トルコから石灰棚を眺めながら生活する日記

ラム子のロカンタ(日本食食堂)、
ゴールデンレトリバーとカンガル犬との日常を綴っていました。

夢を信じますか?

2017-07-30 17:41:32 | 日記
今日のパムッカレ


夢を信じますか?

誰もが、良い夢は信じたいけれど、悪い夢は正夢となって欲しくないと願うのだと思う。

私は夢にもう振り回されたくない。
昨年の8月に私は義母が亡くなった夢を見た。
実際、死にそうだったのは、義父。
で、現実に天国に旅だったのは、夫。

先日、日本人旅行者が来てくれた。
彼は食堂に飾ってあるエフェスの写真をじっと見て、私にこう告げた。

『この犬、夢に出て来たのですよ、自分がレンタカーを運転している途中、
この白い犬が無理やり乗り込んで、デカいから車から出すにも出せずに、
そのまま運転してきたら、パムッカレに辿り着いたのです。』と。

エフェスのような、白くてデカい犬はトルコには多い。
耳が短かったとも言っていた。パピ―時代に耳をカットする
風習があるので、それも特に珍しくはない。

ただ、エフェスとそっくりのワンコがパムッカレに
戻って来たかったようだと聞いて、
エフェスが失踪中だということも知らないはずのツーリストの話として、
もしも正夢だったらと希望が少し。
もう夢に振り回されたくないと思いつつ、やっぱり良いことなら、
正夢となって欲しい。

その反面、私はエフェスは私のことなんて、忘れて幸せに暮らしていて
欲しいと願っている。だって、2年半もの間、パムッカレに帰りたくて
泣いていたなんて聞いたら不憫でしょうがないもの。

エフェスはこの7月で8歳。
元気な姿さえ見ることが出来ればいいな。

だけど、エフェスは日本人ツーリストを通して
私にお別れを言いに来たのかな?とも取れるのだけど。
さて、果たしてどうなのかな。神のみぞ知る。


エフェスを撫ぜたときの感触、未だに覚えているよ。
また、撫ぜ撫ぜしたいな。



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イスタンブールの超日常風景

2017-07-27 21:17:15 | 日記
今日のパムッカレ

イスタンブールは猫がいっぱい。
で、ショッピングモールにも猫が!!

犬は店の入り口で寝ているという光景はトルコでは日常茶飯事。
だけど、猫がショッピングモールにワガモノ顔でウロウロは
イスタンブールならではかな?









エフェスのそっくりさんが出現


ケントは早朝から、行動していたらしく、お疲れモード

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11年前の出来事

2017-07-26 23:17:29 | 日記
今日のパムッカレ

12年前、私は夫家族が経営するホテルを手伝っていた。
大改装も終わりの4月、まだ肌寒い中、日本人として初めてのお客様を
迎えた。世界一周中の若いライダーご夫妻だった。
仲睦まじいお二人を見て、私もこんな夫婦になりたいと望んだものだ。

そして翌年、2006年私たちは結婚した。
その9月、同じくバイクで世界一周中の方から、前年度に日本人第一号として
宿泊してくださったご夫婦が、タンザニアを走行中に、ご主人のバイクが
バスに追突され、事故で亡くなったという訃報を聞いた。

自分と会話した人が亡くなってしまうなんて、
どうぞ、よい旅を!と声をかけてお別れしたのに。

涙が止まらなかった。そして、事故を目の当りにした奥様のことを
考えると、胸が苦しかった。

バイクで世界一周をしていたライダーのご主人が亡くなってから
10年経ち、そして、私の夫が急逝した。

どうして、急にこのことを思い出したかというと、
book マークしている過去のHP兼日記をたまたま、久々に開けて読んだのだ。
私は以前、【ラムちゃん日記】と題して
日々のことを書いていたのだ。

(ラムちゃんとは、トルコに来て初めて飼い始めた羊のペットの名前)

そして、私はこう綴っていた。

『祖母の死以来、忘れかけていた命は有限であること。
イサに先立たれたら、私は生きていけるだろうか?
いつも死ぬときは一緒と言っている私達。
たまにイサを粗末に扱ってしまうことがあり
考えさせられた今日この頃であります。』

あの日から10年が経ち、私は最愛の夫イサを失った。
この10年間で、一体どのくらい、Nさんご夫妻のことを
振り返っただろうか・・・。

今、色んなことがありすぎて、ときどき、終わりにしたい、
早くイサの元に行きたいと思う。
だけど、ケントがいるから、日本の両親を悲しませたくないという
言い訳をつけながら、生きている。
結局、自分で命を絶つ勇気がないのだから。




