日々の暮らしに輝きを!

since 2011
俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

犬吠埼灯台&九十九里浜

2013年05月19日 |    東京(2013)

水戸駅前からレンタカーで、犬吠埼から九十九里浜に行ってみました。水戸から海沿いの道を銚子方面へ南下し、銚子から犬吠埼へ向かいました。お天気が最高に良かったので楽しいドライブになりました。

犬吠埼は太平洋に突出する房総半島最東端の岬で、ここに「世界灯台100選」にも選ばれている犬吠埼灯台があります。
Photo <犬吠埼灯台>

灯台は人が登れるようになっていて、99段のせま~い階段を登るとこんな景色が広がっていました。
Photo
Photo_2
Photo_3

灯台の光達距離は19.5海里(約36km)で、初点灯は明治7年11月15日だそうです。140年以上海を照らしているんですね~。

犬吠埼から九十九里ビーチラインを、時々休息をはさみながら走行しました。よく晴れた風のない日でしたが、九十九里浜に打ち寄せる波が荒いのには驚きました。ここは湾ではなく、太平洋の波が直接打ち寄せるからなのでしょうね~。又、この銚子近辺はイワシが多く獲れるらしく、道沿いにはイワシ料理のレストランをよく見かけました。
99 <九十九里浜>
99_2

「智恵子抄」の高村智恵子さんは、ここ九十九里浜で療養されていた様で、真亀海水浴場近くには、高村光太郎の「千鳥と遊ぶ智恵子」の歌碑がありました。
Photo_4 <歌碑>

真亀PAから千葉東金道路に入り千葉市を経由して東京に戻り
ました。

 

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偕楽園

2013年05月17日 |    東京(2013)

茨城県庁を見学後、偕楽園に行きました。偕楽園はJR水戸駅の西にあり、駅前からバスで15分位の距離です。

金沢の兼六園、岡山の後楽園とともに日本三名園の一つに数えられる偕楽園は、江戸時代末期に徳川慶喜公の父の水戸藩9代藩主徳川斉昭公により造られました。
Photo_2<偕楽園>

偕楽園は千波(せんば)湖を見下ろす小高い丘にあり、斉昭公は領内の民と偕(とも)に楽しむ場にしたいと願い、「偕楽園」と名付けたのだそうです。
Photo_2 <千波湖>

園内には梅林がありましたが、説明書によるとその数3000本とのことです。早春にはさぞ美しい花々が見られることでしょう。また庭の一角には斉昭公自らが設計された、何となく洒脱さが感じられる好文亭と呼ばれる建物がありました。斉昭公はここに文人墨客や家臣、領内の人々を集めて詩歌や慰安の会を催されたようです。
Photo_4 <好文亭>

私は兼六園、後楽園にも行った事がありますが、その二つの庭に較べて、この偕楽園はとても庶民的な感じのお庭です。それは藩主斉昭公のポリシーというか、意図を反映しているのだと思います。眼下に広がる千波湖から気持ちのよい風が吹き渡り、とても明るく爽やかな庭園だと感じました。

偕楽園の東側には水戸を代表する水戸藩2代藩主徳川光圀公、9代藩主徳川斉昭公を祀る常盤神社があります。
Photo_5 <常盤神社>

偕楽園見学後、水戸駅前のホテルに宿泊しました。この日は良いお天気に恵まれ、楽しく観光できました。

水戸駅北口にはこんな銅像がありましたよ(^-^)
Photo_6 <黄門様の諸国漫遊像>

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茨城県庁(6)

2013年05月14日 | 県庁めぐり

上野駅から水戸市に行き茨城県庁を見学しました。上野駅から水戸駅まではJR特急「フレッシュひたち」で約1時間15分くらいです。

茨城県庁はJR水戸駅南口から南西へ
約6~7kmの位置にあり、県庁直行のシャトルバスで15分~20分位かかります。
Photo_6 <JR水戸駅南口>
Photo_8 <水戸駅南口前の通り>

最初に茨城県庁の外観を見た時、その立派さに驚きました。今まで見学した5県の県庁舎はどこも立派でしたが、今回の茨城県庁の立派さは、ひときわ群をぬいていました。そして、
さぞお金もかかっただろうなと思わせるものでした。
<茨城県庁>
Photo_12

この県庁舎の竣工は平成11年3月で、地上25階、地下2階、屋上にはへリーポートも備えています。1Fにあるロビーには茨城県の特産品を展示したショウケースがあり、人も結構おられたのですが、ロビーが広いので静かな感じがしました。6F には防災センターも備えられているそうです。11Fから25Fまでは吹き抜けになっていて外光が建物の奥にも入るようになっています。
Photo_3 <1F
ロビー>

25Fの展望ロビーは、地上100mの高さから茨城県の風景を眺める事ができる様になっていて、カフェなども併設されていました。ここからの眺望は何ということはない普通の風景でしたが、お天気がすばらしく良かったので、気持の良い眺めでした。
Photo_13 <25F 展望ロビー>
Photo_14 <栃木方面を望む>
Photo_2 <記念スタンプ>

