今日のパムッカレ
パムッカレには大規模ホテルが無い。
よく、日本発着のツアーが利用しているのは、
パムッカレ村ではなく、隣のカラハユットという町の
星付きホテルです。
なんと、ヒルトンホテルがパムッカレ村に
進出することになったらしい。
うおー
今後、パムッカレは17キロ離れたギョレメズという村から、70度ほどある温泉を
引くことになるので、各ホテルにも有償で供給されることになる。
まあ、ここはトルコなもんで、いつになるのか知らんけれど。
ヒルトン様の営業開始までには、何とかするんじゃないかな。
以前は10キロほど離れたカラハユットという町から温泉を引くという噂が
あったけれど、頓挫したのかな?
というのも、カラハユットからだと、丘を越えないといけないし、
また、源泉の温度が50度くらいなのだ。
温泉は熱いことに越したことはないべ。
ヒルトン様の進出により、パムッカレ村のホテルが
窮地に追い込まれるということは無いでしょう。
逆に、団体客仕様のカラハユットの星付きホテルが
打撃を受けるんじゃないかな。
これまで、無料だった温泉が有料になるわけだし、
経費は嵩むわけだ。
カラハユットのペンションなんて、床暖房があるんだけれど、
燃料は温泉なわけで、有料となったら、必然的に
宿代を値上げしないといけないでしょうね。
日本発着のツアーを利用した人なら、お分かりでしょうが、
星付きとは思えないほどの客室、スタッフばかり。
日本の地方のビジネスホテルに毛が生えた程度の設備。
ヒルトン進出で、危機感を覚えて欲しいものです。
ところで、
10年くらい前のパムッカレのホテル、ペンションは非常にレベルが低く、
競争も激しく、私がホテル業から遠ざかった理由の一つでも
ある、部屋代。とにかく激安だった。トルコはガソリンが世界一とも言われ、
燃料費も高く、物価も安くはないのに、なぜかホテル代だけは
安かったのです。
一リラでも安けりゃいいというツーリスト(特に日韓&一部の欧米人)も多く、
競争を激化させていったのです。
これじゃ、利益は上がらないし、設備投資も出来ないし、
悪循環でした。
まるで、ボランティアか?と私は思っていました。
今はガイドブックよりもネットで検索して
ホテル予約サイトで探すほうが主流となってきたので、
値段も言い値ではなく、ツーリストにも分かりやすく、
道中で、他のホテルに客を盗られることも少なくなったというわけです。
この頃の韓国人ツーリストは安さより、安全を優先するようになり、
裕福な中国人はもともと、お金は二の次で、安全、快適性を求めるおがげで、
パムッカレのホテル、ペンションのクオリティーは
上がって来ました。
日本人は?
そういう事情もあってか、部屋代は徐々にまともな値段に
なり、ホテルのオーナーも設備投資が出来るようになったのです。
部屋代の安さから、廃業や引退するホテルのオーナーも
いて、持ち家じゃないと、なかなか営業が厳しかった数年前と
比べると、今では、ホテルの家賃を払っていても成功する
ところも出てきました。
パムッカレで成功(繁盛)しているホテルを見ると、
共通点は、一時期外国人(特にオーストラリア人)が携わっていた、
もしくは、女性(奥さんが働き者)が中心に切り盛りしているところ、
そして、ツアー勧誘をしないこと(つまりホテル業だけで勝負をしている)、
だと、私は勝手に決めつけています。
カッパドキアも然り、旅行代理店でもないのに、ツアーを売ろうと
躍起になり、安い宿泊代の穴埋めをしようと考えるホテルに
限って、経営が行き詰るのです。
booking.comなどのホテル予約サイトなどの評価が非常に高い上位に
Sinter terasse, Melrose, Venusの3つのホテル、ペンションがあります。
この3つとも隣近所なんですが、実は奥さん同士は3人姉妹。
そのうちのVenusのオッサンと、オヤジ(私の夫)とは従兄弟関係。
この3人嫁のパワーが凄い。気も強い。
その3つのホテルの一つ、メルローズのオッサンが
今年、新しいホテルをオープンさせたやり手。
うち(オヤジのバス代理店)にお客さんを
送ってくるんだけれど、その客、つまりツーリストの
反応がダントツなわけ。
どんだけ、凄いかというと、
それは、ツーリストからの両手握手で、
