス!

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夜に出会った生き物たち

2019年05月30日 | その他の生き物

夜の帳が下りる25日から26日の朝方にかけて山へと出かけると、いろんな生き物たちとの出会いがあります。
そんな生き物の一つが、こいつ・・・・
日中は何処に隠れているのか全くと言って良いほど姿を見せないノウサギですが、これが暗い夜になると警戒心が解けるのか堂々と道に出てきています。
ただ、こいつが姿をを見せると言うことは・・・・


そう、ノウサギなどの天敵であるホンドギツネも現れる。
しかーし、土曜日から日曜日の朝方という事もあって、平日に比べると車の通りも多かった。
そんなことから夜であっても、なかなか警戒心が解けずに車のライトに照らされただけで直ぐに逃げていく・・・
一年前の5月の25日なんかは可愛い子ギツネが歩み寄ってきてモデルになってくれたんだけどなぁ。


そして・・・・
ハンドライトを手に山中を徘徊していると闇の中から視線を感じる。
ん!?
ん・・・・・・
そろそろ丑三つ時を迎える頃だし、こりゃ得体の知れない妖でも出たかと思ったら闇の中に一頭の鹿が立っていた。
あら、あら・・・
こんな時間に驚かせたみたいで、ごめんなさいね。


でもって、一番良く見かけたのがニホンアナグマ。
タヌキに良く似ているけど見間違うことはない。
ただ・・・


良く見かけると言うことは、それだけ交通事故なんかにも遭いやすい。
あのぉ・・・・
できることであれば、そこに生きる動物たちのためにも少しだけ優しい運転でお願いしますね。

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