説明書によると茨城県には偕楽園、鹿島神宮などの文化遺産が各地にあり、日本画の横山大観、童謡作詞の野口雨情などの先人を多数輩出しているそうです。そして
平成25年1月1日現在の茨城県の人口は2,944,115人とのことです。


(茨城県庁の所在地 茨城県水戸市笠原町978番6) 


(茨城県庁見学日 平成25年4月4日)

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東京てくてく歩き ~上野の森~

2013年05月12日 |    東京(2013)

東京に朝から小雨まじりの強い風が吹いた4月3日は、上野の森にある国立西洋美術館と東京国立博物館に行ってみる事にしました。

国立西洋美術館は上野駅前に広がる上野の森の、駅に近い場所にあり、建物の設計者はル・コルビュジュだそうです。そういわれると建物の外観に彼の作品の特徴がよく表れていますね。この日は特別展として「ラファエロ展」が開かれていました。教科書などに出てくるラファエロの自画像なども出展されていましたよ。
Photo_2 <国立西洋美術館>

日本の幾つかの美術館や、パリのオランジェリー美術館、マルモッタン美術館、その他の美術館でモネの「睡蓮」を観ましたが、私はこの国立西洋美術館にある「睡蓮」が一番好きです。
今回も「睡蓮」に会いに行きました。
Photo_3 <「睡蓮」>

岸の柳などが描きこまれた「睡蓮」も観ましたが、この絵
は完全に池と睡蓮とで覆われ、池には明るい空が映っています。水面に浮かぶ睡蓮の葉が、淡い青みがかったグリーンと薄いピンクでくっきり描かれ、この絵は朝やけの中で画かれたのではないでしょうか? じっと観ていると、気持ちが落ち着き、何だか自分も池の中にいるような気がする素敵な絵です。

東京国立博物館は上野の森の北側にあります。この博物館は明治5年に創設された日本最古の博物館だそうで、本館、表慶館、東洋館、平成館、法隆寺宝物館、の5つの展示館からなっています。今回は本館を見学しました。
Photo_4 <東京国立博物館本館>

本館は昭和13年の開館で、
屋根瓦に寺院の様な破風を付した立派な外観です。このような様式を「帝冠様式」と呼ぶのだそうです。この本館は重要文化財に指定され、中には日本の絵画、彫刻、工芸、書跡が展示されています。

私はここに常設展示されている高村光雲の彫刻、「老猿」を観るのを楽しみにしていたのですが、「数日前までそこに展示されていたのだけれど...」という係りの方の言葉で、展示物には時々入れ替えがあるのを思い出しました。ホントに残念ですが、又のお楽しみとすることにしましょう。

この上野の森には美術館、博物館、動物園などの文化関係の施設が多く、お天気が良ければ、建物の外観や前庭やそこにある彫刻を観て廻るだけでも楽しい所ですね~(^-^)。
Photo_5 <ロダン作「カレーの市民」>

(「睡蓮」は国立西洋美術館のホームページよりお借りしました。)

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日光

2013年05月09日 |    東京(2013)

宇都宮から鬼怒川温泉へ行き宿泊、翌日日光を観光しました。定期観光バスで廻りましが、あいにくの雨で楽しさは今一つでしたね~。観光はやはりお天気が一番影響するようです。

日光の表玄関を飾るにふさわしい朱塗りに映える神橋。日光を開山された勝道上人の伝説にまつわる橋でもあります。
Photo_5 <神橋>

中禅寺湖湖畔に位置する中禅寺。このお寺から中善寺湖という名前が生まれたんでしょうね。ご本尊は立木観音で国の重要文化財です。ここの五大堂からは美しい中禅寺湖が見えるそうですが、残念ながら、この日はほとんど見えませんでした
Photo<中善寺>

Photo_2 <五大堂より>

華厳の滝。滝の後ろの山肌には雪が残っていました。
Photo_4 <華厳の滝>

東照宮内を観光。
Photo_6 <陽明門>

狩野探幽が実際の象を知らずに下絵を描いたという「想像の象」の彫刻がある上神庫
Photo_7 <上神庫>

三猿の彫刻がある神厩舎。東照宮では珍しい素木造りの建物。
Photo_8 <神厩舎>

陽明門から左右にのびる回廊の東回廊側に眠り猫の彫刻があります。見落としそうになる位小さいです。この東回廊から207段もの階段を登った所に、徳川家康の墓所があるのだそうです。
Photo_9 <眠り猫>

東照宮の西側に二荒山神社があります。朱塗りの社殿がキレイでした。
Photo_10 <二荒山神社拝殿>

日光は修学旅行で訪れて以来、47、8年ぶりの地でしたが、現在も鬱蒼とした深い木立は当時のままでした。50年近くの歳月を経ると、境内はそのままでも周りはだいぶ変ってくるものですが、こんなに変らないところは珍しいですね。

修学旅行で来た時は、東照宮境内を広々した場所だと思っていましたが、今回観光してみて、建物と建物が接近しているのには驚きました。

日光観光後、宇都宮経由で東京に戻りました。

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