キラキラ光るボールをケントに与えた。
で、数分後には、消失した。



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パムッカレ近郊人気上昇中のスポットで泳ぐ

2017-07-24 20:10:18 | 日記
今日のパムッカレ

昨日、2週続けて、パムッカレ近郊のサウダ湖へ行って来た。
パムッカレから車で1時間ほど。パムッカレより遥かに涼しい。








トルコのビーチは砂利浜が多いのに対してこちらは砂浜。
そして、透明度が高く、まるで海のよう。
日中は波も殆ど無い。











海と違って、ケントが水を飲みこんでも問題なし。

ただ、私は泳ぎたくない。
なぜかというと、淡水なので、ガマガエルもいるし、何やら芋虫が動いているのを発見。
しかも、よく見ると、蛾の死骸とか浮いている。

食堂休業して、
ケントのために、2週連続行ってきた。





楽しい後には、試練がケントを待ち受けていた!!






姪の娘にチャイ(トルコ紅茶)を水飲みに入れられ、無理やり飲まされる。











以上、
パムッカレ近郊の『犬』に最適なスポット情報でした!

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イスタンブールへ飛んだ雨女の悲劇

2017-07-21 23:18:34 | 日記
今日のパムッカレ

イスタンブールへ飛んで来ました!
一番の目的は領事館へ申請してあった新しいパスポートの受領のため。

ついでに、
❶シャングリラホテルの飲茶食べ放題

(領事館に用事なら、ランチは五味の寿司なのだけれど、
今回は飲茶食べ放題なので、断念。)

❷納豆名人、縁さんの納豆 
&韓国食材の買い付け、

❸DIVAN ホテル中のまろ味での寿司

以上を計画した。


朝2時起床で5時25分デニズリ発イスタンブール行

空港シャトルバスにて、タクシム広場へ

地下鉄にて、領事館のあるレヴェント4駅を目指すも、
時間が余っていたので、途中下車し、時間潰し。
その時は、雨は殆ど降っていなかった。

朝9時、領事館のある地下鉄レヴェント4駅から
改札を抜けると人混みが!!

みなずぶ濡れ状態。雷を伴う豪雨。

意を決して、地上へと階段を駆け上がり、
かろうじて、雨避け出来る場所へと逃げ込んだ。

数メートル走っただけずぶ濡れ。
たった50mをドルムッシュ(乗合バス)で
行くことにした。2リラ(60円)


やっと、領事館に到着し、パスポートを受け取り、
シャングリラホテルのあるベシクタシュへ
バスで向かった。バスというより、ワゴンの運転手は
気を利かせてくれて暖房を入れてくれたので助かった。

道路は水捌けが悪く、どこもかしこも足首まで冠水状態で、私は素足にサンダルだったから
いいけれど、革靴の人は大変だったろうな。



ずぶ濡れでブルブル震える私は、翌日風邪を引くと確信した。
連日最高気温40度前後のパムッカレから、南半球へ移動してしまったかのようだった。
そもそも、天気予報を全然確認しなかったのが悪いんだけど。

やっと、雨が上がって、晴れ間が見えて、パムッカレでは懲り懲りの日差しが嬉しかった。
たまたま、その日だけ大雨で冷夏だったみたい。



近くの店で服を買い、着替えた。

そして、シャングリラホテルの飲茶食べ放題へと向かった。



今回、同行してくれたのは、

トルコ便り☆ novaromaのブログのきくみちゃん
きくみちゃん、靴下を持って来てくれて、ありがとう!

tapi旅 *イスタンブール暮らし*のTapiちゃん

たぴちゃんとは初対面でしたが、いつかお会いしたかったので、嬉しかったです。
楽しい会話をありがとう!

もう一人お付き合いくださるはずだったのですが、
豪雨でメトロが運休となり、残念。








実は飲茶食べ放題は秋までお休みだそうで、
今回、食べ放題ではありませんでした。
それでも、さすが一流ホテルの中華。
上品なお味で、凍えそうだった私の胃袋と心を温めてくれました。

美味しい飲茶と靴下のおかげで、風邪を引かずに済んだわ。

私たちは近くのカフェで、お茶をしたあと、解散し、
私はタクシム近くのDIVAN ホテルに向かった。

そこで、韓国食材の輸入業者とブツの引き渡しを完了し、
荷物いっぱいで動けない私にホテル内のレストランの人が助け船を
出してくれた。

日本料理店のまろ味は18時30分開店のため、
私は2時間以上、暇つぶしをする必要があったのだけれど、
大量の荷物で動けずにいたのを見かねて
まろ味の隣のレストランの人が、閉店中のまろ味に
置いてあげると言ってくれ、私は自由の身となり、
中華で満腹状態をなんとか消化するべく
散歩に出かけることが出来たのだ。

そして、夢のまろ味へ!!
実は数年前、タクシムのゲズィ公園で大規模デモがあった直後に
夫と一緒にまろ味に出向いたものの、デモの影響で
休業していたのだ。

まだまだ、中華粥が胃袋に留まっていたけれど、
寿司を注文した。トロが口の中でとろけて、
その後3皿もいただいた。
イサにも食べさせてあげたかったな。








ネタといい、握り加減といい、うっとり。
でも、海苔は中国製?


