トルコから石灰棚を眺めながら生活する日記

ラム子のロカンタ(日本食食堂)、
ゴールデンレトリバーとカンガル犬との日常を綴っていました。

新型肺炎の恐怖 in トルコ

2020-01-29 19:22:58 | 日記
今日のパムッカレ

トルコでは新型肺炎の患者はまだ出ていないけど、
世界中の人が出入りしているのだから、
時間の問題だと思う。

パムッカレにも、中国人ツーリストはたくさんいる。
トルコ中で大歓迎のはずの中国人が、
今は肩身の狭い思いをしていそう。

私は生まれてこのかた、インフルエンザに罹ったことはない、
風邪を引いて発熱の経験がない。
なので、もしも、発熱したら?
そのときは新型肺炎に罹患したことになるのかも・・・。

先日、ニュースで高熱の中国人が国立病院に搬送され、
救急外来が一時閉鎖されたとのこと。
結局、その中国人は新型肺炎だったのか、
そうじゃなかったのかという続報は無い。
とりあえず、陰性だったのでしょう。

トルコも中国と同じ隠避体質があるからね。
政府の許可が無いと何も発表出来ないのかも。

ケントを残しては死ねない。
一番困るのは外国人の自分が罹患して
キャリアとなってしまうことや
病院に迷惑をかけることを心配している。
ただでさえ、今の時期は病人だらけのトルコなのだから。

まずはトルコの玄関口、イスタンブールで
感染者が出ないことを祈ろう。

そして、なんとか終息に向かいますように・・・。
オリンピック大丈夫かな?


イタリア人と日本人のご夫婦が新婚旅行でパムッカレを訪れ、
うちに何度も通ってくれ、最後に弁当を注文してくれた。

なので、ちょっと頑張った。喜んでもらえると嬉しいな。



モナイサの視線

2020-01-27 20:07:21 | 日記
今日のパムッカレ

モナリザの肖像画をどこから見ても、モナリザの目が追いかけてくるというのを
モナリザ効果と言うらしい。(実際には、そんなことは無いという説もあるらしい)

夫のお墓には、夫の顔が彫刻されている。
その彫刻画の夫をどこから見ても夫と視線が合うのである。
つまり、モナイサ効果という。(ラム子が勝手に決めた






演技派イヌ

2020-01-20 12:00:01 | ケント
今日のパムッカレ

ケントの元へ行くと震えているときがある。
病気かなと焦ってしまう。

ちょっと遠目で観察すると、
震えていない。

「犬」「震える」で検索すると、

原因として、
寒さ、警戒心、恐怖、ストレス、加齢による筋力の低下に続き、
学習(震えていたときにかまってもらった経験から)


これだわ!!


夏には、普通の呼吸だったのに、
私が近づくと、いきなり荒くなるのだ。
エアコンの部屋に入りたいとアピールをするケント。

とりあえず、病気じゃなきゃ何をされてもいいのだけれど、
心臓によろしくないです。

ケントはク~ンと鳴いたことが殆どない。
私の記憶では、外のゴミ漁りをして夫に怒られたときに
私のほうに来て、く~ん、く~ん。

ハチに刺されて、く~ん、く~ん。
この2回だけ。

あとはウ~と唸って、自分の欲求を満たそうとする。

パピーのころから、ウ~と唸っているケント。
12年間、過保護にしてきた。
今年、13歳の誕生日を迎えられますように・・・。




病院のハシゴ

2020-01-15 16:30:54 | 日記
今日のパムッカレ

昨日、移民局書類提出攻防戦の間に、
4か所の病院に行って来た。

自分の診察ではなく、お見舞いです。

①義兄1号の嫁が倒れ、ICUから普通病棟へ移ったとの知らせを聞いて
国立病院へGO
まだ数日間入院する必要があるとのこと。海外在住の娘二人も
緊急帰国した。後遺症を心配したが、思ったより元気で安心した。

