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since 2011
俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

低山歩き ~井原山の「オオキツネノカミソリ」~

2017年07月29日 | 低山歩き

福岡市の西、糸島市の井原山(783m)に友達5人と登りました。

井原山の標高500m辺りに、

梅雨明け後1週間~2週間位の間にだけ咲く、

「オオキツネノカミソリ」の群生に出会うために。



井原山は福岡と佐賀の県境に位置する山で脊振山地では2番目の高さ。

JR波多江駅に集合後、コミュニティバスで井原山登山口へ。

ここからひたすら歩いて登り、

アンノ滝を経由してオオキツネノカミソリ群生地に向かいます。

蒸し暑い中、深い森の沢沿いを登り、又いくつもの沢を渡ります。

沢の石はコケに覆われているものが多く、

滑らないように用心して渡ります。


何だか屋久島みたいな雰囲気。

この環境が「オオキツネノカミソリ」の群生を生み出すのかな?

1時間半位登るとアンノ滝に到着。


滝の水しぶきが顔に掛かり、涼しくていい気持。

今までの蒸し暑さを忘れ、しばしの休息。

休息後、更に1時間位沢沿いを登ると階段状の急なハードな道に。

最後の力を振り絞って登ると、

道の両側にポツポツと「オオキツネノカミソリ」が現れだしました。

だんだんその数が増し、薄暗い山道で見るそれはハッとする様な美しさ。


更に進むと道の両側に広い範囲に息をのむ美しさで群生しています。


こんな感じの群生地が道の両側にずっと続きます。

聞いてはいましたが、

写真などで見る以上の素晴しさに驚き感動しました。

深い森の中で何だか幻想的でさえありました。

梅雨明け後の、蒸し暑い中の一日がかりの山登りでしたが、

「オオキツネノカミソリ」の一番いい時期に出会えて大満足でした。



「オオキツネノカミソリ」の群生地に行き着くまでの道筋は、

かなり複雑で、詳しいリーダーと一緒でないと、

無理なのではという気がします。

Tさんありがとうございました。


(井原山登山日は平成29年7月28日)











低山歩き ~天拝山~

2017年05月07日 | 低山歩き

ゴールデンウイークも終盤の5月6日に、友人9人で天拝山(258m)に登りました。
天拝山遠景

友人達はこれは山登りではなく、ハイキングだと言っていましたが(^-^)

天拝山の名は大宰府に流刑された菅原道真公が、

無実を訴えるためにこの山に幾度も登り天を拝した、という言い伝えから来ています。



西鉄二日市駅で待ち合わせ、歩いて天拝山歴史自然公園から武蔵寺へ。


武蔵寺は九州最古のお寺で、見事な藤で知られています。

が、この日は見頃を少し過ぎていたけれど。


武蔵寺内をしばらく散策後、近くの美味しいお蕎麦屋さん“一作”へ。

食事と楽しいお喋り後、お店を出ると、

一時降っていた雨もあがり、薄曇りの絶好のハイキング日和。

登山道入り口には、

中腹にある荒穂神社の鳥居が立っています。


8合目辺りまでなだらかで整備された広い土の道が続きます。


新緑の中、木漏れ日を浴びながら登るのはホントにいい気持。

途中、木々の間から太宰府方面?がチラチラ見えました。


8合目辺りから436段の階段が現れ、


これを上りきったところが山頂でした。


山頂には道真公を祀った天拝神社があり、


その先が展望台になっています。

山頂からは福岡市や大宰府市の素晴らしい景色が望めました。


上の写真は大宰府方面を見たもので、

左の山は四王寺山脈、右側奥の半分雲に隠れた山は宝満山だそう。

町が身近に見れるのが低山のいいところですね。



その後下山し、

二日市温泉に入って帰りたいという友人達と別れ、

頂いた地図に沿って駅まで歩き、無事家に帰りつきました。

心配していたお天気も山歩きには何の影響もなく、

楽しい一日でした。



(天拝山遠景の写真はネットよりお借りしました。)

(天拝山登山日は平成29年5月6日)

