ちなみにいずれ、この界隈で何があったのが…
そしてここから少し離れた場所でここにゆかりのあることが起きていたことも…
「子供を育てるのに疲れてしまいました」といわれました。
彼女はその理由を知りたかったようです。
カウンセラーにも相談したのですが、現状が変わらない苛立ちもあったようでした。
ヒプノが始まり、東南アジアの国のような風景が出てきました。
貧しい生活の中、彼女は身を売る寸前まで行きました。
そしてある男性と出会い、彼が自分を守ってくれ、そして結婚しました。
その男性は今のご主人のようです。
「新婚旅行は東南アジアでした」と言われました。
そしてまた苦しい生活が続いたのですが、夫は良く働き、毎日のご飯は食べられるようになりました。
子供が一人出来ました。
相変わらず、生活は楽にはならないのですが、子供の笑顔の支えで毎日がんばれました。
しかし彼女の中では
「自分の思い通りの楽な生活ができない」という苛立ちから子供のことを好きになれないようでした。
ある日夫が急に亡くなりました。
自分ひとりで子供を支えていきます。
そして気がつけばお腹に子供が居ました。
「どうしよう・・また子供が私の負担になる」と悩み始めるのでした。
そんな時、道である‘老人’と出会います。
その老人に思いを話しました。
老人は
「子供はあなたの魂の一部であり、いずれあなたを支えていくであろう」と言ったのでした。
彼女は考えを改め、子供を産み、そして二人の子供を育てあげました。
・・・時は進みます・・・・
彼女は
「子供たちが必死に働いて、お金を貯めて生活が楽になりました。そして私は日々静かに穏やかに暮らしています」と言いました。
彼女の口からどんどんあふれるような愛の言葉が出てきました。
「私、幸せなんだわ・・・年をとっても孫や子供に囲まれて・・・そして好きなことが出来て・・・子供に守られて、そして自分がそそいできた愛情以上のことを・・・今受けているんだわ・・・」と繰り返して言われていました。
・・・セッションが続きます。
目が覚めてから彼女は私に
「自分のわがままで子供にあたっていただけなんですね。子供から愛をもらって居たのに、私は愛をそそいでいることをやめようとしていたんですね。自分の時間をとられている心境ばかり気にしていました。心を入れ替えて子供の未来のためにがんばります。もちろん自分の世界を作るためにも」
そして
「同じ子供だったんですよ、今の子たちと同じ。きっときっと恩返しでまたこんな私を選んでくれたんです」と顔を両手で押さえ、涙を流していました。
また同じ親を選んで生まれる・・ということ人も多いです。
その逆になって親として産まれ、子供として産まれてきた親に今度は親の愛として注いでくれる人もいます。
それはやっぱり‘愛している’から、
愛して欲しいから
人はやっぱり心でつながっているのですものね。
親も兄弟も友人もそしていろんな人との出会いも
み~んなつながっています
感謝してくださいね。
自分を大切にしてくれている人達を。
たとえ他人でももしかして前世では、いや来世にもお世話になるかもしれないから。