日々の暮らしに輝きを!

since 2011
俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

クラシックホテル

2014年09月06日 |    東京(2014)

軽井沢から東京に戻った翌日、箱根に行きました。箱根には今まで何回か行ったことがありますが、今回はポーラ美術館に行き、クラシックホテルの「富士屋ホテル」に宿泊することにしました。

ポーラ美術館は箱根の仙石原地区にあります。この辺りはミュージアムが散在する地区のようで、ポーラ美術館もその一つです。フランス印象派やエコール・ド・パリの画家達の絵が多く展示されています。

建物は森に溶け込むような外観で、ガラスを多用したお洒落なデザインでした。
Photo <ポーラ美術館>

丁度、モディリアーニ展が催されていました。
Photo_2 

ピカソ、シャガール、キスリング、藤田嗣二などの作品も合わせて展示されていて、モディリアーニと同時代の状況に照らしながら、彼の芸術の展開をたどっているようでした。

ポーラ美術館から強羅ヘ行き、箱根登山鉄道に乗車、宮ノ下で降り、クラシックホテルの「富士屋ホテル」に宿泊しました。

Photo_3 <箱根登山鉄道>

ご存知の方も多いと思いますが、「富士屋ホテル」は明治11年創業のホテルで、明治時代にタイムスリップしたようなレトロな世界が外観、内部ともに広がっています。
Photo_16 <富士屋ホテル>
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ロビーから各部屋への通路には、これまでこのホテルに宿泊した昭和天皇御夫妻や各国々賓の方々の写真が展示されていました。ジョン・レノン一家の写真もありましたよ。
Photo_6
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宿泊した部屋の漆喰天井は4mは優にあろうかと思われる高さ、調度類も無垢材で作られ、落ち着いた雰囲気でした(部屋のしつらえはクラシックでも設備は最新)。クローゼットや洗面所は、
とてもホテルとは思えない広さです。
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夕食を頂くレストランは「ザ・フジヤ」と呼ばれ、文化財に指定されています。天井は格子天井になっていて、その一つ一つに細密な絵が描かれ、芸術作品の様な細かいこだわりがなされているようです。夕食のフランス料理はワイン
とともになかなかのお味でした。
Photo_12 <食堂>

翌日の朝食に和食を選んだので、別館の「菊華荘」に案内されました。ここは皇族の旧御用邸として明治28年に建てられた由緒ある建物だそうで、畏れ多くもここで朝食を頂きました。食堂は落ち着いた和室のテーブル席で、横の素晴らしいお庭をみながらの朝食でした。
Photo_11 <菊華荘>
Photo_13 <食堂>
Photo_15 <お庭>

朝食の後、小田原まで行き新幹線で東京に戻りました。前日の東京から箱根への車中は雨模様でしたが、ポーラ美術館にいる間に雨が止んだらしく、箱根滞在中はまずまずのお天気でした。午後から孫達と合流して、その日のうちに家に帰りつきました。

 今回の箱根行きは「富士屋ホテル」に宿泊するのが目的の一つでした。念願のホテルに泊まってみての感想ですが、私は由緒ある「富士屋ホテル」の様なクラシックホテルよりも、どちらかというと、近代的なスタイリッシュホテルの方が何となく好きなのだ、ということが分かりました(笑)。何故だかは、よくわかりませんが(笑)。でもいつの時代も、この様なクラシックホテルには根強い人気がある様ですね。

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軽井沢散策

2014年08月31日 |    東京(2014)

東京滞在二日目から孫達と別れて軽井沢まで足を伸ばしてみました。軽井沢は東京駅から長野新幹線「あさま」で1時間10分、新幹線だったからか案外近いので意外でした。

軽井沢駅に降り立つと、東京より少し涼しいかもという感じです。ガイドブックによると、軽井沢は旧軽井沢、南軽井沢、中軽井沢、北軽井沢と呼ばれる地域に分かれるそうですが、メイン通りは旧軽井沢の通称旧軽銀座と呼ばれる場所らしく、駅からそこまで1km位の道のりをのんびり歩きました。
Photo_3<JR軽井沢駅>
Photo_4 <駅前の大通り>