②義母が入院している私立病院へ。
ICUの面会は午後14時のみで、一人だけということで叶わなかった。
例え義姉が私に譲ってくれても断っただろう。
義母にしてみれば、私より義姉の顔を見たいだろうから。
残念ながら、目を2度開けただけで、以前のように言葉を発することはしなかったとのこと。
ICU、病室を入ったり戻ったりの繰り返しだった。
覚悟をする必要があるかも。

③義姉(イサの実姉)が検査入院している私立病院へ。
実は義母の付き添いを二人の義姉、義母にとっては実の娘二人がしていたわけだけれど、
そのうちの一人、長女が倒れてしまったのだ。元々持病があったこともあるけれど・・・。
昨晩退院したみたい。

④最後はケントの病院
ケントは元気ですが、前回肝臓の数値がよろしくなかったので
また血液検査をやる必要があるとのこと。
大好きなお肉は控えるようにとのこと

今、デニズリ中の国立、私立病院が満床だとか。
実は、私の付き添いをしてくれる義姉が
私の腎結石手術を1月の学校の休み(15日間)にしてくれと懇願していたのだ。
義姉は普段、8か月の孫イーサちゃんの面倒を看ていて、
嫁が教師なので、嫁の休暇を狙ってのことだった。

私に腎結石による感染症があり、早急に除去手術が必要だったので
1月の手術は主治医に却下されていた。

もしも、今月に手術を予定していたらと
思うとぞっとする。11月にしておいて良かった。


皆さんもどうぞ、お体を大切にお過ごしくださいませ。







レジェップさんと私の攻防戦 イカメット(滞在許可証)への道

2020-01-14 21:32:37 | 日記
今日のパムッカレ

イカメットの面談日時を予約しに、
移民局の近くにある代理店で手続きをしていたときだった。
(予約はWEBでも出来るけれど、わざとかシステムエラーになるんで、
代理店で有料で予約したほうが手っ取り早いと思う)

なんと、偶然にも領事館からメールが届いた。

その内容は


『今般、トルコ移民局は、短期滞在許可証(イカメット)に関し、
2020年1月から同イカメットに関する法令から「観光目的」を削除する旨公表しました』

というものだった。
ものすごいタイミング。これ、ホントの話。

実は私の許可証は観光目的となっていたのだ。
その事実を初めて知ることとなった。
死別前は配偶者ビザだった。
死別後は観光目的とされていたのか。

トルコ人と死別したのだから、トルコとはもう関係ないでしょ?と
言われているみたいだ。

これ、子供がいる場合はどうなるのでしょうねえ。

領事館に問い合わせたら、私のようなケースなど別枠があるとか?

代理店の受付担当者(イラン人)からも、
来年から観光目的では滞在許可証は発給されない、
自分名義の家を持つか、就労、正規の学生でないと
滞在許可証は発給されないと言われ、血の気が引いた。

ただ、私の場合は、予約した日が2019年12月ということもあり、
ギリギリセーフであったが、まだ相続問題が片付いていないのに、
もしも、滞在許可証が1年だったら、かなり厳しい。

田舎の小さな家でも買うか?(パムッカレも大いに田舎なんだけれど、
世界遺産の村なので、不動産は高い)

で、移民局に直接問い合わせしたら、
OECD加盟国である日本国籍保持者は問題ない、観光目的許可証は発給されるとのこと。

それでも不安で、領事館に確認するも、OECD加盟国なので
今回の改正には当てはまらないという噂はあるけれど
トルコ側から正式な文書での通達が無いからなんとも言えないという
回答を頂いた。

というわけで、戦々恐々と面談日を迎えたわけだ。
足りない書類があり、後ほど提出をすることで
問題なく仮滞在許可証が発給されるという運びとなった


ここまではスムーズに終了した。
ここからが問題。
やっぱり、イカメット(居住許可証)はすんなり発給してくれないのが、ここトルコ。

2年前に申請した時に手数料&滞在分の税金を納付した場所が変わっていた。
通常、移民局内にあるらしいけれど、デニズリは違った。
それで、どこで支払えばいいのかと、また、移民局へと出向いた。

