日々の暮らしに輝きを!

since 2011
俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

アイガー、ユングフラウ、スフィンクス展望台

2011年07月23日 |    スイス

標高3454mのヨーロッパで最も高い所にある鉄道駅がユングフラウヨッホ駅です。ここが開通したのが日本の大正元年にあたる1912年だそうで驚きました。

宿泊ホテルがあるグリンデルワルトからクライネシャイデックまではWAB登山鉄道で35分位、、クライネシャイデックから終点のユングフラウヨッホ駅まではJB登山鉄道で50分程で比較的簡単に3454mのユングフラウヨッホ駅にたどり着けました。

クライネシャイデック駅の一つ上の駅辺りから、車窓にアイガー氷河が迫り迫力ある眺望になって来て、列車はアイガーの岩盤の中を通るトンネルに入ります。最初に停まるのがアイガー北壁駅で、ここで3分ほど停車するので、列車から降りてアイガー北壁をくりぬいて造った展望用窓から外(下?)を眺めると、グリンデルワルトの町が遥か下方に豆つぶの様に見えました。アイガー北壁の体内から外を見られるなんて不思議な気がし、アイガーの気持ちになった様な気分でしたよ(^‐^)

Photo_7 <アイガー北壁窓からの眺望>

ユングフラウヨッホ駅は地下駅で、駅から四方八方に通路が延び、スフィンクス展望台、プラトーテラス、氷の宮殿、トップオブヨーロッパ等に続いています。

スフィンクス展望台(3571m)へはユングフラウヨッホ駅の近くに設置された高速大型リフトで上がりました。登山鉄道とリフトで割合簡単に標高3571mの展望台まで人が上がれるのですから、スイスの技術と根性には敬意を表したいです。

Photo_8 <スフィンクス展望台>

スフィンクス展望台には屋内テラスと屋外バルコ二ーがあり、西にユングフラウ(4158m)、東にメンヒ(4107m)が望め、南側にはヨーロッパ最長のアレッチ氷河の雄大な眺めが見渡せました。

Photo_9 <ユングフラウ>

Photo_10 <アレッチ氷河>

 

プラトーテラスは野外テラスで足元は雪なので、雪を投げ合って楽しんでいるグループもありました。ユングフラウの頂上がすぐ目の前に迫って見えたのには驚きました。

Photo_11 <ユングフラウ(プラトーテラスから)>

氷の宮殿は氷河をくりぬいて造ったもので、ペンギンやうさぎ、熊などの可愛らしい氷の彫刻が並んでいました。足元がとても滑りやすかったですね~。

Photo_12 <氷の宮殿>

トップオブヨーロッパはユンフラウヨッホ駅に併設されたレストラン、土産物店、郵便局等がある場所です。日本の富士山にある簡易郵便局との姉妹提携を記念した日本の昔ながらの郵便ポストがあり、現役でポストとして使われている様でしたよ。

Photo_13 <郵便ポスト>

スフィンクス展望台等の観光を終えた後、クライネシャイデック駅まで列車で戻り、一つ下のアルピグレン駅まで高山植物の花々の咲くアイガー北壁真下をハイキングした後、グリンデルワルトのホテルに戻りました。万歩計は18000歩になっていました。

Photo_14 <アイガ北壁下ハイキング>

Photo_15<ハイキングロード道しるべ>

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マッターホルン、ゴルナーグラート展望台

2011年07月20日 |    スイス

単独でスッとそびえ立つマッターホルンは、そのピラミッドの様な山容の美しさから「アルプスの女王」とも呼ばれ、スイスで最も有名な山だと思います。

そのマッターホルン観光の基地が、アルペンリゾートのツェルマットです。ツェルマットのホテルに入ったのは夕方近くで、部屋からは上半分が雲に隠れたマッターホルンが見えていましたので、明日のマッターホルン観光では山全体が見えます様にと願いながら過ごしました。

マッターホルンを望める展望台は幾つかあるようですが、私達のツアーはゴルナーグラート展望台に上がりました。ツェルマット駅前にあるゴルナーグラート展望台行きの登山列車に乗ると、車窓からは次第に4000m級の山々や氷河等が見えて来ます。

Photo車窓からの眺め>

 

ゴルナーグラート展望台は標高3089mの地点にあり、展望テラスやクルムホテルなどがあります。雲がなければ、この展望台から天を突くマッターホルン(4478m)が見えるはずなのですが、残念ながら頂上の部分に雲が掛かっていて山全体を見ることは出来ませんでした。

