トルコから石灰棚を眺めながら生活する日記

ラム子のロカンタ(日本食食堂)、
ゴールデンレトリバーとカンガル犬との日常を綴っていました。

珍しく真面目なトルコ情報♪~セルチュク

2019-04-24 19:10:42 | 旅行
今日のパムッカレ

昨日、列車利用でセルチュクへ行って来た。
うちの社員がエフェス遺跡に行ったことが無いということで、
エフェス遺跡3回目、セルチュク6回の日本人が
トルコ人を案内する旅(爆)

そんな私も列車でセルチュクは初体験
いつもは、運転手がいたんだ。(夫のこと)
でも、死んじゃったからね!




円形劇場はパムッカレヒエラポリスのほうが保存状態もいいし、眺めも最高!
ごめんよ、エフェスさん



エフェス遺跡へは、バスステーションから遺跡行のバスが出ています。
一人3.5リラ 75円くらい?
ただ、エフェス遺跡のゲートは北と南にあり、バスは北ゲートに停まる。
遺跡群は北ー南のほぼ直線ルート
バスに乗りたかったら、また同じルートを戻るしかない。

もしくは、北ゲートに停まっている馬車を利用し、5キロの道のりで南ゲートへ移動し、
そこから、北上する手もあり。馬車60リラだって。1,200円

私たちは、北ゲートへ戻るのが嫌だったので、遺跡終点のゲートからタクシーに乗り、
バスステーションへと帰った。タクシー料金25リラ500円くらい


エフェス遺跡の後は、アヤコさんお薦めのレストランへ



フォルムというプディングも絶品(これもアヤコさんお薦め)

レバーで有名な老舗Seckin Cigerci

タクシー内では、友人のお薦めのレストランだと話したのに、
そのドライバー、レストランに到着したや否や、自分が連れて来てやったようなことを
店主に告げていた。
トルコあるあるですかね。



ランチの後は、シリンジェ村へ
こちらも、バスステーションからミニバスが出ていて、所要時間20分くらいで
料金は4リラ 80円


可愛らしい村で、昔、ギリシャ人とトルコ人の交換移住があったところです。




朝8時25分デニズリ発、終点BASMANE(イズミル)
エフェス遺跡があるセルチュクまでの料金はなんと、一人17.5リラ(日本円で約350円)
所要時間約3時間半

どうやら、デニズリ、セルチュク間のバスの運行がほぼ無くなってしまったようで、
パムッカレツーリズムが17時02分発で運行しており、所要時間は2時間45分
値段は37リラ 列車の倍以上(ただ、バスは大都市では、バスステーションまで無料循環バスが
あったり、車内での軽食、飲み物が無料)

以前には、朝、昼もあったのに、いわゆる国鉄がこのような料金を掲げては民間は
太刀打ち出来ないよね。これって、どうなの?

10年以上前の列車に比べれば空調もあり、シート、トイレもだいぶ改善されたけれど
昨日は、始発のデニズリでほぼ満席になった。

満席、しかも、通路にも乗客がたくさんいるなかで、
どうして、シミット(トルコ人の好きなゴマつきパン)売りがやってくるのか。
ボトル水、チャイ、アイラン(塩ヨーグルトドリンク)も売っていたけれど、
座っている乗客が購入していた。

立っている乗客はまるで拷問である。

なーんて、書いちゃって、実は始発で座っていた私たちは
立っている乗客をよそ目にし、持ち込んだシミットを頬張り、
チャイを車内で購入し、
悠長に列車の旅を楽しんでいたのだ。
ごめんなさい



さすがにチャイは危険なので、大混雑の帰りの車内販売は
自粛したようだ。

バスの運行がなくなったから、しわ寄せ食って、客が多いのか、
昨日が祝日だったからか分からないけれど、乗客に応じて、編成を増やすなり、
それなりの対策をして欲しい・・・と思ったところで、
ああ、ここはトルコだった。

行きは始発で座れたけれど、帰りは満席。
セルチュク16時55分に乗車。
乗車率200%だったんじゃないかしら?
始発のイズミル・バスマーネ、空港駅の時点で満席だったのでしょう。
セルチュクからも大勢の乗客で、久しぶりの満員電車でしたわ。

約1時間立ち、アイドゥン(比較的大きな街)でやっと座れた。
アイドゥンで座れなかったら、アイドゥンからデニズリへは
バスにしようと考えた。というか、最初にセルチュクから座れないと
知っていたら、最初から、バスでセルチュクからアイドゥンへ、
バスを乗り換えてアイドゥンからデニズリにしていたわ。

ですから、
1時間立ちたくない旅行者の皆さんは、セルチュクからアイドゥンへ
バスで行ったほうがいいと思います。

超満席でも、トルコ人の譲り合い精神は天晴で、
赤ちゃんを抱いている女性にお年寄りには、
視界に入った時点で瞬時に立つトルコ人。
ここは、日本人は見倣いたいところです。





オヤジのバラが咲いた

2019-04-22 15:27:42 | 日記
今日のパムッカレ


イサ、あなたが死に急ぐかのように植えていったバラが咲いていますよ。



傍目では、私はもう立ち直ったと思われているだろうな。
3年目となると、まだメソメソしているのって言われそうだからね。

毎日、夫のことは思い出すけれど、途中で追い払ったりしている。
鼻がつーんとし、一人残された自分が哀れで、
夫と添い遂げることを当たり前のことと思っていた自分の人生計画が
狂ったと自分のために泣きそうだから。

池袋暴走事故で二人を亡くされたご主人の胸中を想うと
苦しいです。

私の母は、半寝たきりですが、意識はしっかりしています。
早く逝きたいのだけれど、なかなか死ねないと
嘆いています。

死にたくても死ねない老人や大切な人を喪って、
夢も希望もない人間と命の交換が出来たらいいのに・・・。


今の私には、ケントちゃんだけが希望よ!