エフェス、御用となる！

今日のパムッカレ

何か最近日本人が多いなあと思っていたら、
日本はＧＷに入るんですね

旅行者の中には、宮城、岩手の方もいらっしゃって、
内陸だから被災していないとのこと。
普通に旅行をされているんで、日本は
まだまだ大丈夫なんだ、と安心しました。

最近、閑古鳥が鳴いておりましたレストランにお客さんが入るように
なり、一人でてんてこ舞いの日々を送っておりました。

でも、みな優しいお客さまで、昨日はアメリカ人のご夫婦が
「あなた一人で作っているんでもの、仕方がないわ、
何時間でも待つから、ゆっくり作ってね♪」と
ありがたいお言葉

ところで、先週の金曜日、エフェスが石灰棚で逮捕されました
そもそも、石灰棚の管理事務所から石灰棚に行かせたら、
犬収容所に電話するぞ！と脅されていたのです。

そして、お前のところの犬がまた来ているぞ！と
電話があったにも関わらず、役所に水道を止められたりと
どたばたしていので、放っておいてしまったのです。

で、今度は近所の人が、エフェスが他の犬と一緒にデニズリに
連行されたと教えてくれたのです。

水道工事を終了させ、オヤジ（夫のこと）が大急ぎで
デニズリの犬収容所に向かい、エフェスを引き取ってきました。
オヤジ、ビールを飲んでいたので、友人に運転してもらいました。

エフェスは怯えて、縮こまっていたそうです。
私も見たかったな、そんなエフェスを

トルコは犬猫の殺処分は行われません。
その犬収容所では、捕獲された野良犬に狂犬病予防の注射や
避妊手術をさせ、また元にいた場所に戻すそうな。

私が、あら戻してくれるなら、避妊手術をしてもらえばよかったのに！
と言ったら、オヤジが絶対避妊はさせない！と怒っていました。

エフェスもこれに懲りて脱走などしないかな、と思ったら
やっぱり本能で外に出たいのでしょうね。
今日は２回も脱走しました。

１度目はバルコニーの扉から、私が出るのを見計らって
一瞬の隙に出て行きました。そして足の遅い私が必死に
エフェスを追い、トイレでしゃがんでいるところをキャッチ

２度目は裏庭に業者が用事で入り、業者に飛びついて、その人が怯んでいる
その隙に脱走。今度はオヤジが追いかけて、連れ戻してきました。

私たち、一体何をやっているんでしょうねー。
















ご心配をおかけしました水道はオヤジが自宅から地下の水路を通して、
敷設し、ちゃんと使えていますよー。
ただ、食器洗浄器だけ水が通らないみたいで、
オヤジ洗浄器だけで我慢しております

ランキングに参加しています。ポチっとクリックお願いします。      
にほんブログ村
にほんブログ村

やっぱり嫌がらせは続いた ～ラム子のロカンタ物語

今日のパムッカレ



レストランを場所を移しての再開から、約2週間。
役所から水道を止められました。


↑この人に言ってもしょうがないんだけれど、
「夜道は気ィーつけな！」と言ってやった。


前の借主が水道料金を滞納し、約300リラ以上（約2万円）が
未納になっていたのです。役所は1年以上も検針に来なかったのです。

ホテルや一般家庭には2ヵ月毎に検針がきます。
そして、滞納すると、水道を停止されます。

これは前借主を配慮してか、明らかに支払いを要求する意思が
無かったことが伺えます。つまり、村長派なら、水道料金の免除や
減額がまかり通っているんですよ。このク○パムッカレは。

ビルを借りるときには、電気や水道の滞納がないか、うちは調べました。
電気は無かったけれど、水道はありました。
前の借主が逃げちゃったんだから、うちが請求のしようがありません。

その未納水道料金はうちが負担するつもりではいました。
それは、役所にもレストラン営業許可証を発行してもらうときに
ちゃんと言ったのです。

通常なら、レストランオープン２ヶ月後の検針で支払うのが妥当でしょうが！！
うちの未納じゃないんだから。

営業許可証を発行してもらうときも、過去のことを持ち出して、
罰金を払わせられました。3,000リラ（18万円）です。
罰金も滞納していたことにされ、1,000リラ追徴されそうになり、
弁護士に相談したら、３，０００は３，０００で、増えることはないと
いう見解をもらい、それを伝えると、「ああ、そうだった」みたいな
ことを抜かしやがったそうな。

水道をストップされた昨日は金曜日。
しかも午後で、担当者は会議で不在した。
明らかに計画的犯行です。
役所は土日休みですからね、
すぐ300リラ持っていっても、二日間は水道が使えないことを
見越して、わざと金曜日の午後を選んだ役所。

村長に逆らったら、パムッカレで暮らしていくのは
大変だよ～というメッセージもあったのでしょうかねえ。

フフフフ、オヤジ（夫）珍しく頭が働きました。
オヤジ、逆境には強いのです。
水道を家から引いちゃえばいいのよ。
じゃ、どうやって、道路の上から？
空中に水道管を通すの？？


