日々の暮らしに輝きを!

since 2011
俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

仙崎は金子みすゞの町!?

2020年12月25日 |     角島(2020)

今年も残り少なくなってまいりました。

特に今年は毎日を忙しく過ごしていたので、時間が過ぎるのが速く感じられ、

あっという間の一年でした。

ブログの話題を考える時間もあまりありませんが、

今日は、先日訪れた角島の続きを綴ってみようと思います。

角島から日本海沿いに車で北へ4、50分移動すると仙崎という町に着きます。

仙崎というと、皆様何を思い浮かべられるでしょうか?

福岡市に住む私などは、真っ先に仙崎かまぼこが思い浮かんできます。

海上アルプスとも呼ばれる青海島を、

思い浮かべられる方もいらっしゃるでしょう。

それはその通りなのですが、

先日、約30年ぶりに仙崎を訪れて感じたことは、

この町が童謡詩人金子みすゞの町として、知られる様になって来たことです。

もちろん、それには行政の後押しや地域の方々の後援あってこそでしょうが、

立派な「金子みすゞ記念館」が出来、

彼女の実家跡には彼女が店番をしていたと言われる、

書店「金子文英堂」が復元されていました。


そして、金子みすゞ関係の施設が建っている前の通りは、

「みすゞ通り」と呼ばれているそうです。

<みすゞ通り>

私達が「金子文英堂」を訪れた12月10日は、

金子みすゞの月命日だったらしく、

近くの保育園の園児たちが、彼女の詩に曲を付けた歌を披露してくれました。

絣の着物姿で歌ってくれましたが、

とても上手でキッチリした感じで感心しました。


観光客も沢山おられ、皆様大きな拍手をおくられていましたね。

彼女の月命日には毎月このような行事をされているそうです。

「金子みすゞ記念館」の売店で、

彼女の代表昨、「わたしと ことりと すずと」や、

その他九篇の詩が収録されている、

こんな絵本を、孫と読もうと買って帰りました。


絵本の最後に、この本の監修者のこんな言葉が書かれていました。

(みんなちがって、みんないい。)誰もが生まれただけで100点満点です!

何だかほっとしますね。





角島に行って来ました

2020年12月13日 |     角島(2020)

忙しく過ごしているうちに、今年ももう12月半ば。

前回の投稿日付をみれば11月27日。

何と2週間以上の日々が流れていてびっくりです。

本格的な冬の到来とともに、新型コロナ感染者数が増え続け、

12月12日には全国で3000人超と過去最多の感染者数になりました。

そんな中、12月9日~10日にかけて夫と山口県の角島に行って来ました。

<角島大橋>

感染状況が気になるところでしたが、

ずっと前からGo To Travel を使って予約していたので、

山口県は感染者が少ないし、平日だし、マイカー移動だしと、

自分達を納得させて出かけました。

角島には今まで何回も行ったことがありますが、いつも日帰りでした。

今回は角島近くにある、美しい夕日が見えるホテルに泊まるのも目的でした。

とてもお天気のよい日で、角島大橋を渡り島内を巡っていると、

日頃の様々なストレスが雲散霧消し、どこかに消えていく、

そんな不思議な気持ちになりました。

角島には数軒のレストランや土産物店以外、

レジャー施設等何もないのがいいですね~。

キラキラ穏やかな海を見たりランチをしたり、
  

Go To Travel地域クーポンを使ってお土産を買ったりした後、

すこし早めにホテルにチェックインし、

日の入りが17:07分の夕陽を見ようとそなえました。

西の空に傾いた太陽がまぶしい。


まともに見ると、何だか目に悪そう!?

いつの間にか水平線近くまで陽が落ちて溶け出しそう。


だんだん辺りが赤く染まりだし、水平線に陽が沈み始めました。


室内も真っ赤に染まり美しいサンセット!


水平線上に見えるのは、もう太陽のほんの一部だけ。


夕陽鑑賞用に作られたのでしょう、西側全面ガラス張りの部屋で、

私の貧弱な文章と写真では到底表現出来ない、

壮大なサンセットショウを見ることが出来た感動的な時間でした。