船は大した揺れもなく博多港出港の翌朝、韓国釜山に着きました。釜山は15年年位前に身内の女性二人と共にビートルで来たことがありますが、港から見える風景も高層の建物が驚く程増えて、以前とはまったく別の都市のようでした。
<釜山港>
ここでは釜山の北にある慶州の普門湖の桜と世界遺産・天馬塚見学のオプショナル旅行を申し込んでいましたが、今年の釜山は例年より暖かだったらしく、桜は完全に散った後で韓国の桜には出会えませんでした。
「水面に美しく舞い落ちる花びらなど普門湖の桜はひと際趣きが深い」とツアーのパンフレットにあるのを楽しみにしていたのですけれどね~。
その後、普門湖から比較的近い天馬塚を見学しました。天馬塚は大陵殿と呼ばれる古墳公園の中にあり、最も有名な古墳がこの天馬塚なのだそうです。レプリカですが、ここから発掘された金冠や腰帯などが展示されていました。
夕方釜山港を出港し、次の日は終日航海で新潟をめざしました。朝、9時頃11デッキ後部に出てみると右舷側に隠岐島が見えてきました。船に乗っていると陸地が見えてくるのって嬉しいものですネ。
<隠岐島>
この日のお昼は「洋上の春祭り」という名のデッキ上のビュッフェ式パーティでした。船長さんと写真を写したり、色々な催しもあり、私は飴のつかみ取り、金魚すくいなどをやってみました。
デッキ上なので風があり少し寒く、ジャンパーを着込んでの参加でした。
この飛鳥Ⅱの旅は、普段のドレスコードはカジュアルですが、この日の夕食はフォーマルと決まっていて、皆様、目一杯オシャレをしておられました。私は和服で参加しました。夕食の場所はフォーシーズン・ダイニングルームで、フランス料理でした。
<フォーシーズン・ダイニングルーム>
夕食前のひと時、食事とは別のラウンジで歌、マジックなどのショウの後、船長さんからクルーの紹介がありました。
飛鳥Ⅱには船長以下450人のクルーが乗り組んでいて、日本船籍の船なので各部門長は日本人ですが、その下には27か国からのクルーがおられるそうです。フィリピンからの方が多いとのことでした。
客室は全室海側で436室、乗客数は満室で872人だそうです。
(フォーシーズン・ダイニングルームの写真は飛鳥ⅡのHPからお借りしました)
⇐クリックよろしく~(^-^)