「癌の末期で、ただ死を待つばかりではなくできることをしたい、
母が父にやってあげたいと思っていることをどうしてもやりたい」と
おっしゃって、往診の相談にみえた息子さん。
診療情報提供書がないため、詳しい病状がわかりません。
でも「癌の末期です、ただそれだけなんです」とおっしゃるばかり。
「一日でも早くワクチンを打ってあげたいんです、連休明けまで
待っていたら、ますます衰弱するじゃないですか、待てません」
ということでした。
ケアマネージャー、医師、家族と私と相談して
明日往診に行って、お母さんに注射を教えることにしました。
このワクチンというのは、丸山ワクチンです。
今までずっと通院していた病院は、病院に連れて来れなければ
注射はできないので、往診で打ってくれるところを探しなさいということで
当クリニックにいらっしゃいました。
「もう、3日もお風呂に入っていない、母も疲れています、介護はどうなるんでしょうか?
注射は? 看護婦さんは?」
同居していない息子さんが大変心配しています。
自分もなかなか来れないそうです。
で、結局明日往診に行くことになったのです。
ケアマネに、訪問介護を急いで入れることを依頼しました。
訪問看護はどこも断られました。
えーーーーーーーどこもないの?
うちはまだ訪問看護を始めていません。
でも、たぶん保険請求できないけど、行くことになりそうです。
このまま家で看取ることを考えて、体の清潔を保てるよう、お母さんの負担も軽くなるよう、
そして、ワクチンも打てるよう、サポートすることにしました。
今日は午前は認知症のグループホームに往診。具合の悪い方がいて、臨時もありました。
午後も往診。血圧が徐々に下がっている膵臓がんの患者さんもいて、臨時往診しました。
夕方買い物をしていると、肝臓がんの患者さんのご家族から、熱が下がらないから
どうしたらいかという電話がありました。
連休前に、患者さんもご家族も不安が大きいようです。
いつでも電話していいですよーーーと、伝えました。

往診前に見つけた、道端のダンデライオン。
母が父にやってあげたいと思っていることをどうしてもやりたい」と
おっしゃって、往診の相談にみえた息子さん。
診療情報提供書がないため、詳しい病状がわかりません。
でも「癌の末期です、ただそれだけなんです」とおっしゃるばかり。
「一日でも早くワクチンを打ってあげたいんです、連休明けまで
待っていたら、ますます衰弱するじゃないですか、待てません」
ということでした。
ケアマネージャー、医師、家族と私と相談して
明日往診に行って、お母さんに注射を教えることにしました。
このワクチンというのは、丸山ワクチンです。
今までずっと通院していた病院は、病院に連れて来れなければ
注射はできないので、往診で打ってくれるところを探しなさいということで
当クリニックにいらっしゃいました。
「もう、3日もお風呂に入っていない、母も疲れています、介護はどうなるんでしょうか?
注射は? 看護婦さんは?」
同居していない息子さんが大変心配しています。
自分もなかなか来れないそうです。
で、結局明日往診に行くことになったのです。
ケアマネに、訪問介護を急いで入れることを依頼しました。
訪問看護はどこも断られました。
えーーーーーーーどこもないの?
うちはまだ訪問看護を始めていません。
でも、たぶん保険請求できないけど、行くことになりそうです。
このまま家で看取ることを考えて、体の清潔を保てるよう、お母さんの負担も軽くなるよう、
そして、ワクチンも打てるよう、サポートすることにしました。
今日は午前は認知症のグループホームに往診。具合の悪い方がいて、臨時もありました。
午後も往診。血圧が徐々に下がっている膵臓がんの患者さんもいて、臨時往診しました。
夕方買い物をしていると、肝臓がんの患者さんのご家族から、熱が下がらないから
どうしたらいかという電話がありました。
連休前に、患者さんもご家族も不安が大きいようです。
いつでも電話していいですよーーーと、伝えました。

往診前に見つけた、道端のダンデライオン。