旧軽銀座までは、人もまばらでのどかな町並みが続いていましたが、旧軽銀座に入ると景色が一変。通りには大勢の人、人、人。びっくりする程の通りいっぱいの人波でした。
Photo_5 <旧軽銀座>

通り沿いにはいろんな種類のお店がびっしりと軒を連ねています。ミカドコーヒーのモカソフト、ジョン・レノンお気に入りのフランスべーカリーのパンなどの有名店はどこも行列ができる賑わいぶりです。


軽井沢と言えば天皇皇后両陛下が初めて出会われたテニスコートがよく知られていますが、それは旧軽銀座の中心部から少し脇道に入った所にあります。
Photo_6 <テニスコート>

軽井沢は教会の多い町のようで、テニスコートの横にはユニオンチャーチ、メイン通りを挟んで反対側には聖パウロ教会などがあります。又、旧軽銀座のはずれには「軽井沢開拓の祖」A・Cショウが創設した軽井沢最古の教会がありました。軽井沢には全部で12の教会があるのだそうです。
Photo_7 <聖パウロ教会>


旧軽銀座から町はずれの碓井峠まで、下の様な可愛らしいシャトルバスが出ています。
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碓氷峠には本宮の中心が長野県と群馬県の境になっている神社、熊野神社があります。
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碓井峠から少し登った所に見晴台があり、ここは標高1200m程の展望公園で、長野県、群馬県との県境に位置していています。ここから南アルプス、八ケ岳、浅間山を一望出来るそうですが、案内板が見当たらず、どれがその山なのかよくわかりませんでした。
Photo_9 <見晴台からの眺望>


旧軽井沢はメイン通りから少しそれると、さわやかな緑が広がり、ぽつぽつと別荘が見え隠れする素敵な町でしたが、あまり観光するところは無いような...。それにしても旧軽銀座の人の多さには驚きました(私もその1人でしたが(笑))。旧軽銀座の雰囲気は、
大分県の湯布院にどこか似ているような気が致します。

東京からの日帰りの旅でしたが、時間が余るほどで、軽井沢駅南口に隣接する場所に新しくできた、広大な敷地のアウトレットにも行ってみました。

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スカイデッキ(六本木ヒルズ)

2014年08月25日 |    東京(2014)

ちょっとした用事があり、8月21日~24日まで夫と二人の孫達と東京へ。

午後から、はとバスの「tokyoパノラマドライブ」に出発

コースは日比谷公園→霞が関→国会議事堂→東京タワー
→レインボウブリッジ→お台場→築地→歌舞伎座→銀座

2階建てのオープントップバス
バスからは降りず、少し高い目線で東京の景観を見るだけ
約1時間のガイド付きミニドライブ
孫達には初めての東京、高層ビルや人の多さに驚いた様子
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私はレインボウブリッジの上を通るのは初めて
今までは下を通る「ゆりかもめ」でお台場へ行っていた
東京オリンピック2020の選手村になるらしい晴海地区が見える
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夜は六本木ヒルズの展望台シティビュー(森タワー52F)へ
ガラス越しに見える東京タワーが美しい
ずっと向うに小さくレインボウブリッジと東京ゲートブリッジ
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下の様なものものしく囲われた所を通って
屋外のスカイデッキへ
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ここは六本木ヒルズの最上階で完全な屋外
夜なので人はそんなに多くない
ウッドデッキが屋上の周りだけなのはヘリーポートの為?
みんな、こんな感じで夜景を見ている
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スカイデッキから見る東京タワー
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夜景を見ながら秋に行われる東京での同窓会を思う
約50年ぶりの再会となる多くの友
自分の来し方を思う

何だか夜景が美しいアートのよう
美しい夜景がそうさせたのか、感傷的な夜だった

 

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