日々の暮らしに輝きを!

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俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

毘沙門山ハイキング

2022年10月26日 | 低山歩き

ここ数日北部九州は少しづつ冬めいて来ていますが、
良いお天気が続いています。
先日、福岡市役所交通計画課主催の
「毘沙門山・元寇防塁ハイキング」に参加して
福岡市西部の糸島に行って参りました。

毘沙門山は糸島半島の200m足らずの低山で
山頂まで簡単な舗装道路が作られているので
楽に山頂まで行けるはずなのですが、
コロナ禍以来私の体力は激減していたのでしょう、
思いも寄らず、余裕のないハイキングになりました。


山頂は広場になっていて、
良いお天気と相まって素晴しい海の景観でした。



山頂からは海の向こう5~6km程先の
九大伊都キャンパスやその向うの糸島富士とも呼ばれている
可也山なども望めました。


山頂広場でお弁当を頂いた後、
午後から下山し、元寇記念碑や蒙古塚を見学しながら
生の松原の中にある元寇防塁に到着しました。

元寇防塁は市内の海岸線近くに今でも所々残っています。
ここの元寇防塁も現在の海岸線からはだいぶ内側にありますが、
当時はこの元寇防塁が築かれている
ここが海岸線だったのでしょう。

元寇防塁見学後、みんなで現在の海岸線の長浜海岸に行ってみました。
そこからは先程登った毘沙門山がよく見えましたが、
海側が切り取られた山容で驚きました。
毘沙門山はその昔、石切り場だったそうなのです。

なので、石切り場の先が本当の山頂だそうですが、
危険なので、
登山者は私達が登った山頂広場までしか行けないのですね。

今回の低山歩きは秋晴れの元、
気持ちの良いハイキングでしたが、
自身の体力激減を実感したハイキングでもありました。
せめて年相応の体力は維持しないとネ(^-^)






灘山ハイキング

2022年05月17日 | 低山歩き

一昨日の日曜日に息子と孫と3人で福岡市の西部にある糸島半島の
北端に位置する灘山(209m)をハイキングしました。
ハイキングというか低山登りは時々しますが、
ほとんどが友達と一緒で息子と孫とは初めてです。



登山口近くの小さな無料駐車場に車を止めて、
ハイキングコースの案内板のある登山口から山に入りました。
209mの山なのでハイキング気分で登り始めましたが、

いきなり急な坂道で面食らいました。
しばらく進むとゆるやかな道になり、
山頂までこれの繰り返しでした。


山頂にはこれといった表示はなく
基本測量と書かれた木の白い杭と
上にプラスの印が彫られた花崗岩の杭が埋め込まれているだけでした。
これではあまりに殺風景と感じたのか、
周りの木に子供が作ったと思われる
こんな可愛い表示版が掛けてありましたよ(^-^)


山頂からの眺望はありませんでしたが、
10分程下った場所にある第一展望台からは
博多湾の入口辺りにある玄海島が正面に見えました。

薄曇りの日でしたが、
やはり海の景色は開放感があっていいですね~。
玄海島は2005年の福岡西方沖地震では
震源地に近く大きな被害に見舞われた島ですが、
あれから17年の年月が流れ今は静かに佇んでいました。

ハイキング中にはウグイスの鳴き声が聞こえたり、
草はらにはキンポウゲや野アザミなどが咲いていて
目を楽しませてくれました。

下の写真ではその大きさがよく分りませんが、
今までこの辺りの山では、
見かけたことがない
程の大きな葉を持った
こんな植物に出会いました。
グーグルレンズで検索すると「ムサシアブミ」だそうです。


200mちょっとの山なので2時間かからずに下山しました

景色を見たり植物を見たりののんびりしたハイキングでしたが、
子供と孫の優しさに触れたハイキングでもありました。





油山ハイキング

2021年04月27日 | 低山歩き

4月25日の日曜日にサークルの仲間4人で、
福岡市の城南区、早良区、南区にまたがる油山(597m)に登りました。

<油山>

油山という名前の由来ですが、
昔、この山には沢山の椿が茂っていて、
この椿から灯火用の油をしぼっていたからと言われているそうです。
現在は椿は殆ど無いようですが...。

油山には何回か登っていますが、
サークルの仲間と登るのは、2015年以来なので6年ぶりです。
前回は早良区野芥の徳栄寺の境内横の登山口から登りましたが、
もうすぐ頂上といった辺りで雨が降り出し、
引き返した思い出があります。

今回は風は少しあるけど、春らしい素晴しいお天気。
まず、油山市民の森広場までバスで行き、広場横の登山口から登りました。
油山は600m足らずの低山で、市民の憩いの山でもあるので、
登山道はキレイに整備され登りやすい山です。

途中、泰山木に似た白い大きな花を付けているこんな木に出会いました。
仲間が朴木(ホオノキ)だと教えてくれました。

花も葉も大きく、清々しく伸びやかな感じの背の高い大木で、
花や葉が風に揺れる姿はとてもロマンティックで風情がありました。

途中、休息所などで休みながら、
仲間とお喋りしながらハイキング気分で登りました。
油山の山頂は眺望が無いのが残念だな~と、登る度に思っていましたが、
驚いたことに今回登ってみると、木を少し伐採したのでしょう、
こんな素晴らしい眺望が広がっていました。



やはり山頂には眺望があってほしいですね。
この日の山頂は思いのほか風が強く、
皆でお弁当を頂いて、すぐに下山しました。

登りに較べて下りはあっと言う間で、
気が付くと、出発点の油山市民の森広場に着いていました。
ここには家族連れがチラホラ集まっておられ、
コロナ禍ではあるけれど、
いつもと変わらない平和な時間が流れていました。