実は我が家と隣のレストランの建物の下には
昔、水路が通っていたのです。
つまり使われていないＵ字溝があるんです。









水は命、レストランには欠かせません。
３００リラって払えない金額じゃないけれど、
こうなったら、未納料金びた一文払うもんか

トルコ地方統一選挙が２年後にあります。
あと２年、村長の政治生命が終わる

水道管は無事に通り、食器洗浄器以外は何不自由なく使えております


ランキングに参加しています。ポチっとクリックお願いします。      
にほんブログ村
にほんブログ村

エフェス生還４日目

今日のパムッカレ

エフェスが我が家に戻ってきて５日目となりました。
エフェスは翌朝、脱走し、どこへ行ったのかと思ったら、
どうやら義姉一家へ帰還の報告をしに行ったようです。
義姉の夫は犬好きでエフェスをよく可愛がってくれましたから、
エフェスも会いたかったのでしょう。

初日はケントと一緒に家の中で寝ました。







翌日、オヤジ（夫のこと）がレストランの裏庭に
塀を作って、エフェスの居場所を作ったのです。







暑さが苦手なエフェスは、夏は木も茂って、木陰にもなる。
小さな庭だけれど、そこに繋がれず、自由に遊べるはずだった。
ところが、明け方、ワンワン吼えて、隣の家から
クレームがきて、たった一夜で、その場所を後にしたのです。

それで、我が家のバルコニーでは、道路がエフェスにとって、丸見えで
犬猫が通るたびに、吼えます。これも近所迷惑

で、結局、今ケントと一緒に家の中です。
今は暖房も使っていないので、エフェスにとっては
ちょうどいい室温だけれど、夏は耐えられないでしょう。
それに朝は外へ出せ！と喚くのです。ケントは私たちが起きるまで
待っているのに・・・。
じゃ、エフェスは一体どこへ？？と思案中です

吼えてばかりだから、きっと監禁先で、手放したんじゃないかなあ・・
ねえ？エフェス！








言うこときかないと、里子に出すぞ！！


ランキングに参加しています。ポチっとクリックお願いします。      
にほんブログ村
にほんブログ村

エフェス無事生還！！！！

ご心配おかけしました。
エフェスが先ほど戻ってきました。
夢のようです。

オヤジ（夫）がいつものように、事務所でパソコンを
いじっていると、ドアの外にエフェスがやってきて
ケントとプロレスを始めたそうな。
そう、エフェスは誰かから解き放たれて
どこからか、自力でうちに帰ってきたのです。

何でもオヤジは、毎日誰かに
エフェスを盗んだやつはただじゃおかねー、と
言っていたそうな

正直、震災後はエフェスのことより、日本のことばかり考えて
眠れぬ夜を過ごしてきました。

昨夜は携帯と財布が入ったバックを電車に置き忘れ、
携帯は暴力団に渡るなどといった、怖い夢を見ました。

もう会えないかもしれないと思っていたエフェスに
再会できて、なんか日本もいいことがあるかもと
思えてなりません。

ケントがあまりドックフードを食べないので
ろくに減らなかったけれど、
今度はまたたくさん消費するので
母ちゃん、頑張って働かねば

皆様、本当にありがとうございました
みんなの祈りがエフェスに届きました。
これが夢じゃありませんように・・・
（今寝起きなもんでトルコ時間８ＡＭ）





ランキングに参加しています。ポチっとクリックお願いします。      
にほんブログ村
にほんブログ村

ラム子のロカンタへの道３

今日のパムッカレ

役所からレストランの営業許可証が下りました。
あれれー∑(￣ロ￣|||)なんと！？

呆気なく許可証がもらえたので
正直、気抜けしちゃいました。

というのも、どうせ、また村長の嫌がらせで
簡単には手に入らないと見ていたからです。

といっても、
紆余曲折を経ての認可です。




オヤジ（夫のこと）も、今回は用意周到にし、
うちが借りることになったビルの前テナントのオーナーから
営業許可証をコピーさせてもらったりした。
また、そのビルの過去数年分の水道代が未納となっていたので、
それをうちが肩代わりするということにもしたわけだ。
役所にうちが払うことになる。

念願の日本食レストランオープンまでの険しい道のり物語
ラム子のロカンタへの道１
ラム子のロカンタへの道２　を参照くださいませ

私は、ブログ生き残りを図るべく、
まるで、連載漫画『ガラスの仮面』のよーに、
延ばして延ばしてー、【ラム子のロカンタへの道】
と題して、しばらくはネタに事欠かないはずだったー。

村長の執拗な嫌がらせにもくじけず、
起き上がりごぼしのように、倒れては立ち上がり、
異国の地で必死に権力と戦う悲劇の日本人として
みなさんの同情を集めるはずだった・・・

ラム子の野望は虚しく、
連載３でストップとなったというわけです。

レストランがオープン出来ることになっても、今の私は心から喜べません。
他の人と同じように、気持ちが日本だからです。
でも、頑張って働いて、日本に募金するぞ！！

そして、本日オープンしました

こちらのオーストラリア在住日本人男性が開店初のお客様です
最初のお客様から頂いたお金は額に入れて、飾っておくそうです。

今度は場所が広いので、一人では務まりません。
本当は一人でこじんまりとやっていきたかったんですけどね。
家賃も払わないといけないので、
それなりに採算がとれるように稼がなきゃいけません
誰かトルコ人を雇うことになります。

それで、今後は《ラム子のロカンタ泣き笑いの日々》として
綴っていきます。応援よろしくお願いします。


ケント、母ちゃんが忙しいんで、ご機嫌斜めです。


ランキングに参加しています。ポチっとクリックお願いします。      
にほんブログ村
にほんブログ村