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低山歩き ~叶嶽~

2017年04月06日 | 低山歩き

今春の福岡市は気温が低いらしく、

家の近くの祖原公園の桜も、昨日今日でやっと8分咲き位になった。

この週末もあいにくの雨模様のようで、気持ちの良いお花見とはいかないようだ。





福岡市西区にある低山、叶嶽(341m)にサークルの友人5人と登った。

この山の登り口は沢山あるらしいけれど、

今回は今宿野外活動センター横から登り始めた。


このコースは最初からかなりの階段続きで少々きつい。


少し登るとウラジロの群生地が現れた。


しばらく登ると先程の今宿野外活動センターが眼下に見えて来た。

隣の高祖山(たかすやま)方面への送電線が見える場所でちょっと休息。


いつの間にかなりの高さを登った様だ。

休息後しばらく登ると山頂に到着。


山頂は眺望という程のものはなく、木々の間から野方、今宿方面が見える。

眺望はないけれど、木のベンチやテーブルが作ってあり、

ここで皆でお弁当を頂く。

山頂には叶嶽神社があり、これが意外に立派。


復路は吉野谷と呼ばれる湿った大きな岩がゴロゴロしたところを下った。

ヒヤヒヤしながらの下山だったけれど、

何とか無事に通り抜けられた。

ヒヤヒヤの下山だったので写真を撮る余裕もなし。

下山後一般道に出て、先程登った叶嶽遠景を見ると、

意外に高く見えたのには驚いた。
<叶嶽遠景>

(叶岳登山日は平成29年3月30日)


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低山歩き ~立花山~

2016年03月27日 | 低山歩き

好天の昨日、友人4人と福岡市東区にある立花山(367m)に登りました。


JR香椎駅で待ち合わせ、登山口のある下原まではバスで。

民家にほど近い分岐点から登山口へ。


お地蔵さま十数体が祀られている場所の横を通って、

少し傾斜のある山道へ入ります。

大小の石の下を水が流れている小さな沢(?)の横を登ると、

美しい孟宗竹の林が現れました。


緩やかな斜面を登るとお隣の松尾山との分岐点が。


昔の立花城の遺構の石垣がまだ残っています。


さらに登ると山頂へ到着。


美しい博多湾の景色が一望出来ました。

手前に人工島、向うに海ノ中道、ずっと向うに志賀島が見えています。


左側を見ると千早方面、ずっと向うにベイサイドプレス、微かに福岡タワーも。


好天に恵まれて素晴しい景観でした(^-^♪

皆でお弁当を広げ、携帯ボンベ持参の友人がお湯を沸かし、

美味しい飲み物を作ってくれました。


お弁当の後、クスの原生林がある方面へ下ります。

樹齢300年以上のこんなクスの大木が何本も。




お隣の三日月山(272m)との分岐点に出ました。


緩やかな坂道を登って、三日月山々頂へ。

山頂からは博多湾とともに、久山町方面がよく見えました。


低山ながら、立花山々頂から尾根伝いに三日月山々頂まで縦走したことになり、

三日月山では5分咲きの山桜にも出会え、気持ちの良い一日になりました。



(立花山登山日は平成28年3月26日)

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低山歩き ~油山~

2015年09月25日 | 低山歩き

シルバーウイーク明けの24日、油山に登りました

油山は福岡市の城南区、南区、早良区にまたがる標高597mの山
<油山>

市街地から近いため市民の憩いの場にもなっている山

卓球サークル内の男性3人の山歩きのクル-プに

私達女性3人が入れて頂いた次第



今回は野芥の徳栄寺から登ることに

前夜の雨で山道は少し湿っている

山に入り、少し歩き出すとモグラが通った跡に遭遇


山中はマイナスイオンいっぱいの清々しさ


しばらく登ると登山用の道の両側にこんな小さな道が...


これってイノシシなどが通る“獣みち”なんだそう

標識に沿って山頂方面へ


この急な坂、中々手ごわそう


何となく雲行きが怪しくなり山頂までたどり着く前に、手早くお弁当

ここからの眺望はあまりないけど

九千部(くせんぶ)山が灌木の間から見える

雨がポツポツ降り出し、しばらくすると本降りに



頂上を目指すのはやめ、下りることに

霧がうっすら出て来た

下りは上りより数倍気をつかう

下りてしまうといつの間にか雨があがっていた

山頂まで行けず、何となく達成感がない山登りだった

(最初の写真はネットよりお借りしました)


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