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会津本郷焼き

2017年04月29日 | 雑記






青い釉薬が綺麗です。

1593年に領主である蒲生氏郷が播磨国から瓦工を呼んで
鶴ヶ城の屋根瓦を製造させたのが始まりである。
17世紀中頃に藩主の保科正之の求めに応じて瀬戸から陶工・水野源左衛門が呼ばれて
本格的に焼き物の基礎を築いた。
1800年には有田や京都で学んだ佐藤伊兵衛が磁器の製法を伝え
現在の会津本郷焼の原型が完成する。
現在は大堀相馬焼(福島県双葉郡浪江町)についで窯元17と東北2位の規模を誇る、
1993年には通商産業省から伝統的工芸品産地として指定される。

会津本郷焼で使われる釉薬に「飴釉」がある。
飴釉は文字通り飴色で光沢を持っている。
この飴釉を使った代表的な陶器が「鰊鉢」で古くからニシンの山椒漬けに使われてきた。
また、磁器を製作している窯元も多いが、とりわけ会津藩主保科正之が弓隊を配し
開拓させた集落地である御弓新田(現在の新町)の唯一の磁器の窯元となった
佐竹富太郎の次男富三郎が明治5年に分家し、富三窯を開窯し、
4代目富三は、日本原産の花椿をモチーフにし、染付の技術技法とともに
会津焼の伝統を現代に生かすデザインを創案した。

らしいです。