リラ地方の今日は小雨模様、数日前の厳しい寒さは去り暖かい昼下がりをむかえています。
そんな中、今、私はとても動揺しています。というのは、大事には至りませんでしたが、昨年4月から12月の間に3回も転び、また昨日転んでしまったのです。
昨日は洗濯物を干そうとベランダにいた時、なぜそうなったかは今でも判らないのですが、突然体が傾いて横の煉瓦塀に倒れ込み顔の右ほほ辺りを強打しました。鼻は打ってはいないけど、その瞬間大量の鼻血が出た様に感じました。
転倒した後、倒れ込むように家に上がると、夫の「どうした!」という問いに、「ものが言えない」と、ろれつが回らない口調で答えるのが精いっぱいで、何が起こったのか判りませんでした。
夫がアイスノンを持って来てくれて右ほほを冷やしているうちに、「鼻血出てない?」「ものが言えてる?」と夫に聞ける位の余裕が出てきました。「鼻血は出てないよ、普通に話せてるよ」との夫の返事に、ある程度落ち着きを取り戻すことが出来ました。
しばらくして、寝たまま天井をみながら、おそるおそる手鏡で顔をみると、打った直後から冷やし続けた為か、右頬に大きなかすり傷が出来ているにもかかわらず、腫れはそれ程でもなくホッとしました。数時間後、何故か自転車に乗る自信がなく、歩いて病院まで行き手当をしていただきました。
高齢者が気を付けなければいけないこととして、「風邪ひくな、転ぶな」とは、よく言われることですが、「風邪ひくな」の方は何とかなるとしても、どうしたら転ばないで過ごせるのかの答えは困惑あるのみで、今の私には出せそうになく、不安と動揺が入り混じった複雑な気持ちで過ごしています。
昨夜10時頃、娘宅から帰ろうと外に出ると、
風もない中、綿雪がしんしんと降っていた。
少し前までは雪なんて全く降っていなかったのに...。
パーキングまで歩く間も綿雪は降り続き、
しかも綿雪がだんだん大きくなり、
雪で向うが見えない程の降りになって来た。
夜なので人通りもあまりなく、何となく怖さを感じる程の降りだった。
パーキングにたどり着き、
車の窓に付いた雪を払い、
雪景色の街中を通り抜けて、
我が家に無事たどり着いた時はホッとした。
翌朝、雪がかなり積もっているだろうなと思いながら雨戸を開けると、
今年一番の積雪量ではあったけれど、
昨夜、予想した程ではない。
花壇のナデシコはこんな感じ。
お昼近くなって気温が上がって来たのか、
屋根の雪がドサッとベランダに落ちだした。
その後、屋根から落ちる雪の音が時々していたけれど、
そのうち気温がさらに上がったらしく、
昼過ぎには雪もすっかり消えてしまった。
昨夜からのお天気を文章にすると、こんな感じだ。
「それがどうした」と言われそうだけど(^-^)
昨日書いた様に当地は寒波の襲来で寒々とした日々。
陽が照っているのに厳しい寒さで風もある。
室内から外を見るとそんなに寒そうには見えないけれど、
買い物の為に家を出ると、寒さに思わずたじろぐ。
一冬にこの様な寒波の襲来が何回かなければ春は来ない。
などと思いながら家に帰りつくと、
いつの間にか曇り空になり、瞬く間に吹雪いてきた。
あまりの急激な展開に思わず家の窓から外をパチリ。
<我が家の窓から>
明日は平坦地でも数センチの積雪予報。
厳しい寒さはここ何日か続くらしい。
北国の方々のご苦労には較べ様もないけれど、
花々の咲く明るい春はまだまだ遠い。
「 東西(ひがしにし) 南北(みなみきた)より 吹雪きかな 」
夏目 漱石