ランキングには参加していません。




宗像大島ハイキング

2019年05月29日 | 低山歩き

平成29年に世界遺産登録された、「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群の一つの宗像大社中津宮がある大島に友人7人と行って来ました。今回初めて知りましたが、大島は福岡県で一番大きな島なのだそうですね。

神湊から旅客船「しおかぜ」に乗り、約15分で大島港に着きます。


大島港からすぐの所にある宗像大社中津宮にお参り。
<宗像大社中津宮>

中津宮は境内に天の川が流れ、七夕伝説発祥の地とされています。
  <境内を流れる天の川>

中津宮をはさんで左側には織女神社、右側には牽牛神社がありました。中津宮にあるこの織女神社、牽牛神社の二つを七夕伝説にちなんで星の宮というようです

このブログのカテゴリーの一つ、俳人杉田久女(考)の中で書かせて頂いた様に、ここ大島中津宮は今から80年以上前に俳人杉田久女が訪れ、数々の俳句を作った場所ですが、そこにこの日、立つことが出来て感無量でした。

そして思ったことは、俳人の想像力って凄いな~ということです。境内に天の川が流れていて、そこで「下りたちて 天の河原に 櫛梳(けず)り」という俳句を作ったと言われていますが、境内を流れるその天の川が上の写真で分かる様に、見落とすほど小さなささやかな流れだったのには驚きました。この流れからこの様な妖艶ともいえる句がどうして生まれるのか、不思議に思います。そして、これが創作というものの妙なのだと改めて思いました。

杉田久女が中津宮で詠んだ俳句の記事はこちら→https://blog.goo.ne.jp/lilas526/e/0b52cac43ddf22e2bab8fc520a8e62bc

中津宮でしばらく過ごした後、今日はこれから御嶽(214m)に登るので、少し早いけれど腹ごしらえをしようと、皆で島の漁師料理のお店に入り昼食を頂きました。島で獲れた新鮮な魚貝類を使った素朴な料理で美味しかったです。

昼食の後、島で一番高い御嶽(214m)目指して登り始めました。


程なく御嶽山展望台に着きました。海を見ると良く晴れてはいましたが、靄がかかった様な感じで沖は霞んでいました。下の写真は展望台から見たもので、私達の船が着いた大島港の入り口が見えますね。左の島は地島、右側は宗像市方面です。
<御嶽山展望台から>

展望台から後ろを振り向くと数十段の階段があり、そこに御嶽神社がありました。この神社も勿論宗像大社の摂社です。この日も管理に来られた宗像大社の神職の方に出会いました。


それから島の北側の風車展望台に向かいました。そこは玄界灘が一望出来、草原の様な丘が広がっていて、そよそよと風の吹き渡る開放感に満ちた場所でした。

丘には風車が一台あり、下の写真のこんもりした小さな山は大戦時に敵艦を見張るための観測所だった場所だそうです。


この風車展望台からしばらく東に向かって歩くと、宗像大社沖津宮遥拝所があります。
 

ここは立ち入り禁止の沖ノ島を拝むために建てられた沖津宮の拝殿で、お天気がよい日には49㎞離れた沖ノ島が見えるそうですが、この日は靄が掛かった様なお天気で沖ノ島は望めませんでした、残念。

ここからしばらく歩いて大島港まで戻りました。一人ではなかなか行けないこの様な場所に、行届いたリーダーのもと仲良しの友人達と訪れることが出来て幸せでした。

また、世界遺産に登録されたからでしょうか、道はキチンと整備されトイレも新しく何か所か新設され、キレイに管理が行届いている様でした。 皆様もお気が向かれたら一度訪れられては如何でしょうか。展望所で海を見ていると、何故か心が洗われ落ち着きますね。私達は歩いて廻りましたが、バスでも廻れる様ですよ。

(宗像大島を訪問したのは5月24日)




 


志賀島ハイキング

2018年11月09日 | 低山歩き

学生時代の友達11人と志賀島にハイキングに行った。

博多ふ頭から「きんいん」号に乗り、


西戸崎を経由して約30分で志賀島。

志賀島の入り口に鎮座する志賀海神社にお参りした後、


神社境内横を左手に入る道から登りはじめると、



島の最も高い場所である潮見公園展望台(170m)に行き着く。


ここからは、360°の大パノラマが望める。

近くには海の中道が見える。

はるか向うに猫の島の相島、さらにそのずっと向うにうっすらと大島。

お天気が良い日には沖ノ島が望める時もあるそう。

この大パノラマはあまりにも雄大で距離があり過ぎて、

私の腕ではスマホ写真に納められない。

島の割烹旅館で、昼食に新鮮な海鮮定食を食した後、

海辺の道を通って金印公園へ。

ここは「漢委奴國王」の金印が発見された場所。

数年ぶりに訪れてみると、

新しく改修され、以前とは一変していた。


ここからは、9月に訪れた能古島がかなり近くに見えるし、

福岡タワーやヤフオクドームも見える。




しばらく公園で過ごした後、

干物などのお土産を買って渡船場へ。

午前中はいいお天気だったのが、午後からは雲が出始めたけれど、

傘を差すことは一回もなかった。

志賀島に行くといつも島の周りをドライブするだけで、

山道を登るとことはなかったので、

今回は一味違ったものになった。

家に帰って万歩計を見ると、17679歩だった。