日々の暮らしに輝きを!

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俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

侍ジャパン、14年ぶりに3度目の世界一に

2023年03月22日 | つれづれ

侍ジャパンが14年ぶりに3度目の世界一になりました。

数年前まで熱狂的なプロ野球ファンを自認していましたが、
コロナ禍や夫の脚の不調で球場から足が遠のくにつれて
プロ野球への興味が自然に薄れていった私ですが、
今回の
WBCは、4年に1回ということもあり
大谷選手やダルビッシュ選手などのスター選手が
出場していることもあって、
最初から毎回の試合結果がとても気になっていました。

そして昨日の準決勝のメキシコ戦は出先で
それも途切れ途切れの状態でTVを見ることになり、
戻るとすぐ周りにそれまでの経過を聞いたりを
繰り返しながら見ました。
そして4回に3点を先制された時、
負けだな~という気持ちが胸をよぎりましたが
最後に6:5で逆転サヨナラ勝ちという結果になり
涙が出る程嬉しかったですね。

栗山監督の選手起用の粘り強さにも感銘を受けました。
良い選手が沢山いるのに、
打てていない村上選手を替えないで使い続けた
根気というか信念というか強さというか
そんな監督の意志に心を動かされました。

また最後の代走にソフトバンクの周東が出て来て、
ホームベースに走り込んで来た時も
嬉しかったですね。

アメリカとの決勝戦より私はこの出先の
落ち着かない中でTV観戦したメキシコ戦の方が心に残り、
家に帰ってからニュース番組やユーチューブで
何度も何度も繰り返し見直しました。
本当に心に残る良い試合でした。






娘からのプレゼント

2023年03月06日 | つれづれ

娘がこんな本をプレゼントしてくれました。


ここ数年に
2、3回本棚の整理をして
本が以前の三分の一位に減っていますが、
残っている三分の一の本の中に
この本の著者の茨木のり子さんの詩集があるので、
私がこの著者に興味があると思って
娘はこの本をプレゼントしてくれたのでしょう。

ずっと前に友達が貸してくれた茨木のり子さんの詩集は
当時の私の心にストンと落ちて
それ以後よく彼女の詩を読みました。
今本棚に残る彼女の詩集はその頃のものですが、
何故か処分出来ずに今でもそのままにしています。

茨木のり子さんの詩のイメージからは、
大胆でキッパリした気持ちの方を思い浮かべますが、
娘がくれたこの本の末尾に載っている2編のエッセイからは
とても柔らかなお人柄が垣間見えます。

またこの本には彼女の詩とともに、
長年暮らした住まいや
彼女が大切にしていた物の写真が収録されているのも、
私にとって嬉しいことです。
その一つに卓上型のシンガーミシンが載っていて、
家計をやりくりしながら好きな布地を買って来て
日用品や夫の服を縫う主婦でしたとの記述があり、
人にはその作品からはイメージ出来ない
色々な面があるのだな~と改めて感じ、
また本棚の彼女の詩集を読み返してみたいという
思いになりました。




あたたかや皮ぬぎ捨てし猫柳      杉田久女