『本当にありがとう!他の人に紹介するよ!また、ここに来るから!』
と、毎回ツーリストの口から出るのである。
ホテルの中には、ガソリン代や労力をケチって
うちのオフィスまで送って来なかったり、うちに迎えに来させたりする
ところもある。
うちのオフィスから、『あんたんところの客がうちにいるぞ。迎えに来い♪』
と言うと、迎えに来ないホテルもある中、一番手でやってくるのが、
このメルローズのオッサン、もしくは従業員。
地元民からすると腹黒いオッサンにも見えるけれど、
客第一の姿勢に私は共感するし、
パムッカレでは悲しいことに、こういうオッサンは少数派なのである。
メルローズで働いていたという掃除のオバちゃんと
話したことがあるけれど、非常に部屋の掃除に
うるさく、トイレにタオルが無かったりすると
怒鳴るんだそうだ。
つまり、それくらい、客第一だということだよね?
私も食堂の前は、家族がやっているホテルを手伝っていたけれど、
イチイチ部屋をチェックしないと、掃除のおばちゃん
絶対に手を抜くんだもん。
何度同じことを注意してもダメで、何度クビにしたことか。
それからか、ラム子は女王様か?とも陰口を叩かれたこともありましたわ。
新しいホテルを覗かせてもらいました!
難を言えば、部屋がちょっと狭いかな。
家族連れを意識してだろうけれど、ベッドを部屋に詰め過ぎ?
でも、宿泊した日本人4人家族に感想を聞いたら、
部屋は狭いとは感じなかったとのこと。
パムッカレでは、日本人嫁が活躍している高評価のホテルもあります。
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パムッカレには大規模ホテルが無い。
よく、日本発着のツアーが利用しているのは、
パムッカレ村ではなく、隣のカラハユットという町の
星付きホテルです。
なんと、ヒルトンホテルがパムッカレ村に
進出することになったらしい。
うおー
今後、パムッカレは17キロ離れたギョレメズという村から、70度ほどある温泉を
引くことになるので、各ホテルにも有償で供給されることになる。
まあ、ここはトルコなもんで、いつになるのか知らんけれど。
ヒルトン様の営業開始までには、何とかするんじゃないかな。
以前は10キロほど離れたカラハユットという町から温泉を引くという噂が
あったけれど、頓挫したのかな?
というのも、カラハユットからだと、丘を越えないといけないし、
また、源泉の温度が50度くらいなのだ。
温泉は熱いことに越したことはないべ。
ヒルトン様の進出により、パムッカレ村のホテルが
窮地に追い込まれるということは無いでしょう。
逆に、団体客仕様のカラハユットの星付きホテルが
打撃を受けるんじゃないかな。
これまで、無料だった温泉が有料になるわけだし、
経費は嵩むわけだ。
カラハユットのペンションなんて、床暖房があるんだけれど、
燃料は温泉なわけで、有料となったら、必然的に
宿代を値上げしないといけないでしょうね。
日本発着のツアーを利用した人なら、お分かりでしょうが、
星付きとは思えないほどの客室、スタッフばかり。
日本の地方のビジネスホテルに毛が生えた程度の設備。
ヒルトン進出で、危機感を覚えて欲しいものです。
ところで、
10年くらい前のパムッカレのホテル、ペンションは非常にレベルが低く、
競争も激しく、私がホテル業から遠ざかった理由の一つでも
ある、部屋代。とにかく激安だった。トルコはガソリンが世界一とも言われ、
燃料費も高く、物価も安くはないのに、なぜかホテル代だけは
安かったのです。
一リラでも安けりゃいいというツーリスト(特に日韓&一部の欧米人)も多く、
競争を激化させていったのです。
これじゃ、利益は上がらないし、設備投資も出来ないし、
悪循環でした。
まるで、ボランティアか?と私は思っていました。
今はガイドブックよりもネットで検索して
ホテル予約サイトで探すほうが主流となってきたので、
値段も言い値ではなく、ツーリストにも分かりやすく、
道中で、他のホテルに客を盗られることも少なくなったというわけです。
この頃の韓国人ツーリストは安さより、安全を優先するようになり、
裕福な中国人はもともと、お金は二の次で、安全、快適性を求めるおがげで、
パムッカレのホテル、ペンションのクオリティーは
上がって来ました。
日本人は?
