「私が行く会社っていつも倒産するんです」と彼女は言いました。
聞くと、これで3件目。
「それはショックね・・」とふるらんが言うと、
「なぜか・・なんて考えていたら嫌になるから次を考えていますが・・」と苦笑い。
本当は・・内心は・・つらかったでしょうね。 努めて・・笑うようにしているのでしょうけれど。
今は普通に倒産する時代なのです。
会社の寿命が短くなりました。
時代のスピードについていけない仕事は・・自動的に無くなるのです。
常に変化をしていかないと・・でしょうね?
これから無くなる業種が・・ほとんど見えています。
そこで働いている限り、いずれ倒産の目にあう確率が高いのです。
彼女の仕事もそうでした。
どこに移っても・・会社の経営が厳しい業種です。
ふるらんは彼女を霊視していました。
「もしかして・・・この人・・・」と思い、彼女に
「あのね~~~な仕事で、~~なことに興味ない?」と話すと
「ありましたが、若い時にあきらめました」というので、笑いながら
「まだ32でしょう?十分若い」というと、
「だって・・35歳ぐらいでもう募集もないし・・」というので
「3年あれば・・・努力も実ると思うわ。人が1年かかるところを半年で覚える努力をしていたら周りが協力してくれると思うし・・・で・・やっぱりその道なのよね」というと
「それを覚えて・・本当は海外に行きたかったのですが・・諦めて」というので
「せっかくここに来たのだから、それをもう一度チャレンジしたら?」というと
「できるでしょうか?」と聞かれたので
「自分次第だと思うわ。でもわかっていると思うけれど、あなたが本当はそれを望んでいるからこそ、倒産する会社ばかりのエネルギーを選んでいると思うと思うのよ。
だって・・本当はしたくない仕事を選んでいるのだから、やめられる会社を選ぶよね?」というと、
「私は無意識にそうしているのですか?」と聞かれたので
「ええ、そうね。それと・・~~~で、~~だからでしょう?そうしたら~~~できるし、~~と言われるし・・・ 本当の本当は・・それを望んでいる。あなたの一番弱いところと○○なところ」というと、彼女は少しうつむいて
「前に妹にそういわれました・・・」と言いました。
どうしてもね・・・・そうなる時があるの。 そんな時期を過ぎて・・それを振り切って・・・大人にならないと。
余裕や、正しい強さや・・豊かな人生を得るためにまず“自分”。
いろんなことを消化して、超えて・・そして・・失敗しながら前に進む人は人生に強い。 そして神様から「良くやった」というお守りがくっついてくる。
ある話しで、 「一生懸命頑張って・・頑張って・・・それを見ていた神様が、‘仕方ない、手伝おうか’ぐらいにうならせたらすごいんだよ」って。
やりたいことをしていかないと・・・ね? 成功の保障なんて・・自分でしかできないし。
「それと・・・この会社・・3つともかなり社長さんの家のことで・・・いろいろあるからね」と言うと、
「ええ、家族でもめているところでした」というと、彼女はハッと気が付いて
「あ・・私の家も」と言いました。
はい、家のもめごとは・・・子供のあなたではどうにもなりません。
ですから・・社長さんのもめごとのエネルギーと彼女の家の問題とが引き合って・・・
「家のことが片付かないと・・また倒産する会社を選ぶのでしょうか?」と聞いたので
「いえいえ、今の時代、そして流れ、あなたの運勢の流れとエネルギーをみて行くと・・あなたが業種を変えたら今度はいい会社に巡り合うと思います」と話しました。
家族の問題の対応方法を彼女に教えました。
そして・・彼女の業種の変更を決断してもらいました。
会社は・・・社長さんの運勢もありますが、大きくなると、社長さんの家族や、従業員のエネルギーでダメになるところもあります。
社長交代で、倒産するところが多いのもその一つです。
身内が必ず社長の運勢を持っているわけではありませんし、社長さんの運勢を持っていたとしても、ほかの悪いものを持っていて、そのモノが動き出したりした場合は・・・社長や会社がおかしくなるという場合がほとんどです。
お金の考え、異性の考え、そして未来の考えを悪いにおいを付けた瞬間からいろんな種がむくむく動きだしのですから、日々自分を律するのが自分を守る方法なのです。
そして一番失いたくないものを失うことになります。
よく男性が 「あの女性と付き合ってから会社や仕事がダメに」といいますが、それは確かにその女性のエネルギーをもらったせいもありますが、その女性を選んだ自分が一番責任があることをお忘れです。
もともとその人が持っているものが動いただけです。
彼女は自分を変えることを決心し、一番の揉めごとのお金のお勉強をすることにしました。
そしてまもなくある会社に就職。
社長さんも奥さんも従業員さんもみんな円満。
彼女の姿勢が評価され、少しですが給料も上がりました。
あれから2年。
彼女はある資格を取得しました。
社長さんからご祝儀をいただき、周りの人は祝宴をしてくれました。
そして先日 「海外にいる友達に君のことを話したらぜひこっちで働いてみたらどうか?と言われたのでよかったら将来考えてみないかい?」と声をかけてくれました。
彼女の夢はもうすぐ現実になります。