日々の暮らしに輝きを!

since 2011
俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

ゆく秋

2018年10月25日 | つれづれ

九州北部の当地は今、一年中で一番すばらしい季節を迎えています。暖房が必要なほどではなく、空気は適度に乾燥し、朝晩は冷っとして、昼からは少し気温が上がる、そんな気持のいい日々が続いています。

空は高く、時には鰯雲、向かいのマンションの端からのぞく美しい夕日、空気の澄んだ夜の神々しい程のお月さまなど、日本の秋の風情を心ゆくまで楽しみたいと思うのはいつものことですが、ついつい日常の忙しさに取り紛れて、いつの間にか時間が過ぎてしまいます。

そんな時、俳句のひとつもひねり出せれば、季節に対する感受性もまた違ってくるのですけれどね。70歳を過ぎた身となった今では、あと何回こんな素晴らしい秋の日々が過ごせるのかな~なんて、ついつい考えてしまう自分に焦りさえ感じます。

昨日はひどい状態になっている、狭庭の花壇の整理をしました。千日紅や百日草もまだ残っているので、すっかり秋の花壇にというわけにはいきませんが、夏と秋が混在した混沌とした庭の感じになりました。

家の近くの公園の萩を見ると、黄色くすっかり紅葉したのもあれば、まだ小さな萩の花を付けている木もありで様々です。秋から、次第に冬に移って行く、自然の大きな流れの中で、自然と共に私達も生きているのですね。

        
                 秋風や 眼中のもの 皆俳句  
                                                                                        高浜 虚子
 


              

 


プロ野球観戦 ~CSファーストステージ初戦~

2018年10月13日 | お出かけ

ヤフオクドームでCSファーストステージ初戦の、

日ハム vs ソフトバンク戦を観戦。

試合開始早々に早くもホークスはホームランで1点先取され、何となくいやな予感。

ところがその裏、

上林のラッキーなヒットを皮切りに、明石がファーボールを選び、

中村の内野安打、次に柳田が2塁打を放ちたちまち同点に。

なおも満塁のチャンスが続き、

ここで、5番デスパイネが満塁ホームランを放ち、

この回、一挙5点入れ、1:5に。

と書くと、圧倒的にソフトバンク有利となるはずが、

先発のミランダが本調子ではなく、何となく不安定であぶなっかしい。

そんななか、ホークスは3回裏に甲斐の2ランでが出て1:7に。

やれやれと思っていたところ、

4回にミランダが押し出しのファーボールを2度続けて出し、3:7に。

これで勝敗の行方が少しわからなくなって来た。

結局ミランダは一死満塁で武田に交代。

武田がぴしゃっと抑えて、この回2点奪取されたのみで済んだ。

祈るような気持ちの6回裏、相手投手の暴投でラッキーな1点が入り3:8に。

この1点は大きい。

その後、7、8、9回を石川、加治屋、森投手とつなぎ、

点を与えず3:8でゲームセット!

「ふう~、やっと勝てた」

明日は先発の千賀投手に頑張ってもらいたい。



今日のチケットにはこんなお守りが付いていた。


今日勝てたのは、このお守りのお蔭かも(^-^)




 


最後のディズニー?

2018年10月12日 |    ディズニー(2018)

10月6、7、8日の三連休に子供達、孫達9人でディズニーランドとディズニーシーに行って来ました。本当は夏休みに計画し各種チケットの手配まで済んでいたのですが、子供の仕事の都合で中止になってしまい、今回再度計画しました。

ディズニーには夏休み春休みを含めて、これまで5回行きましたが、そのどの時よりも今回の人出はものすごく、人に酔うという感じになりました。


私の友達には、「この歳でディズニーなんか疲れるばかりで行きたくない」なんて言う人もいますが、ゲートを入ってすぐから感じるワクワク感は何とも言えませんね~。圧倒的なデイズニーの世界に浸った三日間でした。
<イッツ・ア・スモールワールド>

ディズニーランド発祥の地のアナハイムのディズニーにも行ったことがありますが、意外なことに東京ディズニーランドの方が規模が大きく、新しくきれいでワクワク感は上の様な気がします。

「ディズニーの裏ワザ」という本があり、子供達が今回はこれを使って効率よく回ったので、多くの人で混雑していたにも関わらず、色々なアトラクションを回ることが出来ました。

今回一番嬉しかったのは、これまでのディズニーシーで、抽選に外れたり待ち時間が余りにも長すぎてどうしても見ることが出来なかった、ブロードウエイミュージックシアターで上演されているレビューショウ、ビックバンドビートを見ることが出来た事です。
<ブロードウエイミュージックシアター>

ビックバンドビートはミッキーやミニー、ドナルドなどデイズニーキャラクター達と大勢のダンサーが歌やダンスで観客を楽しませてくれ、クラシックな演目あり、またラテンのリズムありで、様々なリズムや演出が混ざり合う素晴しいショウでした。特にミッキーがドラムをたたくシーンになった時が最高潮で、劇場内が一番盛り上がりました。

私や子供達はこの様なショウを見るのも楽しいのですが、孫達は乗り物の方に興味があるらしく、ファストパスを使って如何に多くの乗り物に乗るかに腐心しているようでした。

三日目に家に帰りついた時は、そんなに疲れは感じませんでしたが、次の日からどっと疲れが出てやっと昨日位から普通になりました。夫は「歩きたくない」といって今回は留守番でしたが、私の疲れ具合を見て行かなくて正解だったと思ったようです。私にとって、今回の6回目が最後のディズニーになるかもしれません(^-^)



 

 

 


元乃隅稲成神社(もとのすみいなりじんじゃ)

2018年10月04日 | お出かけ

前回の記事に書いた様に、同窓会翌日の希望者のみのバス旅行で、山口県の角島と元乃隅稲成神社に行きましたが角島はこのブログでもこれまでに2回程触れたことがあるので、今回は元乃隅稲成神社について書いてみようと思います。


角島は山口県下関市から、国道191号線を約4、50㎞北上した日本海側にありますが、元乃隅稲成神社は更に4、50㎞北上した場所にあります。角島からは1時間近くかかり、交通の便があまりよくないようです。

ここは、平成27年3月にアメリカのテレビ局、CNNが発表した「日本で最も美しい場所31」の一つに選ばれたことで、日本の人々に知られる様になった場所なのだそうです。朱色の鳥居が海から丘に向かってビッシリ並んでいる景色は、日本らしさあふれる絶景で私達の心を魅了します。       



昭和62年から10年間にわたって奉納された、これら123本の朱色の鳥居と鳥居の背景の緑、日本海の海の青とのコントラストは素朴で、それでいてどこか神秘的です。


これらの鳥居は昭和30年に地元の網元、岡村斉さんの枕元に白狐が現れ、「これまで漁をしてこられたのは誰のおかげか」と過去からのかかわりを詳細に述べた後、「吾をこの地に鎮祭せよ」とのお告げがあったことにより建てられたそうです。

また、ここの御賽銭箱は日本一入れにくいと評判だそうで、なんと鳥居の上にお賽銭箱がありました。下から5m位上の鳥居の額辺りににお賽銭箱があり、それに向かってお賽銭を投げるのです。私も何回か挑戦しましたが、なかなか入らず結局鳥居の脇にある小さな箱に入れて来ました。
<鳥居の上のお賽銭箱>

今回初めてここを訪ねましたが、なるほどCNNが発表した「日本で最も美しい場所31」に選ばれるだけのことはあるな~と感じました。また観光客が大勢訪れる様になったのでしょう、そんなに大きくはありませんが、観光バス用駐車場などもきちんと整備されていました。