標高3454mのヨーロッパで最も高い所にある鉄道駅がユングフラウヨッホ駅です。ここが開通したのが日本の大正元年にあたる1912年だそうで驚きました。
宿泊ホテルがあるグリンデルワルトからクライネシャイデックまではWAB登山鉄道で35分位、、クライネシャイデックから終点のユングフラウヨッホ駅まではJB登山鉄道で50分程で比較的簡単に3454mのユングフラウヨッホ駅にたどり着けました。
クライネシャイデック駅の一つ上の駅辺りから、車窓にアイガー氷河が迫り迫力ある眺望になって来て、列車はアイガーの岩盤の中を通るトンネルに入ります。最初に停まるのがアイガー北壁駅で、ここで3分ほど停車するので、列車から降りてアイガー北壁をくりぬいて造った展望用窓から外(下?)を眺めると、グリンデルワルトの町が遥か下方に豆つぶの様に見えました。アイガー北壁の体内から外を見られるなんて不思議な気がし、アイガーの気持ちになった様な気分でしたよ(^‐^)
ユングフラウヨッホ駅は地下駅で、駅から四方八方に通路が延び、スフィンクス展望台、プラトーテラス、氷の宮殿、トップオブヨーロッパ等に続いています。
スフィンクス展望台(3571m)へはユングフラウヨッホ駅の近くに設置された高速大型リフトで上がりました。登山鉄道とリフトで割合簡単に標高3571mの展望台まで人が上がれるのですから、スイスの技術と根性には敬意を表したいです。
スフィンクス展望台には屋内テラスと屋外バルコ二ーがあり、西にユングフラウ(4158m)、東にメンヒ(4107m)が望め、南側にはヨーロッパ最長のアレッチ氷河の雄大な眺めが見渡せました。
プラトーテラスは野外テラスで足元は雪なので、雪を投げ合って楽しんでいるグループもありました。ユングフラウの頂上がすぐ目の前に迫って見えたのには驚きました。
氷の宮殿は氷河をくりぬいて造ったもので、ペンギンやうさぎ、熊などの可愛らしい氷の彫刻が並んでいました。足元がとても滑りやすかったですね~。
トップオブヨーロッパはユンフラウヨッホ駅に併設されたレストラン、土産物店、郵便局等がある場所です。日本の富士山にある簡易郵便局との姉妹提携を記念した日本の昔ながらの郵便ポストがあり、現役でポストとして使われている様でしたよ。
スフィンクス展望台等の観光を終えた後、クライネシャイデック駅まで列車で戻り、一つ下のアルピグレン駅まで高山植物の花々の咲くアイガー北壁真下をハイキングした後、グリンデルワルトのホテルに戻りました。万歩計は18000歩になっていました。
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