昨日までの2、3日、九州北部は二月とは思えない暖かいお天気でした。
まるで春が来たかの様なポカポカ陽気。
今日もポカポカ陽気とまでは行かないけど、
春めいたいいお天気です。
この陽気、少し早目の佐保姫様の訪れでしょうか?
暖かさに誘われて、家の周りをウオーキングしていると、
コブシや雪柳が咲き始めています。
まだ満開ではないけれど、可憐な花々が次々に咲き始めています。
季節の訪れを忘れずに咲く、
自然の偉大さ、不思議さに胸をうたれます。
夕方に、最近はめったに行かない百道浜まで行ってみました。
薄暮の百道浜には、陽気に誘われて三々五々人々が集まっています。
目の前に博多湾が広がり、
ずっと向うに、東区の灯りが瞬いています。
反対側を見るとビーチバレーをしている若者達の歓声があがっています。
こんな時期だけど、平和な風景に心満たされ開放感を感じます。
明日もいい日でありますように。
人の世を やさしと思う 花菜漬け (後藤 比奈夫)
昨日お雛様を飾りました。
毎年この時期になると、今年は飾ろうかどうしようかと迷い、
結局、飾ることになるんですよね。
これの繰り返しでした(^-^)
でも、今年はいつもの年と違い、
コロナ禍でもあり、自身の気持を奮い立たせるためにも、
お雛様を飾ろうと決めていました。
緋毛氈を敷き、台を置き、ぼんぼりや屏風を飾り、
お内裏様とお后様を箱から出し、台の上に置いて出来上がり。
時間にして4、50分。
このわずかな時間に、これまでの様々なことが思い出され、
しばしの感慨にひたります。
ゆるりと廻るぼんぼりで、感慨が一層深くなります。
お雛様を飾る時はこんな感じで、毎年同じ様な気持になるんですよ。
今年も相まみえることが出来たお内裏様とお后様。
いつもとお変わりなく若々しく穏やかで柔和なお顔。
何だかホッとしますね。
函を出て 寄り添う雛の 御契り (杉田 久女)
昨日は上着を着ずにセーターだけで庭仕事をしましたが、
それでも汗ばむ程の陽気でした。
一気に春が来たと思ってしまう程、
気温が高く風もありませんでした。
こんな日が続くと嬉しいのですが、そうはいかないでしょうね。
まだ、2月半ばですものね。
この陽気に誘われて、アネモネが一輪咲きました!
普通、アネモネは3月半ばから4月にかけて咲き出しますが、
どうしたことか、昨日一輪だけ咲きました。
10年位前からアネモネの球根を、
露地植えで、それも植えっぱなしで、
大した手入れもしないで、毎年春になると咲くのを楽しんでいましたが、
何故だか分かりませんが、一昨年は球根から芽がまったく出ず、
突然アネモネが全部消えてしまいました。
ガッカリでしたネ。
それで、春の使者、アネモネに再び会いたいと、
昨年の秋に、多色混合の球根を再び買い、
花壇に植えた一株に、昨日一輪花が咲いたのです。
しかも、私の好きな紫とピンクの混ざった様なミステリアスな色。
嬉しいです。
色々の色の球根が入った袋だったので、
どんな色の花が咲くのか判らず、
春になるまで予想を膨らますのも楽しいものですよ。
ここしばらく福岡市は割合暖かな日が続いています。
この様なお天気だと、
立春も過ぎたし、もうすぐ春になる様な気がしてしまいますが、
いえいえ、そんなことは無いでしょう。
まだ2月の上旬なんですものね。
でも、今この部屋の窓から見える、ありふれた外の景色や光に、
何となく春の気配を感じてしまう私なのです。
コロナ禍でも何かと忙しい日々を過ごしていますが、
とにかく行動半径が狭くなっているので、
ブログ記事にする様なことにも乏しく、
つまらない毎日の様に思えてしまって、
感謝の気持ちを忘れがちになっている自分に
ハッと気付かされます。
それで、20年近く前から本棚にある、
こんな本を取り出して、寝る前に少しづつ読み直すことにしました。
その本は暮らしの手帖社版の『すてきなあなたに』
この本は、毎夜読んでいるうちに気持ちが和らいできて、
心の中のもやもやが落ち着いて来る、
いわば、今の私にとって精神安定剤の役目を果たしてくれる、
そんな不思議な本なのです。
本が精神安定剤なんて変ですかね?
再びは 生まれ来ぬ世か 冬銀河 (細見 綾子)
昨日からもう2月。
時の経つのは速いですね。
けさは友達から、庭木の蠟梅にみかんを差していると
メジロが来たという、
2羽のメジロが蠟梅にとまっている
可愛い写真がラインで送られてきました。
もう一人の友は、
お洒落な寒中御見舞いの動画を送ってくれました。
彼女達からの写真や動画を見ていると、
心が癒され、ほっこりとしてきます。
緊急事態宣言発令中ですが、
私の住む町でも人出はそんなに減っていない様に思われますが、
全国的に感染者は減少傾向にあり、
落ち着きを取り戻しつつあるようで嬉しいですね。
緊急事態宣言は3月7日まで延長になる様ですが、
3月7日前でも感染者数が減って来た地域は、
順次宣言解除してもいいのではないでしょうか。
おそらく、そうなるのではと思いますが。
でも、緩めると元の木阿弥、油断は禁物との声も高い様で、
ここのところの判断はホントに難しい。
ワクチン接種も近々始まりますが、
このコロナ禍はどんな方に向かうのでしょうか?
少しでも明るい光が見えて来てほしいですね。
緊急事態宣言下で夜12時過ぎまで
銀座のクラブで遊んでいた(陳情を受けていた?)4人の議員が、
議員辞職したり、離党したりのニュースが
昨日流れていましたが、もってのほかですね。