水前寺公園はJR熊本駅からバスで西へ30分位の場所、熊本県庁の近くにあります。30年位前にも一度訪れましたが、今回も行ってみることにしました。当然ですが30年前とお庭の感じが変わっておらず、懐かしかったですね~。
この庭園は江戸時代に造られた大名庭園で、桃山様式の回遊式庭園です。細川家三代忠利公が造園を始め、その後三代八十年をかけて完成しました。東海道五十三次を模したといわれ、正面の築山は富士山を表しているのだそうです。園内に歴代藩主とガラシャ夫人をを祀った出水神社があります。
回遊式なので園内を廻れるようになっています。築山の後ろ側には梅園があり、満開の紅梅、白梅が辺りにいい香りを漂わせているなかに、細川家初代藤孝公、三代忠利公の銅像が立っていました。この銅像は最初に来た時には無かったような...。
<梅園>
<藤孝公 忠利公像>
今回は小雨が降っていましたので園内は見物客も少なく、しっとりと落ち着いた風情で、雨の公園もなかなかいいものですね。水前寺公園は正確には水前寺成趣園というのだそうです。
そういえば、熊本市出身の歌手水前寺清子さんは、姓を水前寺公園からとり、名は加藤清正公の清の一字を頂いたと、彼女自身が語っていたのを思い出しました。
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