日々の暮らしに輝きを!

since 2011
俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

偕楽園

2013年05月17日 |    東京(2013)

茨城県庁を見学後、偕楽園に行きました。偕楽園はJR水戸駅の西にあり、駅前からバスで15分位の距離です。

金沢の兼六園、岡山の後楽園とともに日本三名園の一つに数えられる偕楽園は、江戸時代末期に徳川慶喜公の父の水戸藩9代藩主徳川斉昭公により造られました。
Photo_2<偕楽園>

偕楽園は千波(せんば)湖を見下ろす小高い丘にあり、斉昭公は領内の民と偕(とも)に楽しむ場にしたいと願い、「偕楽園」と名付けたのだそうです。
Photo_2 <千波湖>

園内には梅林がありましたが、説明書によるとその数3000本とのことです。早春にはさぞ美しい花々が見られることでしょう。また庭の一角には斉昭公自らが設計された、何となく洒脱さが感じられる好文亭と呼ばれる建物がありました。斉昭公はここに文人墨客や家臣、領内の人々を集めて詩歌や慰安の会を催されたようです。
Photo_4 <好文亭>

私は兼六園、後楽園にも行った事がありますが、その二つの庭に較べて、この偕楽園はとても庶民的な感じのお庭です。それは藩主斉昭公のポリシーというか、意図を反映しているのだと思います。眼下に広がる千波湖から気持ちのよい風が吹き渡り、とても明るく爽やかな庭園だと感じました。

偕楽園の東側には水戸を代表する水戸藩2代藩主徳川光圀公、9代藩主徳川斉昭公を祀る常盤神社があります。
Photo_5 <常盤神社>

偕楽園見学後、水戸駅前のホテルに宿泊しました。この日は良いお天気に恵まれ、楽しく観光できました。

水戸駅北口にはこんな銅像がありましたよ(^-^)
Photo_6 <黄門様の諸国漫遊像>

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東京てくてく歩き ~上野の森~

2013年05月12日 |    東京(2013)

東京に朝から小雨まじりの強い風が吹いた4月3日は、上野の森にある国立西洋美術館と東京国立博物館に行ってみる事にしました。

国立西洋美術館は上野駅前に広がる上野の森の、駅に近い場所にあり、建物の設計者はル・コルビュジュだそうです。そういわれると建物の外観に彼の作品の特徴がよく表れていますね。この日は特別展として「ラファエロ展」が開かれていました。教科書などに出てくるラファエロの自画像なども出展されていましたよ。
Photo_2 <国立西洋美術館>

日本の幾つかの美術館や、パリのオランジェリー美術館、マルモッタン美術館、その他の美術館でモネの「睡蓮」を観ましたが、私はこの国立西洋美術館にある「睡蓮」が一番好きです。
今回も「睡蓮」に会いに行きました。
Photo_3 <「睡蓮」>

岸の柳などが描きこまれた「睡蓮」も観ましたが、この絵
は完全に池と睡蓮とで覆われ、池には明るい空が映っています。水面に浮かぶ睡蓮の葉が、淡い青みがかったグリーンと薄いピンクでくっきり描かれ、この絵は朝やけの中で画かれたのではないでしょうか? じっと観ていると、気持ちが落ち着き、何だか自分も池の中にいるような気がする素敵な絵です。

東京国立博物館は上野の森の北側にあります。この博物館は明治5年に創設された日本最古の博物館だそうで、本館、表慶館、東洋館、平成館、法隆寺宝物館、の5つの展示館からなっています。今回は本館を見学しました。
Photo_4 <東京国立博物館本館>

本館は昭和13年の開館で、
屋根瓦に寺院の様な破風を付した立派な外観です。このような様式を「帝冠様式」と呼ぶのだそうです。この本館は重要文化財に指定され、中には日本の絵画、彫刻、工芸、書跡が展示されています。

私はここに常設展示されている高村光雲の彫刻、「老猿」を観るのを楽しみにしていたのですが、「数日前までそこに展示されていたのだけれど...」という係りの方の言葉で、展示物には時々入れ替えがあるのを思い出しました。ホントに残念ですが、又のお楽しみとすることにしましょう。

この上野の森には美術館、博物館、動物園などの文化関係の施設が多く、お天気が良ければ、建物の外観や前庭やそこにある彫刻を観て廻るだけでも楽しい所ですね~(^-^)。
Photo_5 <ロダン作「カレーの市民」>

(「睡蓮」は国立西洋美術館のホームページよりお借りしました。)

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日光

2013年05月09日 |    東京(2013)

宇都宮から鬼怒川温泉へ行き宿泊、翌日日光を観光しました。定期観光バスで廻りましが、あいにくの雨で楽しさは今一つでしたね~。観光はやはりお天気が一番影響するようです。

日光の表玄関を飾るにふさわしい朱塗りに映える神橋。日光を開山された勝道上人の伝説にまつわる橋でもあります。
Photo_5 <神橋>

中禅寺湖湖畔に位置する中禅寺。このお寺から中善寺湖という名前が生まれたんでしょうね。ご本尊は立木観音で国の重要文化財です。ここの五大堂からは美しい中禅寺湖が見えるそうですが、残念ながら、この日はほとんど見えませんでした
Photo<中善寺>