そして、最後のお仕事。
納豆名人ゆかりさんが納豆を配達してくれ、
無事、任務完了。

超過料金覚悟の上、大量の荷物と一緒に、空港へ向かった。
だいぶ前に間違えて違う空港へ行ってしまったことが
あったので、念には念をと、確認を怠らず。

いざ荷物を預けようとしたら、
韓国食材のブルゴギソースが瓶だったために
きちんと梱包するように言われ、
50リラ出して、パッキングしてもらった。


そして、超過料金24リラ。
うーん、イスタンブールから着払いで送ってもらうカーゴが
バカ高いので、自分で取りに行ったものの、
もしかして、それほど変わらないかも。
梱包に50リラが痛かった。しかも、荷物重いし。
今後はせこい真似はせずに、カーゴで
送ってもらおう。

で、話はまだまだ続く。

23時50分イスタンブール発、デニズリ行きに乗り、
デニズリの空港へ到着。

そして、空港トランスファーバスに乗り込み、
一路パムッカレへ。

いつの間にか、持っていたバックがずぶ濡れになっていた。
なんと、機内で配られた水が爆発していたのだった。
でもって、夫の形見のアイフォンがー!!!
食堂に戻り、速攻で、コメの中にブッコんで、九死に一生を得た。

到着が真夜中、寝ぼけ眼で、しかも、大荷物だったために、
空港トランスファーの運転手から渡されるまま、
ろくに確認せず、自宅まで移動。
早速、スーツケースから、韓国食材が無事が確認すべく
スーツケースを見ると、なんと、自分のじゃない!!!

スーツケースは翌日、無事に戻って来たけれど、
散々な一日だった。

新しいパスポートも初日で、悲惨なお姿。
多分、ICチップは無事かと。

これも、経費を節約したいというセコイ考えから。
猛省して、今後はせいぜい納豆だけ直接取引に
したいと思います。オシマイ。

そもそも、イサが生きていたら、夫と一緒にイスタンブールへ
行ったし、公共のバスに乗ることもせず、荷物持ちもいたんだ。
そう、イサが死んじゃったから悪いんだよーバカヤロー


食堂のスタッフに私の留守中、ケントの安否確認をしてもらった。

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ケントが行方不明になった!!

2017-07-14 18:50:33 | ケント
今日のパムッカレ

一昨日の出来事。
朝からケントがいなかった。
多分、10時ごろに食事をしてくれたツーリスト4人組と
一緒に石灰棚へ登ったのだろうと、心配はしなかった。

ところが、そのツーリストが戻って来ても
ケントは帰って来なかった。

高齢だし、炎天下で外にいるのはきついはず。
ここしばらく、ケントは遠出していなかったので、
不安は増すばかり。

16時、一番暑い時間。
いざケントを探しに私も石灰棚を登ることを決意した。
すぐ探さないと、失踪中のエフェスの二の舞となり、
手遅れになるのが怖かったから。



石灰棚は勾配があり、足裏痛がある私には苦痛を伴う。
半分登り切ったところで、動く茶色い物体を発見した。
















ケントは久しぶりの石灰棚を満喫していた。
しばらく石灰棚には行っていないようだったので、
さすがに老体にはきついのかと、ケントの健康状態を心配したけれど、
杞憂だったみたい。あーみん



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あっちー

2017-07-05 22:53:56 | 日記
今日のパムッカレ

暑い暑い暑い。
最高気温45度って

というわけで、厨房はハマム(サウナ)状態なもんで、
清水の舞台から飛び降りるつもりで、
厨房にエアコンを設置した。


今は快適快適♪月末の電気代がコワイけど、
暑いのは2か月間だからね~。
55m²のレストランホールより、厨房のほうが広く、
業務用冷凍庫、冷蔵庫が4台あるので、
厨房が暑いと、モーターも回転してばかりなので
余計に放熱され、悪循環なのだ。


もう、年だし、我慢はしないことにした。
無理していては、身体に悪い。
そして何より、誰を差し置いても、私を優先してくれる人を
失ったのだから。

大事なケントを看取れるのは、私だけ。
ケントのためにも、健康でいなければならない。

また、食堂用にコードレス掃除機を買った。
エアコンとともに、痛い出費だったけれど、
かなり使いやすいので、投資してよかった。


閉店後、近所の公園に頻繁に行っている。夫が生きていたら、みんなで、お茶をしに隣街まで行っていたのになあ。




短毛な分、ケントより暑そう。
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