福岡市では毎年9月はアジアマンスになっているので、数多くの団体や企業などの協力を得て、福岡市内各所でアジアの文化・芸術・学術などの紹介を中心とした、多彩な行事が開かれています。
そのアジアマンスのメイン行事の一つである“アジアフォーカス・福岡国際映画祭2011”への協賛企画「東アジア映画フェスタ2011」では、今年は福岡未公開作品を含む、個性豊な中国、韓国映画8作品を一挙上映しています。
友人がこの「東アジア映画フェスタ2011」に関わっている事もあり、アジア美術館8Fのあじびホールで中国映画「孫文-100年先を見た男-」を鑑賞しました。
この映画は辛亥革命を成功させる直前、あまり知られていないマレーシアのペナンに亡命している時代の孫文の様子を描いた作品です。伝記的な内容ではなく、どちらかといえば孫文を支えた人々、特に医師である彼を支え続けてきた看護師のチェン・ツイフェンとのラブロマンスや、仲間の犠牲や資金調達に翻弄される日々でも理想を失うことなく生きた孫文を描いています。
普段あまり接することのないアジアの映画を見ることで、その国の歴史、伝統、文化、人々の考え方、今置かれている現状などが、映画をとおして垣間見えて来るので、毎年9月のアジアマンスのこの時期を楽しみにしています。
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