(そもそも、これまで滞在許可証の申請場所が
4回も変更になっているのだ。つまり、申請する度に場所が
変わっているというわけ。)

結局、中央税務署で納付とのことで、早速、行ってみると、
内訳手数料110リラと2年分の税金96.5ドルだが、
ドルは受け取らないので、移民局でリラに換算してもらって来いとのこと。

ランチタイムの12時に迫っていたので、すぐには行けず。
税務署と移民局は距離にして2キロ。
どこかで時間を潰すことにした。
そして、甥に連絡し、助っ人として来てもらい、
税務署で直談判した。私だったら、絶対に翻せないであろうことを
甥はやってのけた。さすが、トルコ人だ。
目には目を、トルコ人にはトルコ人を、だな。

つまり、税務署の窓口でリラに換算し
支払い可能にしたのだ。移民局に行かずに済んだ。
だって、移民局に戻り換算レートを聞いて、
税務署で支払い、納付証明書を持って、また、移民局のはずが、手間が省けた。

そして、意気揚々と再び移民局へ行くと、
今度は担当者が、あっ、もう名前出しちゃうぞ。
担当者のレジェップさんが礼拝に行ってしまったと。
ああ、しまった、今日は金曜日だった・・・・。
大企業でも金曜礼拝を奨励し、昼休みを1時間余分に設けているところもあるくらいだ。

翌週月曜日、つまり昨日再び、移民局へ。
すると、今度はレジェップさん、休暇だってさ
おーまいーがー。wぽkまんうx]]--m1m./'[ck'vk[pj[oju0 hncbnlndl;'xx///122qqブツブツ
x50

そして、今日、火曜日の朝、移民局へゴー
レジェップさん、午後から出勤だって.んもうっ、あーうーブツブツ;';q]]qwv,w\\\

出直して、午後15時 移民局へゴーゴー 
レジェップさん、2階へ行ったとさx100
15時、つまり3時のオヤツかよ?
んもうっ、おーまいーがーブツブツjdm;v,'d>S'/


もう、トルコの役所、15時と金曜日は要注意だな。メモメモ(2年後にまた同じ失敗してそう・・・)

ごめん、警備員さんに私は先週の火曜日から6回もここに足を運んでいるんだと詰め寄ってしまった。
警備員さんの責任じゃないよね。

そして、30分後、移民局へゴーゴーゴー
警備員さんに聞くと、レジェップさんがいるから、どうぞ♪と案内された。
いたーーーーーーーーーーーーーーっ、レジェップさん

つい先ほどまで、警備員さんを責めていた私。借りて来た猫のように、
書類を確認するレジェップさんの一挙一動に注目し、大人しくしておりますた。
お代官様に立てつけるほど心臓は持ち合わせておりません。はい、チキンです。

やっと、やっと、仮滞在許可証をいただきました!!!

レジェップさん、ありがとう!

というかさ、どうして、担当者がレジェップさんだけなんだよ!!!
日本じゃ、担当者が一人っておかしいし、その人が不在でも
仕事は回るようにしているよね?


イーサ2世で、気持ちを静めようっと。

ところで、
確かに日本はOECD加盟国なので、
観光目的の滞在許可証を日本人には発給するとのことだった。

OECDとは、経済協力開発機構、はい、一般常識問題でしつこく出題されましたね?
ただいま加盟は32か国だって。中国は入っていないのだけれど、
最近あちこちで働いている中国人はどうなるのかな?
不法かどうかわからないけど。

長文、駄文にお付き合いくださいまして、
ありがとうございます。

題名、攻防戦としたけれど、レジェップさんとじゃなく、
ただ、一人で滞在許可証を求めて戦っていたというのが
正しいかしら。