Photo_2 <五大堂より>

華厳の滝。滝の後ろの山肌には雪が残っていました。
Photo_4 <華厳の滝>

東照宮内を観光。
Photo_6 <陽明門>

狩野探幽が実際の象を知らずに下絵を描いたという「想像の象」の彫刻がある上神庫
Photo_7 <上神庫>

三猿の彫刻がある神厩舎。東照宮では珍しい素木造りの建物。
Photo_8 <神厩舎>

陽明門から左右にのびる回廊の東回廊側に眠り猫の彫刻があります。見落としそうになる位小さいです。この東回廊から207段もの階段を登った所に、徳川家康の墓所があるのだそうです。
Photo_9 <眠り猫>

東照宮の西側に二荒山神社があります。朱塗りの社殿がキレイでした。
Photo_10 <二荒山神社拝殿>

日光は修学旅行で訪れて以来、47、8年ぶりの地でしたが、現在も鬱蒼とした深い木立は当時のままでした。50年近くの歳月を経ると、境内はそのままでも周りはだいぶ変ってくるものですが、こんなに変らないところは珍しいですね。

修学旅行で来た時は、東照宮境内を広々した場所だと思っていましたが、今回観光してみて、建物と建物が接近しているのには驚きました。

日光観光後、宇都宮経由で東京に戻りました。

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さいたま新都心

2013年05月02日 |    東京(2013)

さいたま市浦和区の北、大宮区に「さいたま新都心」という名の新しい街が造られています。
Photo <「さいたま新都心」>
(左から、さいたまスーパーアリーナ、NTTドコモさいたまビル、ランドアクシスタワー、合同庁舎1号館)

埼玉県のホームページによると
①21世紀の埼玉県の中心となる新都心を造り、東京への過度の依存を是正し、県民が誇りと愛着を持てる自立性の高い中枢都市圏の実現のため。

②国の機関による広域行政機能と、高次の業務、商業、文化機能の集積により、首都機能の一翼を担い、都市構造の再編をリードする広域連携拠点をめざすため。

上の①②を目標として、「さいたま新都心」が造られたのだそうです。

JR浦和駅から東北本線で北へ3駅目にさいたま新都心駅があます。駅前に立つと「さいたま新都心」が広がり、上に写真の様に、高層建築が建ち並んでいます。
Photo_3 <「さいたま新都心駅」>
Photo_7<さいたまスーパーアリーナ>
Photo_8 <NTTドコモさいたまビル>

さいたまスーパーアリーナは世界最大の可動システムにより、約6000席~約37000席の様々な空間が作り出せるらしく、音楽、スポーツ、産業、文化など多様なイベントに対応できるのだそうです。見学した日は平日だったためかイベントは催されてないようでした。

「さいたま新都心」にある建物は、
ほとんどが高層建築で何だか未来都市を感じさせる空間です。ケヤキ広場などの憩いの場も造られ、低層階は多くがショップやレストランになっていましたが、平日のためか訪れる人の数が少なく、辺りはどこも閑散としていました。スーパーアリーナでサッカーや有名人のコンサートなどが行われる時は数万人の人々で賑わうのでしょうが...。

上の「さいたま新都心」と「さいたま新都心駅」の写真はネットよりお借りしました。

 

 

 

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東京てくてく歩き ~六本木ヒルズ&東京ミッドタウン~

2013年04月27日 |    東京(2013)

現代の観光スポット、六本木ヒルズと東京ミッドタウンに行ってみました。六本木ヒルズはヒルズ族という人種(?)を生んだ街らしく、森タワー、テレビ朝日、映画館などが立ち並び、沢山のエンターテインメントが詰まった街のようです。高層ビルの森タワーを見上げると圧倒されました。
Photo_9 <森タワー>

森タワーとテレビ朝日にはさまれた場所に毛利庭園がありましたが、大名庭園らしからぬ何だか貧弱なお庭でガッカリでしたね~。

六本木ヒルズの中心を走る六本木けやき坂通りを歩いていると、例の事件のあった六本木ヒルズレジデンスが見えました。
Photo_10

東京ミッドタウンは六本木ヒルズから歩いて7、8
分の距離ですが、建物が新しくオシャレで洗練された感じがします。ここは旧防衛庁跡地に造られた街だそうで、高層ビルのミッドタウンタワーを中心にショップやレストランが集結しています。サントリー美術館なども敷地の中にあるようです。
Photo_11 <東京ミッドタウン>

ミッドタウンの敷地内には緑が多く、芝生広場やせせらぎも作られ、憩いの場になっている様でした。夜になると満開の桜がライトアップされてキレイでした。
Photo_12

ミッドタウンの近くには「国立新美術館」がありました。ガラスの壁面が曲線を描いていて、躍動感がありますね。黒川紀章さんの晩年の作品だそうです。
Photo_13 <国立新美術館>

(森タワーの写真はネットよりお借りしました。)

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