鎌倉と言えば、大仏ですね。
でも、今回は、北鎌倉を目指しました。ここは、57年間生きてきましたが、「さだまさし」の「縁切寺」というフォークソングを聴いて以来
一度は行きたいと思いながら、なかなか果たせなかったものなので、感無量となるはずでした。
なのに、源氏山というのは、結構険しい部分もあるハイキングコースで、時間がかかりすぎること、縁切寺にたどり着くには、綿密な計画が
必要なのであきらめました。
その縁切寺こと東慶寺は、かってに想像していたのとずいぶん異なりました。
こぢんまりした寺で、ひっそりとしたたたずまいでした。
で、あと、円覚寺に寄って、北鎌倉駅から、横浜方面に向かいました。
円覚寺と言えば、鈴木大拙を思い起こす方も多いのではないでしょうか。
その頃、禅は流行っていて、私が過ごしていた京都にも、一般向けの座禅会などが開かれていて参加した思い出あります。
公案を重んじる臨斉系と、ひたすら座る道元の曹洞宗系の、それぞれの魅力に揺れ動いたものです。
私には、仏縁がなかったのか、それよりも、他に気を引かれることがあったせいか、仏門に入ることはありませんでした。