先日、約50年ぶりに恩師のU先生にお会いしました。昨年お亡くなりになられた、U先生のご主人のO先生のクラスだった同級生3人が、O先生のご仏前にお参りしたいということで、私も同行したのです。
私はO先生は存じ上げてはいましたが、教科を習った事はありませんでした。奥様のU先生には家庭科を教わりました。ユカタ制作や栄養強化食品についての授業は今でもよく憶えています。
O先生のご仏前にお参りした後、みんなで50年前の思い出を語り合いました。U先生は当時のことを驚くほどよく憶えておられ、生徒だった私達にはうかがい知れない職員室の人間関係などもお話して下さいました。そして今も昔も柔和でキリッとした雰囲気はお変わりないU先生でした。
今回お訪ねして知ったことですが、当時先生は学校を出られて間もなくで、私達とは8歳しか歳が違わないのだそうです。がその時の私達にとって、U先生は仰ぎ見る存在で、そのような歳の差だとはまったく思えませんでした。今、思うと私は飲み込みの悪い生徒で、先生にも沢山ご迷惑をお掛けしたな~という気が致します。
先生ご夫妻は退職後海外旅行を楽しまれ、世界各地を廻られた様で、その時の写真も沢山見せていただきました。又、U先生はお好きだった絵を退職後再開され、ギャラリーとして使っていらっしゃる2階には多くの絵が飾られていました。その一つ一つの絵を説明して下さり、中には県展年長者の部で受賞された作品も多数ありました。
そして、その中のコスモスの8号の油絵(下の写真)を私に下さいました。今はまだ額に入れていませんが、「この絵には白い額が合うでしょう」との先生のお言葉で、白い額に入れて飾ろうと思っています。花瓶に差した少し濃い目のピンクのコスモスがふわ~っとした暖かい雰囲気をかもし、数輪の白いコスモスが全体を引き締めた素敵な絵で、左下には先生のサインが入っています。これからを、頂いたこの絵のように明るく元気に過ごしていきたいと思います。
約50年ぶりのU先生との再会でしたが、私が生徒だったのは、ついこの間のことの様でもあり、50年間は過ぎてしまえば一瞬のようにも思えます。時の流れとは不思議なものですね。
又、先生からは厚かましくも昼食とお土産まで頂戴致しました。先生ありがとうございました。
ランキングに参加中! 左のバナーをクリックよろしく~(^-^)
.
.
.