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練習のパフォーマンスをあげる

2016年01月28日 | ゴルフ
何事も練習だけれども。
コーチングのメールにもヒントがありました。

「フロリダ州立大学のアンダース・エリクソン氏の「1万時間の法則」は、
技術習得のための必要条件として、さまざまな場面で取り上げられてきました。
どんなことでも、1万時間をその練習に費やせば、必ずうまくなると。
もちろん、漫然と1万時間を練習に費やせばいいのかというと
決してそうではありません。
 
ゴルフの下手なショットを、ひたすら1万時間繰り返したとしても、
下手なままでしょう。
 
「機械的に同じことを繰り返しても、なにも得られません。
目標に近づくように修正を重ねることが大切なのです。
努力してシステムを改良していくのです」
 
少しうまくなったとしても、同じことを長く続けていると、
どうしても行動は「自動化」され、変化に乏しくなります。
そして、それ以上の成長が起きません。
 
しかし、一流のパフォーマーは常に「現状を越える目標」を設定し、
行動の自動化に抗って成長を求めます。
 
世界的ベストセラー『EQ』の著者ダニエル・ゴールマン氏は、
近著『フォーカス』の中で、このエリクソン氏の理論に触れ、
練習には必ず、「フィードバックループ」が組み込まれる必要があると述べています。
 
「フィードバックは専門的な目を持った人から与えられるのが理想的で、
スポーツの世界で一流の選手はみなコーチをつけている」と。
昨年歴史的な勝利をワールドカップで上げたラグビー日本代表。
 
監督のエディー・ジョーンズ氏の偉業については
いろいろな角度から語られていますが、
彼が何よりもイノベイティブだったのは、
代表選手たちに160日の合宿をさせたことではないかと思います。
(それまでの日本代表は85日程度の時間しか取っていませんでした。)
 
朝の5時半から夜7時まで繰り返される練習。 
選手たちは、所属チームもあれば、
仕事をしながらのビジネスマンもいます。 
ジョーンズ氏は、さまざまな軋轢を選手に乗り越えさせて
時間を取らせた。時間を確保させた。 
そして、もうひとつの成功要因は、
可能な限りパフォーマンスを数値化して、選手にフィードバックし、
「実践・修正・実践」のループを回したこと。 
脈拍、血液中の酸素飽和度、試合中の走行距離、
タックルして一旦グラウンドに寝てから起き上がるまでの時間。 
ありとあらゆることを数値化し、選手の成長の糧として使いました。 
量とフィードバック。
どんな技術の習得にも欠かせない、2つの要素であるようです。」


フィードバックは重要です。
なかなかコーチにみてもらうことはできませんが、画像や動画をみせて
アドバイスをもらう時代になっています。
自分撮影をしてみましょう。