Photo_2 <雲が掛かったマッタ

ーホルン>

しかし、ゴルナーグラート展望台からの他の山々の眺めは素晴らしく、モンテローザ(4634m)、リスカム(4527m)、ゴルナー氷河などの壮大な景色が望めました。

Photo_3 <左モンテローザ ゴルナー氷河 右リスカム>

展望台でしばらく過ごしてるうちに雲が流れて、一瞬マッターホルンの頂上が見えた様な気がしましたが、次の瞬間にはまた雲がかってしまいました。他の山々に掛かる雲は次々に流れたり、また掛かったりを繰り返しているのですが、気のせいかマッターホルンに掛かる雲だけはなかなか流れず、動かない様に感じました(笑)。やはりこの山は、他の山よりひと際高いということなのでしょうね~。

帰りには展望台のあるゴルナーグラート駅のひとつ前のローテンボーデン駅で登山列車を降り、もう一つ下のリッフェルベルグ駅まで下りのハイキングを楽しみました。

Photo_4 <ハイキング>

マッターホルン観光の基地、ツェルマットは、私達の様にはじめての訪問でもすぐに把握できる箱庭の様な小さな町です。ガソリン車の乗り入れが禁止されているので、当然歩行者天国で、時々電気自動車や馬車が走っていました。また朝、夕に山羊の群れと牧童が、家と牧草地を往復する為にメイン通りを通過するのに、たまたま遭遇したのも幸運な事でした。

Photo_5 <牧童と山羊の群>

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モンブラン、エギーユ・デュ・ミディ展望台

2011年07月18日 |    スイス

ヨーロッパ最高峰のモンブラン(4807m)が間近に望めるエギーユ・デュ・ミディ展望台に行きました。

モンブランはフランスにある山ですが、スイスからの方が行きやすいらしく、私達のツアーはスイスのモントルーからフランスのシャモニーに夕方入り、翌日の午前中にエギーユ・デュ・ミディ展望台に上がりました。

シャモニーの町外れのロープウェイ乗り場からロープウェイに乗り、途中一回乗り換えて、20分位で展望台北駅に、さらにエレベーターに5分位乗ると、エギーユ・デュ・ミディ展望台(3842m)到着です。

Photo_4 <エギーユ・デュ・ミディ展望台>

この展望台からは“白い山”という意味のモンブランをはじめグランドジュラスなど4000m級の山々が間近に迫る迫力あるパノラマが望め、私達が上ったのは午前中だったので、山々に朝日があたり、息をのむ美しさでした。

Photo_5<モンブラン山頂>

シャモニーの町とエギーユ・デュ・ミディ展望台との高度差は約2800mで、この間を一度の乗り換えだけで、20分位でロープウェイで一気に上昇して行くので、美しい山々の景色に思わず見とれてしまいましたが、上に着くと少し息苦しい様な気もしました。

Photo_2 <ロープウェイ乗場>

Photo <ロープウェイ>

モンブランの麓のシャモニーの町は、モンブランをはじめとする山々への登山基地であるとともに、ロープウェイなどで上ると簡単にフレンチアルプスの展望が楽しめるので、世界中から観光客が訪れる町です。町なかにはアルペンリゾートらしいホテルやカフェレストラン、ショップが沢山並んでいました。

Photo_7 <シャモニーの町>

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爽快! ベルン(スイス)観光

2011年07月17日 |    スイス

7月5日~14日まで夫とスイスに行って来ました。福岡市から成田経由で12時間の飛行の後、チューリッヒに着きました。

成田=チューリッヒ=ベルン=シャモニー=ツェルマット=グリンデルワルド=ルツェルンの順で回りました。

アルプス3ヶ所の展望台で名峰と大パノラマを見学し、またその道筋にある都市を巡りました。

今の時期のスイスは街中では皆さん半袖姿で、そんなに暑くもなく、寒くもないカラッとした爽やかで快適な気候でした。

最初に観光したベルンはスイスの首都で、u字型に湾曲して流れるアーレ川に囲まれた旧市街は世界文化遺産に登録されているそうで、小高い丘上にあるバラ公園からの眺めは、なるほどと思わせるものがありました。

Photo <ベルン旧市街>

ベルンのメイン通り両側の石造りの建物の通り側はすべてアーケードになっていて、レストランやショップが軒を連ねていますが、日差しや雨が防げてとても機能的です。通りの東には、仕掛け時計になっているベルン最古の建物の時計塔があり、、鳴り始める毎正時4分前には、その前は観光客でいっぱいでした。そして通りの真ん中に素敵な意匠の噴水が幾つかあり、これらは「世界一魅力的な交通障害物」と言われているそうです。

Photo_2 <アーケードと時計塔と噴水>

ユニークなのが半地下に設けられた店です。アーケードの外側、通りに面して斜めにドアがついた入り口があり、階段を下りるとそこが店で、穴倉に入って行く様な不思議な造りです。このような店が通りにいくつもありました。

Photo_3<半地下の店>

今回のスイス旅行を何回かに分けて書かせて頂きますので、気が向いたら又ご訪問下さい、よろしく~ 

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