そういう事情もあってか、部屋代は徐々にまともな値段に
なり、ホテルのオーナーも設備投資が出来るようになったのです。
部屋代の安さから、廃業や引退するホテルのオーナーも
いて、持ち家じゃないと、なかなか営業が厳しかった数年前と
比べると、今では、ホテルの家賃を払っていても成功する
ところも出てきました。
パムッカレで成功(繁盛)しているホテルを見ると、
共通点は、一時期外国人(特にオーストラリア人)が携わっていた、
もしくは、女性(奥さんが働き者)が中心に切り盛りしているところ、
そして、ツアー勧誘をしないこと(つまりホテル業だけで勝負をしている)、
だと、私は勝手に決めつけています。
カッパドキアも然り、旅行代理店でもないのに、ツアーを売ろうと
躍起になり、安い宿泊代の穴埋めをしようと考えるホテルに
限って、経営が行き詰るのです。
booking.comなどのホテル予約サイトなどの評価が非常に高い上位に
Sinter terasse, Melrose, Venusの3つのホテル、ペンションがあります。
この3つとも隣近所なんですが、実は奥さん同士は3人姉妹。
そのうちのVenusのオッサンと、オヤジ(私の夫)とは従兄弟関係。
この3人嫁のパワーが凄い。
その3つのホテルの一つ、メルローズのオッサンが
今年、新しいホテルをオープンさせたやり手。
うち(オヤジのバス代理店)にお客さんを
送ってくるんだけれど、その客、つまりツーリストの
反応がダントツなわけ。
どんだけ、凄いかというと、
それは、ツーリストからの両手握手で、
『本当にありがとう!他の人に紹介するよ!また、ここに来るから!』
と、毎回ツーリストの口から出るのである。
ホテルの中には、ガソリン代や労力をケチって
うちのオフィスまで送って来なかったり、うちに迎えに来させたりする
ところもある。
うちのオフィスから、『あんたんところの客がうちにいるぞ。迎えに来い♪』
と言うと、迎えに来ないホテルもある中、一番手でやってくるのが、
このメルローズのオッサン、もしくは従業員。
地元民からすると腹黒いオッサンにも見えるけれど、
客第一の姿勢に私は共感するし、
パムッカレでは悲しいことに、こういうオッサンは少数派なのである。
メルローズで働いていたという掃除のオバちゃんと
話したことがあるけれど、非常に部屋の掃除に
うるさく、トイレにタオルが無かったりすると
怒鳴るんだそうだ。
つまり、それくらい、客第一だということだよね?
私も食堂の前は、家族がやっているホテルを手伝っていたけれど、
イチイチ部屋をチェックしないと、掃除のおばちゃん
絶対に手を抜くんだもん。
何度同じことを注意してもダメで、何度クビにしたことか。
それからか、ラム子は女王様か?とも陰口を叩かれたこともありましたわ。
新しいホテルを覗かせてもらいました!
難を言えば、部屋がちょっと狭いかな。
家族連れを意識してだろうけれど、ベッドを部屋に詰め過ぎ?
でも、宿泊した日本人4人家族に感想を聞いたら、
部屋は狭いとは感じなかったとのこと。
パムッカレでは、日本人嫁が活躍している高評価のホテルもあります。
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