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難しい小児看護

2016年11月17日 | 看護師の仕事など
単心症で、内臓が左右対称で在宅酸素を使用している小児に訪問しています。
就学前のお兄ちゃんも妹もいて、遠方に住む両親にも頼れずに、
お母さんはひとりで頑張っています。

自分の精神問題、子供たちの喧嘩、子供への虐待などで多くの人たちが関わっています。

お母さん本人には、病院からの往診を開始し、家事援助は障がい福祉課からの
自立支援が入ります。うつ病になり、家事もできていません。
お兄ちゃんは、ADHDで県外の医療センターから内服薬が処方されています。
幼稚園も行って、幼稚園に発達支援のデイサービスが迎えに行っています。
偏食が激しいため食育センターにも通っています。
お兄ちゃんと一緒にお風呂に入ると、喧嘩になり、お風呂にしずめようとしたり
大変なことになるため、お兄ちゃんは、ヘルパーさんに入浴介助を受けています。
きょうだいでの喧嘩が激しいため、保健所に一時あずかりもされました。

単心症の病児には、医療センターの主治医、私たちステーション。
発達支援のデイサービスは、二か箇所に通っています

一番下の子供は、まだ2歳にもなっていません。
お母さんが上の二人の世話が大変で、健診も受けられていないため、
健康推進課の保健師さんも関わっています。
保育園に入りたいけれども、ご存知のとおり、あいていないです。
お母さんに甘えたくても、上の子どもたちに手がかかって甘えられず
泣いています。

このたび、お母さんがお父さんと児童相談所にいくはずが、行かないことになり、
お母さんは、行きたくない理由を訪問看護師に言いました。
さて、それをどこに連絡すればいいのか・・・・
そもそも児童相談所につないだのはどこだったのか・・・
デイサービスの職員は、
「お母さんと子どもは話したほうがいいから、施設にあずかりましょう」と言うけれども
酸素の使用や、病気が重たいので預かるところはないです。

「ヘルパーさんとか、デイサービスは自立支援は障がい福祉課です」
「それは子ども支援課の子ども支援係りです」
「一時あずかりは、児童相談所です」
「保健師は、そこのところはやらないので、上司と相談して・・」
電話のたらいまわしのようになりました。

結局、24時間対応する訪問看護がマネージしたほうがよさそうでしょう。



お母さん、一緒に頑張りましょう。