横浜港を出港した日の夕食後に、俳優の中尾彬さん&池波志乃さん夫妻のトークショウがありました。お二人はクルーズの旅をしてほしい大人のカップルとして「ベストクルーズカップル」に選ばれているそうです。
何を話されたかよく覚えていませんが、池波さんが随分前の着物を洋服に作り直したと言われたロングドレスが、華やかでよくお似合いだったのが印象に残っています。
次の日は最終目的地、博多港へむけて終日航海でした。クルーズも終わりに近づいた為、宅急便の荷作りをしましたが、その後はこれといってすることはなく、のんびり船内の催しに参加して過ごしました。
その一つがフリスビー大会です。男女合わせて20名位の参加者でしたが、どうしたことか優勝してしまい、賞品に小さなトートバッグを頂きました。夢中でやっていて写真を写すのを忘れていました(^-^)
飛鳥Ⅱは出港パーティなどが行われる7デッキがプロムナードデッキになっていて、船の周りを一周できます。競技場のトラックの長さは400mだそうですが、飛鳥Ⅱのデッキも1周すると400mあるそうです。
時間がたっぷりあったので、デッキウォークに参加してインストラクターとプロムナードデッキを歩いてみました。クルーズも終わりに近く参加者は5人だけでしたが、人があまりいないデッキを歩くのは爽快でしたね。後部デッキに日の丸があがっています。
終日航海の日の夕食のさよならパーティのドレスコードはインフォーマルでした。皆様お洒落をされ改まった雰囲気です。テーブルの間を縫う様に楽隊も移動し演奏してくれました。夫は「思い出のサンフランシスコ」をリクエストしていました。
クルーズはドレスコードがあって煩わしいなどという話を時々耳にしますが、船という非日常の環境で普段とは違った改まった装いで食事し、周りの方々とお話しするのは楽しいものですね。福岡市ばかりではなく、方々から集まっておられ、お話がはずみました。
飛鳥Ⅱは終日航海の翌日午前中に無事博多港箱崎埠頭に着岸しました。
長々とした私の初クルーズ記にお付き合いくださいまして、ありがとうございました。
クルーズは飛行機での旅に比べて、体がだいぶ楽だった様に思います。だからでしょうか、参加者の年代層は結構高く、私達夫婦でも若い方でした。クルーズは飛行機での旅行がしんどくなり出した世代向きのものじゃないかなと思います。
昨年の秋に宮古島を旅した時、たまたま昼食のテーブルが一緒になった、私達と同世代のご夫婦が、「クルーズに度々参加しているけれど、クルーズはいいわよ~」と言われていましたが、今回のクルーズでそのご夫婦とバッタリお会いしたのには驚きました。
これからまた、今までの俳人杉田久女(考)の記事の続きを書いていきたいと思います。どうぞよろしく(^-^)
⇐クリックよろしく~。